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翼を広げて  作者: とにあ
自由にまばらに
37/400

はな

ひらり


 ひらり


   ひらり




舞い落ちる白い花びら



それは記憶のように



  時のように



止まることなく降り積もる




 「キレイ」




ひらり



 ひらり



   ひらり



朱い花びらが舞い降る



「死体は栄養が高いんだよ」



ひらりひらりひらり



ひらり



  ほろり



風が花びらを撒き散らす



「命は大地に還り、花となり、舞降るコトで心にも還るのさ」



ひらり



  ひらり



「ねぇ」


あなたも誰かのところに還るの?


ほろりほろりとこぼれる雫




あなたの声はもう還らない



「おかえり、……なさい」



ひらりほろり


ただ風に舞い踊る小さな花びら達







誰もいない花吹雪(サクラ)の日

 

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