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ボクはTSお嬢様?  作者: 胡桃
2章 学園中等部2年生編
108/273

番外編⑤

意表を突く昼間の更新!

(番外編ですが)


PV500k記念

おじいちゃん視点で~す

「旦那様、パティシエ協会に打診した所

 未成年で義務教育も終えられていない方の就任は

 国内の業界団体では前例もなく大変厳しいとの事で

 お嬢様が成人なされるまで、旦那様にぜひ名誉会長にお就きいただきたいとの事です

 いかがなさいますか?」

「ふむ、ヒカルの為の中継ぎという訳だな、それならかまわんぞ」

「畏まりました、返事をしておきます

 それと、お嬢様宛てに旧鳥羽伯爵家より御令嬢のお誕生日会の招待状が届いておりますが・・・」

「ほぅ?とりあえず断っておけ

 少なくとも義務教育が終了するまでは公式に表に出すつもりは無い

 あぁ、陛下に対しては例外だ、お誕生日のご挨拶にはヒカルも連れて行くつもりだから準備を頼む」

「畏まりました、お嬢様のお召し物はいかがいたしましょう?」

「そうだな、お誕生日の挨拶は洋装、新年の参賀は和装で準備してくれ

 そうだ、コートは薫子の成人の時に贈ったセーブルのコートがあっただろう?

 薫子が置いて出て行ったハズだが、あれをヒカルのサイズに仕立て直しておいてくれ

 問題は和装だな、間に合うか?」

「微妙、いえ、かなり厳しいかと・・・

 陛下への年賀ともなれば相応の逸品を用意せねばなりません

 それを、今から作らせるとなると、時間がありません

 急がせるあまり品質が落ちては本末転倒です」

「そうか・・・

 よし、奥の間にある着物を出してくれ」

「奥様のお着物をですか?

 確かにあれでしたら仕立て直しでも失礼には当たりませんが

 よろしいのですか?」

「構わない、ヒカルの為ならあいつも文句は言わないだろう

 それに、着物は桐の箪笥に眠らせていてもいい事は一つもないさ

 着物に限った事では無いが、物は使ってこそ初めてその価値が出るんだ

 大事に飾っているようでは一億円の茶碗もゴミ以下の価値しか無い

 そうだ、明治大帝より下賜された着物があったな?あれを使おう」

「国宝級の逸品でございますな、良い物になりそうです

 職人の指定はごさいますか?」

「ちゃんとした仕事が出来れば誰でも構わんが」

「それでは、お嬢様のご友人の父が経営する店に任せましょう」

「ヒカルの友人関係なら、ある程度は便宜を図ってやれ

 話が逸れたな、それで、鳥羽家か・・・どこから嗅ぎつけてきたのか

 鳥羽家の情報は?もう調べてあるんだろう?」

「はい、この書類です」

「羽林家か、孫が二人、男の子が19で女の子が14・・・ヒカルと同い年になるのか

 家格からして、ヒカルの学友に申し分無いな

 鷹峯女学園に通う気はないか聞いておいてくれ

 恐らく断る事は無いと思うが、編入のタイミングはお前に任せる」

「畏まりました」


薫子の時は仕事にかまけて、家族サービスに手が回らなかったが

同じ失敗はしない

ああ、ヒカルと出かけるのが楽しみだ

おじいちゃんが名誉会長の間は

イチゴショート普及週間などは制定されません


ヒカルが継いだら・・・((((;゜Д゜)))))))


7/13誤字修正

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