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ボクはTSお嬢様?  作者: 胡桃
2章 学園中等部2年生編
147/273

3学期の始まりです

何故なんだろう?

学習出来ないのかな?

えらい人ってお話が長いよね

まわりの迷惑も考えて欲しいよ

あれ?デジャビュっていうヤツ?

こんな話、以前にしたような・・・

気のせいだね

そういう事にしておこう

学園長先生の長話が終わればHRホームルームだからね


・・・どうしたんだろう?

美紀が挙動不審

おしっこを我慢してるのかな?

「美紀、どうしたの?」

「え、あ、ちょっとね

 詳しい事は後で話すわ

 それより、そろそろ終わるわよ」

「あ、そうだね、じゃあ後で」


「それでどうしたの美紀?」

「キョドってたよね?」

「と、いうか、探してた?」

流石です美咲、美優、美里

気づいてたんだね

もしかして、学園長先生のお話の間だから黙ってたのかも


「実は・・・私がお茶を習いに行ってる先生の所に同い年の方がいるんですけど

 その方が今日からこちらに転校してくるって聞いてるので、探していたんですが・・・

 見つけられませんでした」

「なるほど、朝のHRの時に紹介が無かったからうちのクラスでは無いんでしょ

 H組でしょうね」

「え!どうしてそんな事までわかるの?美咲は職員室に盗聴器でも仕掛けてるんじゃ・・・」

「ちょっと待ってヒカル、それは流石に無いわよ

 それに、H組なのは誰でも想像が付くわよね」

「そうよ、H組だけが29人だったでしょ?」

「え~そんな事知らないよ~少なくとも美優はボクに教えてくれなかったもん」

「そうだったっけ?

 1学期はA組とH組が29人で球技大会で不利だ~ってやってて、9月からヒカルがA組に来たから・・・

 確かに言って無かったね、ゴメン」

「わかれば宜しい

 で、その子を見つけられなかったんだ?」

「ええ、髪型も特徴があるし、背も高くてスタイルもいいし・・・美人さんですよ

 家柄も良くて、悪い人では無いので、機会があれば紹介しますね」

「いいとこのお嬢様なんだ?

 背が高いのかぁバレー部にスカウトできるかなぁ」

「美里よりは低いですけどね

 おっぱいが邪魔をしてスパイクが打てないかも・・・」

「ぬぁ~にぃ~!!巨乳は敵だー

 ・・・モゲロ!」

「まぁまぁ美優もそんなに反応しなくても・・・私よりは小さいですから

 それに、家柄も旧華族の伯爵家だったハズですから

 ヒカルにタメ口をきいてる私達がいまさらって感じですよ」

「ヒカルは親友だからいいんだけど、さすがに初対面の人にはね

 それなりの口調で話をしちゃうね」

「美里なら肉体言語で話をしそうな・・・あ、ゴメン、ボクの勝手なイメージだけど」

「失礼ね、体育会系は上下関係が厳しいからちゃんと敬語は使えるわよ」

「そうか、それもそうだね

 ・・・お喋りしてたらあっと言う間に教室に着いちゃったね」

ん?

どうしたんだろう?

なんだか教室に人だかりが出来てる・・・

バレバレですかね・・・

伏線がはっきりしすぎていたかも知れません

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