ディズ○ーランド②
「ふぅ、それにしてもすごい人だね~
トイレに行くだけでも一苦労って・・・
はぐれないように注意しないとね」
「そうね、人、人、人の波ですよね
でもね、ヒカル、そのセリフは”ふらぐ”って言うらしいのよ」
「え~~~美紀の口からフラグだなんて・・・
なんだかイメージが崩れるよね?」
「そうそう、カタカナ語が合わないというか・・・分かりやすく言うと
×ダンス
◎日舞
○盆踊り
△阿波踊り
ってイメージなんですけど(笑)」
「ちょっと、美咲、ヒドイです
日舞はいいとしても、どうして盆踊りと阿波踊りなんですか?」
「え?
う~ん
改めて聞かれると、イメージとしか言いようが無いんだけど
強いて言えば浴衣で踊るというか、和装のイメージかな?」
「あ~それはワカルよね、
ヒカルがお茶と言えば、テーブルでメイドさんが淹れた紅茶って感じだけど
美紀だと和室で自分でお抹茶を点ててって感じがする」
「そして、美里は足が痺れながら和菓子を他人の分まで食べちゃうんですね、ワカリマス」
「ウッ美優まで・・・でもまぁ、自分でもやっちゃいそうと思ったけどね」
「さて、みんな、例の計画を始動しようと思うんだけどいいかな?」
「「!!」」
「ヒカル・・・なんて恐ろしい子なの」
「でもショック療法って事にしちゃいましょう」
「?・・・!!
えっ、何?」
美里に右腕をアヤさんに左腕をしっかりと掴まれた美咲はまだ分かってないようです
「今からホーンテッドマンツョンへ突入します
トイレは済ませたので失禁の恐れはありませんよね?
どうしても心配なら・・・
”介護用パンツ”」
「いや、美優、その青タヌキの道具のようなセリフは大人の事情に触れてしまうじゃないですか~
それにオムツプレイだなんて、マニアックな・・・」
「大丈夫よ、美咲、ここはそんなに怖くないから、慣れさせるのに丁度いいのよ」
「あぁ、お母さん先立つ親不孝をお許し下さい」
「美咲、ボクは一緒に乗りたいな?」
と首を30度傾けてみる
「!!、何その破壊力は・・・
クッ、ヒカルと一緒・・・でも、怖いし・・・
う~、そんな顔で見つめられると
・・・
・・
・
解ったわよ、行けばいいんでしょ、行けば!!
そのかわりヒカルと一緒に乗るからねっ」
「やった~、さっすが美咲だね
そうと決まれば早速行こう!!」
「そうだね、そこのメイド服のキャストの所だよ」
「ねえ、美里、このメイド服って・・・
色使いといい、蝙蝠みたいなアクセントといい
冥土服って感じだよね?」
「お~い山田君、座布団1枚持ってきて~」
「・・・美優、そのネタはもう昨日やったでしょ?」
「あ・・・」
「フフフフフ」
「「「「?」」」」
「じゃぁ~ん」
いや、アヤさん・・・その小さな座布団は招き猫用?
わざわざ用意したんですねorz




