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ボクはTSお嬢様?  作者: 胡桃
2章 学園中等部2年生編
140/273

日本人なら温泉だろ?②

お待たせしました

本日より更新再開です

通信環境にトラブルが発生した為遅くなりました

申し訳ありませんm(__)m

・・・忘れ去られてないよね?

「でも、どうして別府温泉なの?」

「やっぱり世界一ィィィィィだからじゃないの?」

「・・・美優って変な所で語尾を伸ばすんだね

 って、それはいいとして、別府温泉って世界一なの?」

「そうよ、人が入浴可能な温泉では温泉湧出量世界一よ

 源泉数も多いし、泉質も放射能泉以外の10種類が揃ってるしね」

「へぇ~そうなんだ、てっきりおじいちゃんの好みだとばかり思ってたよ」

「自衛隊の駐屯地がすぐ傍だからヒカルの安全を優先した・・・とか?

 まさかね~」

「手配した人が人だけに・・・ありうるかもね」

「・・・ごめんなさい、ヒカルの事になるとやりすぎる人で

 でも、悪気があってやってるんじゃ無いからね」

「うん、それは分かってるよ、過保護なだけだよね

 おじいちゃんズは」

「「ぷっ」」

「そこで複数形を持ってくるかぁ~」

「ふっふっふっ、今回のはウケたね

 ユキさんもアヤさんも噴き出したのを確認済みだよ

 ボクのギャグセンスもナカナカの物でしょ?」

「いや、そこで調子に乗らなければ・・・ねぇ」

「お嬢様、間もなくお食事のお時間です」

「あ、は~い、食べるのはお部屋?それとも食堂とか?」

「わざわざお嬢様にご足労願うような手配をする人だと思われますか?」

「「だよね~」」

ユキさん、相変わらずナイスタイミングだね~



それにしてもね~

確かに美味しいよ

ふぐも美味しい、お肉も厳選されてる、蟹も絶品だよ

だけど、この量は何なの?

多すぎるよ

育ちざかりの男の子なら食べられるかも知れないけど

女の子の胃袋にこれは無理!!

・・・あ


そうか、ボクの胃はもう女の子の胃なんだね

胃の大きさまで変わっちゃったんだ・・・

いつのまにかお風呂も普通に入れるようになってるし

自分の体で見慣れたからかなぁ?

そうだよ、きっとそうに違いない

だって、おっぱいの大きな美紀と一緒にお風呂だったらまだドキドキするもんね

だからちっぱいの美優は平気なだけなんだよ・・・多分


「お嬢様、お口に合いませんでしょうか?」

「あ、いや、そうじゃなくて・・・

 美味しいのは美味しいんだけど、量が多くてとても食べきれないだけだよ」

「御無理はなさらないで下さい

 こういった日本旅館のお料理は成人男性がお腹一杯になる事を前提にした量で用意されるモノです

 お嬢様でしたら食べきれなくて当然です、気にする事はございません」

「それはそうなんだろうけどね・・・

 お料理を無駄にする事に、なんだか少し抵抗感があるというか、罪悪感を感じるというか・・・」

「ヒカル、それってきっと日本の心”もったいない”の精神だよ、きっと」

「美優、”もったいない”は分かるんだけど、なぜ日本の心なの?」

「それはね、アフリカの某国で国策として推奨されてるんだよ

 日本の心”もったいない”を実践して、日本のように豊かになろうってね」

「へぇ~そうなんだ・・・あ、でも日本も今は貧困問題もあるでしょ

 ワーキングプアとか非正規雇用とか?」

「そりゃそうでしょ、日本人は”もったいない”の精神を忘れてしまってるじゃない」


なるほど~

確かに”もったいない”ってお年寄りしか使わない言葉だよね


正解は別府温泉でした

ヒントが少なすぎたかなぁ?


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