デイ○ニーランド⑥
「それじゃあここで再入場のスタンプを押してもらってね~・・・ヒカル以外」
「え?どうしてボクだけ仲間外れなの?」
「あーナルホド、ヒカル、えーとね、再入場のスタンプって、手の甲に押すでしょ?
それで、入る時に紫外線を当ててスタンプを確認するのよ」
「ヒカルに紫外線を当てるなんてとんでもない事なんだから、例外扱いは当たり前ね
と、いう事で、ヒカルはチケットにスタンプを押してもらいましょ」
「う、うん・・・」
こういうのは、仕方ないんだろうなぁ
みんなと一緒にスタンプ押してもらいたかったけど
「ねえ、お姉さん!入る時のライトはチケットにするとして、スタンプは手に押してもらっていいかな?」
「は、はい、構いませんが・・・ハイっどうぞ~」
「あ、ありがとうございます
美里もありがとう
でも、どうして・・・」
「わかるわよ、と・も・だ・ち だもんね
特別扱いより一緒がよかったんでしょ?
まぁ、ヒカルがお子様って事ね」
「どーせ、お子様ですよ~だ」
「まぁまぁ、美里も胸はお子様なんだから人の事は言えないわよ」
「クっ、その上から目線・・・
いいのよ、私には胸の大きさよりバレーだからね」
「胸じゃ無くて、大胸筋ですね、わかります」
「美優・・・スゴく的を得た表現ね
美紀が爆乳で、美里が大胸筋、美優がちっぱいで、ヒカルが微乳、ふつーなのは私だけね」
「美里はともかく、ヒカルと私の扱いが・・・
バカな事言ってたら到着だよ
みんな、ケーキセットでいいかな?」
「ボクはいちごショート!!」
「好きだね~ヒカルは・・・私はブルーベリータルトにしようかな?」
「じゃあ私はアップルパイにしますね」
「私もアップルパイにします」
「アップルパイが一番人気か~、う~ん悩むなぁ一つに決められないよ」
「美里なら3つぐらい食べられそうだよね」
「その手があったか!!じゃあアップルパイとチョコケーキとクランベリーのムースで」
「・・・知らないよ、太っても
すいませ~ん、いちごショート2つ、アップルパイ3つ、ブルーベリータルトとチョコケーキとクランベリーのムースが1つづつで」
「美優もいちごショートにしたんだ?いちごショートの美味しさがわかってくれて嬉しいな
スポンジ、生クリーム、いちご、この3つの黄金比率を極めた逸品・・・
いちごショートこそ基本にして至高のケーキなんだよ
いちごショート普及委員会があるなら、ぜひボクが名誉委員長に就任したい!!」
「あっ!」
「どうしたの?アヤさん」
「なるほど、そうだったんですね・・・私も次からそうしますね
美優ちゃん、やるわね」
もう、なんなの?
アヤさんも美優も・・・
二人で頷き合っちゃって
ハッ!これはもしや・・・禁断のGLというヤツですか?




