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ボクはTSお嬢様?  作者: 胡桃
2章 学園中等部2年生編
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デイ○ニーランド⑥

「それじゃあここで再入場のスタンプを押してもらってね~・・・ヒカル以外」

「え?どうしてボクだけ仲間外れなの?」

「あーナルホド、ヒカル、えーとね、再入場のスタンプって、手の甲に押すでしょ?

 それで、入る時に紫外線を当ててスタンプを確認するのよ」

「ヒカルに紫外線を当てるなんてとんでもない事なんだから、例外扱いは当たり前ね

 と、いう事で、ヒカルはチケットにスタンプを押してもらいましょ」

「う、うん・・・」

こういうのは、仕方ないんだろうなぁ

みんなと一緒にスタンプ押してもらいたかったけど

「ねえ、お姉さん!入る時のライトはチケットにするとして、スタンプは手に押してもらっていいかな?」

「は、はい、構いませんが・・・ハイっどうぞ~」

「あ、ありがとうございます

 美里もありがとう

 でも、どうして・・・」

「わかるわよ、と・も・だ・ち だもんね

 特別扱いより一緒がよかったんでしょ?

 まぁ、ヒカルがお子様って事ね」

「どーせ、お子様ですよ~だ」

「まぁまぁ、美里も胸はお子様なんだから人の事は言えないわよ」

「クっ、その上から目線・・・

 いいのよ、私には胸の大きさよりバレーだからね」

「胸じゃ無くて、大胸筋ですね、わかります」

「美優・・・スゴく的を得た表現ね

 美紀が爆乳で、美里が大胸筋、美優がちっぱいで、ヒカルが微乳、ふつーなのは私だけね」

「美里はともかく、ヒカルと私の扱いが・・・

 バカな事言ってたら到着だよ

 みんな、ケーキセットでいいかな?」

「ボクはいちごショート!!」

「好きだね~ヒカルは・・・私はブルーベリータルトにしようかな?」

「じゃあ私はアップルパイにしますね」

「私もアップルパイにします」

「アップルパイが一番人気か~、う~ん悩むなぁ一つに決められないよ」

「美里なら3つぐらい食べられそうだよね」

「その手があったか!!じゃあアップルパイとチョコケーキとクランベリーのムースで」

「・・・知らないよ、太っても

 すいませ~ん、いちごショート2つ、アップルパイ3つ、ブルーベリータルトとチョコケーキとクランベリーのムースが1つづつで」

「美優もいちごショートにしたんだ?いちごショートの美味しさがわかってくれて嬉しいな

 スポンジ、生クリーム、いちご、この3つの黄金比率を極めた逸品・・・

 いちごショートこそ基本にして至高のケーキなんだよ

 いちごショート普及委員会があるなら、ぜひボクが名誉委員長に就任したい!!」

「あっ!」

「どうしたの?アヤさん」

「なるほど、そうだったんですね・・・私も次からそうしますね

 美優ちゃん、やるわね」


もう、なんなの?

アヤさんも美優も・・・

二人で頷き合っちゃって

ハッ!これはもしや・・・禁断のGLというヤツですか?

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