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ボクはTSお嬢様?  作者: 胡桃
2章 学園中等部2年生編
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○ィズニーランド④

「もうすぐパレードでしょ?どこで見る?美里のオススメは?」

「トゥーソタウンの入り口かな?

 あそこなら反対側は木が生えてて、観覧席が片側にしか無いから

 パレードの出演者の人がすべてこっちを向いてくれるんだよね」

「おお~なるほど、両側だと半分は反対側を向くって事か、美里はスゴイね」

「あ~ゴメン、ヒカルの席は用意されてるのよ

 ワーノレドバザーノレとツンデレラ城の間の広場の正面側だって」

「え~と、美優、それは・・・そこでしか見ちゃダメって事?」

「いや、別に見なくてもいいんだけど、パラソルで日陰を作って紫外線対策をしてあるんだって

 これはおじいちゃんが捻じ込んだんじゃなくて、パーク側からの提案だよ

 ヒカルに対する特別扱いじゃなくて、ヒカルの病気に対するパーク側のサポートだからね」

「うっ、そんな事言われると、せっかくの心遣いに断れなくなるじゃない

 ボクは誰か(吉村さん)たなごころの上で踊らされてるような・・・」

「そうそう、夜のエロクトリカルパレードも同じ場所でキープされてるよ

 紫外線は関係ないけどね」

「・・・とりあえず移動しようか?」


「あ~ここだね

 紫外線対策のパラソルはいいとして

 テーブルと椅子なんか並べて・・・

 意図がバレバレだよね

 吉村さんは隠す気はなさそうだね」

「そうだね、ヒカルの快適さを優先って所だと思うよ」

「わざわざセッティングしてあるのを無駄にする訳にもいかないからね

 大人しくここで見るよ」

「パレードの間の飲み物はどうする?キャストの人に注文すれば持ってきてくれるよ」

「じゃあボクはコーラにしようかな」

「私はペコリにしよう」

「私はウーロン茶にしますね」

「・・・コーラにする」

「じゃあ、ヒカルと私と美咲がコーラで美里がペコリ、美紀がウーロン茶ね

 すいません、コーラ3つとペコリとウーロン茶を1つづつお願いします」

「申し訳ありません、大人の事情(スポンサーの都合)でペコリは水瓶座、ウーロン茶は爽権媚茶でのご提供になりますが宜しいでしょうか?」

「あ~仕方ないね、それでお願いします」


「ねぇ、美里

 さっきから気になってたんだけど

 出演者がこっちに向かって礼をしていくように見えるんだけど

 気のせいだよね?」

「やっぱり、ヒカルにもそう見えてたんだ・・・

 私の目の錯覚じゃ無かったんだね」

「でもさぁ、プリンセスの礼って本当にドレスのスカートを抓んで礼をするんだね

 あ、ホラ、朝のトランプ兵もいるよ、敬礼だね」

「トランプ兵が敬礼したって事はヒカルがハートのクイーン?」

「それはないでしょイメージ的に・・・どうせなら不思議の圀のマリスに出てくるウサギじゃない?」

「それならアリかもですね、白いですし、瞳も赤いですし・・・」

「うさぎ・・・ウサ耳・・・バニーガール・・・ハァハァ」

「アヤさん、ボクはそんなコスプレしませんからね」

「「「そ、そんなあぁぁぁぁぁ」」」


アレ?今何人かハモったような・・・

イヤイヤ、気にするのはよそう、どうせいつものメンバーだし


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