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ボクはTSお嬢様?  作者: 胡桃
2章 学園中等部2年生編
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お誕生日会@美里のおうち②

「ごきげんよう、ヒカル様」

「様って、どうしたの清香ちゃん?

 ボクの事はヒカルって呼び捨てにして欲しいな

 もしくは、いつもみたいにヒカルさんとか・・・」

「いえ、ここは学園内ではありませんのでケジメをつけませんと」

「それでも、様はいやだよ

 お誕生日会なんだから学園の延長だよ」

「そうですか、それでは改めて

 ごきげんよう、ヒカルさん」

「うん、それでおっけー」

「いや、あんたたち、ツッコむ所はソコじゃなくて、”ごきげんよう”じゃないの?」

「どうしてですか美咲さん、”ごきげんよう”は普通に使うご挨拶ですわ」

「いやいや、普通は”こんにちは”とか、”おはよう”とか”オイーッス”とかでしょ?」

「・・・オイーッスってどこの体育会系(ドリフターズ)ですの?

 それは置いておいて、”ごきげんよう”はどの時間帯でも使えて便利ですわ

 特に、今のような”おはようございます”か”こんにちは”で迷うような時間ならなおさらです」

「確かに・・・そう考えると効率的ね

 そういえば芸能界だとすべて”おはようございます”を使うって言うし・・・」

清香ちゃんスゴイです、美咲を論破してしまいました

恐るべしお嬢様・・・

「あ、車が来たよヒカル、美咲も轢かれないようにコッチへ」

「メルセデスでしたら、美紀さんかしら」

「だったらさあ・・・」



「おはようございます、みなさん、お待たせしました」

「「「「ごきげんよう美紀(笑)」」」」

「え?何ですか、清香さんは別として・・・

 拾い食いでもしたんですか?」

「ボク達が清香ちゃんから”ごきげんよう”の使い方を教えてもらってただけだよ

 それでね、今日はみんなで”ごきげんよう”で統一しようかなって言ってたんだ」

「ヒカル・・・だめですよ、今日は”お誕生日おめでとう”でしょ?」

「あ、そうだった、そっちが優先だよね

 ゴメン、悪乗りしちゃった・・・」

「美里に会う前だからセーフにしておきましょう」

「うん、それじゃあ行こうか?」

「みんなこっちよ~」

「は~い、って美優は引率の先生みたいだね」

「・・・ヒカルちゃん、迷子にならないでね~」

「ゴメン、ボクが悪かった」

「ふふふ、それじゃあ素直なヒカルには、ボタンを押させてあげるね

 2501って押してからコールボタンを押してね」

「うん、にぃごぉまるいちぃ~っと、ぽちっとな」

「「「プッ」」」

「まだそのネタを引きずってたんですね」

「まぁまぁ、美紀、ヒカルはおこちゃまなんだから、生暖かく見守ってあげるんです」

「ぶぅ~、美優が今日もドSです」

〈は~い、どちら様ですか?〉

「土山美里さんの御宅ですか?

 ヒカルと楽しい仲間達です」


何、そのグループ・・・

まぁ間違って無いけどね

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