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63時間目「唸れ鉄針、五斗米道武術」

一刀「決勝戦が進み、俺と桃香がさ迷っていると湖を発見し、桃香が水浴びをすることに、その間見張っていた俺の前に水魔の雫が現れてしまい、彼女のお色気にまんまとはまってしまう俺。それを見た桃香が対抗心で上着を脱ぎ捨てたが下着をつけ忘れてしまいポロリを見せてしまった桃香は羞恥心で再び黒桃香に変身し、鼻の下が伸びきった俺を遠くの彼方にぶっ飛ばしてしまうのだった 」

とある場所では


華佗「みんなはどこにいるのだろう? 」


華佗がみんなと合流すべく、仲間を探していた。


華佗「しかし見渡す限り森でここが何処なのかまるで見当がつかないな 」


華佗がみんなを探していると


キランッ☆ミ


華佗「昼間に流星とは珍しいな 」


実は流星ではなく、前回桃香に殴り飛ばされた一刀であった。


そんなとき


ビューッ!!


華佗の近くを竜巻が襲う



華佗「うわっ!? 」


サッ


早めに気づいたため何とか避けた華佗だった。


華佗「(こんなところに竜巻だなんておかしいぞ!?)そこにいるのは誰だ! 」


華佗が叫ぶと


?「へぇ、計算だと直撃するはずなのになかなかやりますね 」


ガサッ


華佗が叫ぶと木の上から女の子が降りてきた。


嵐「私はデスドラゴンナイツNo.8『風狂の嵐』こと宮澤嵐。よろしくね 」


ジャキンッ!


嵐は剣をもって構える


華佗「そっちが自己紹介したのなら俺もしなくちゃな、俺は五斗米道十代目師範の華佗元化だ 」


スッ!


華佗も懐から針を取り出して構えた。


嵐「ごどべいどうなんて聞いたこと… 」


嵐が言うと


華佗「ちがーう!!ごどべいどうじゃないゴッドヴェイドォーだ! 」


華佗が注意をした。


嵐「(何でこいつムキになってるの!?)まぁどっちでもいいさ、あんたはここで死ぬのだからね 」


ジャキンッ


嵐は得物の剣・風獄斬を抜くと



嵐「『風龍の嵐獄(ウイングドラゴンストーム)』! 」


ゴォッ!!


剣をふるって竜巻を発生させた。


華佗「(さっきの竜巻はあれか)くっ!? 」


サッ


しかし華佗は竜巻を避けきった。


華佗「俺だってだてに学園代表に選ばれてるんでね負けるわけにはいかないさ 」


華佗が言うと


嵐「なるほどね、私はあなたを少々見くびっていたようね 」


そして嵐が少しの間黙りこむと


嵐「華佗元化、計算より少し能力ステータスアップ


そして


嵐「『風龍の嵐獄(ウイングドラゴンストーム)』! 」


ゴォッ!!


再び竜巻を華佗にぶつけてきた。


華佗「悪いがその技はもう見切って… 」


サッ


華佗はさっきのように避けようとするが


ドゴッ!!


華佗「なっ!? 」


急に竜巻の速さが変わって華佗に直撃した。


華佗「ぐほっ!? 」


ドサッ


攻撃をもろに食らった華佗はその場に倒れこむ。


華佗「(馬鹿な竜巻が急に変化するなんて!?) 」


華佗が驚いていると


嵐「どう、驚いたでしょう天才軍師の私は計算によって竜巻を自由に操れるのよ。さっきと同じだからって油断したあなたの負けよ 」


確かに今のは油断した華佗の失敗だった。


華佗「(ちっ!相手がNo.8だからって油断した俺の敗けだ!) 」


はっきり言って華佗の実力は桃香よりは強いものの、全体面でいえばNo.9にあたるのだ。


華佗「(くっ!?今ので肋骨(ろっこつ)が何本か折れてしまった!?) 」


ここにきてピンチの華佗に対して


嵐「さっさとギブアップしなさい! 」


ブンッ!


剣で斬りつけてくる嵐


いくら華佗がゴッドヴェイドォーの使い手とは言ってもゴッドヴェイドォーは自分の治療が出来ないのだ。


しかし華佗は諦めない


華佗「これは使いたくなかったが 」


スッ!


華佗は指を二本立てて


華佗「五斗米道武術・腹下し拳 」


ビシッ


嵐に命中させると


嵐「一体何のまね… 」


嵐が最後まで言おうとすると


ピ〜ゴロゴローッ!


嵐のお腹が鳴り出した。



嵐「なっ!? 」


カランッ


両手でお腹をおさえておもわず剣をはなしてしまう嵐


嵐「あなた、私に何をしたの!? 」


嵐が聞くと華佗は


華佗「簡単なことさ、俺の指圧で君のお腹を刺激したのさ 」


しかし嵐は


嵐「それくらいで勝ったつもり!お腹が痛くたって戦うのがデスドラゴンナイツなのよ。最後にあなたを倒してゆっくりと用を済ましてもらうわ 」


スッ!


そして嵐は落とした剣を拾うと


嵐「『風龍の嵐獄(ウイングドラゴンストーム)フルパワー』! 」


ゴォッ!!


嵐はお腹を痛めながらもさっきまでとは比べ物にならない技を繰り出した。


すると華佗は


華佗「こうなったら俺もゴッドヴェイドォーの奥義を使わなくてはな!? 」


華佗は懐から針を取り出すと


華佗「五斗米道武術・究極奥義、『硬体壺(フルメタルポイント)』! 」


ブスッ!!


華佗は針を自分に突き刺すと


カチカチンッ


華佗の体がどんどん硬くなってきていた。


そして


ドガガッ!!


鋼の体になった華佗と嵐の技が激突しあい、どちらが勝つか分からなかったが



パンッ!


両者のボールが割れてしまった。


嵐「何で!?私のボールが割れるの!? 」


嵐が驚いていると


華佗「簡単なことさ、俺が竜巻を体で受けているときに針を投げたのさ 」


つまり華佗は竜巻を食らいながら針を嵐のボールめがけて投げて割ったのだ。



シュシュンッ


そしてルールによりコロシアムに戻される二人であった。


ちなみに余談であるが嵐は戻ってきたときに直ぐ様トイレに駆け込んだらしい。


孤狼「孤狼だ!みんな頑張ってるじゃねぇか俺も兄貴として頑張らねぇとな、だが俺にふさわしい相手は一番強いやつなんだが二番目に強いやつと当たっちまったがまぁいいや♪兄貴として負けるわけにはいかねぇぜ。次回、『兄貴VS兄貴』そういえば次話で話数が前作を越えるらしいが関係ねぇや♪ 」

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