球技大会②
「清香ちゃんがんばって~」
ボクの声援にラケットを振って応えてくれました
球技大会のテニスの試合なんですが・・・
はっきり言って、清香ちゃんは強いです
「さすがに、テニス部の方々には敵いませんわ」
なんて、謙遜してたけど・・・そこそこいい勝負できるんじゃないのかなぁ
清香ちゃんの試合を最後まで見ていたかったんだけど、ボク達の試合の時間が迫ってるので、第一体育館へ向かいます
「清香ちゃんはすごかったね
あれでテニスが趣味の範囲って
真剣に取り組んだらどうなるんだろうね」
「私がお蝶◯人って表現するのもわかるでしょ?」
「まぁそれはそうだけど・・・
美優って古いアニメに詳しいよね」
「そうそう、とても私達と同じ14歳とは思えませんね」
「美紀もそう思う?私の感じたままに言うと、頭の中は45歳ぐらいじゃない?」
「胸だけ10歳だけどね」
「美咲も美里も、それはあんまりだと思うよ
それに胸の事は美里には言う資格はないよ
ボクにも無いけどね」
「大丈夫よ、ヒカル
きっと成長するからね」
「こうして、ひんぬートリオの友情が深まったのであった、まる・・・
で、締めたからバスケットボールの作戦会議を始めます」
「「はーい」」
「それで、美咲の作戦は?」
「ノッポの美里さん作戦で行こうかと思うんだけど、どうかな?」
「私?
まぁ、それでなんとなくなりそうだけどね
でも、私のワンマンチームだと、スグに対策されそうだよ
やっぱり、チームとして動かないと、優勝は無理だって」
「でも、ヒカルがいるんだから無理はさせられないでしょ?」
「大丈夫よ、美優
例えば、ヒカルがボールを持っていたとすると、誰がボールを奪えるの?
ヒカルがシュートしようとしている時に、誰が邪魔できるの?
少なくとも、私は無理
そんな微笑ましい場面を目撃したらもう・・・」
「わかる、わかるわ美紀!
それじゃあ作戦は
”ぁあ?てめーヒカルの邪魔する気?沈めるぞ?”
に決定ー!」
パチパチパチパチパチパチ
「いや、チョット待って、脅しちゃダメだよ
それに、沈めるって何、東京湾なの?」
「東京湾より駿河湾の方が深いからオススメ
・・・って、そんな訳ないでしょ
殺すのはいくらなんでもねー、沈めるなら風俗でしょ」
「ダメだよ美優
そんな事したらボクがまるで悪の女王様みたいじゃない・・・」
「ハイハイわかりました
そう言う事だから・・・3Dのスパイさん
ヒカルは正々堂々とヤりたいんだって」
「ご、ゴメンナサイ!」
と、パタパタと走り去っていく、あれは、一回戦の対戦相手の人?
「と、言う事で作戦は
美里が赤城で、美優が流河、美紀は体力が切れた参井、私は美山羊ね」
「ほ、ボクは?」
「「「「安斎先生で」」」」




