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迷宮と掲示板 改稿版  作者: Bさん
2章 森と草原の迷宮
13/88

11話

「あれ、もう終わったの? マスターって早いの?」

「いや、違う。俺だって我慢は出来るさ」


 我慢は別の意味でだが、早いというのは男として修正したい。

 猫耳の少女を隣に並ぶように促す。


「新しい仲間だ。名前は……何にするか」


 ネクとタリスに紹介するにも名前は必須だろう。

 名前を与えて使い魔として完成すると書いてあった気がする。

 少女の方を見ながら連想出来る内容を考えていく。

 猫耳、キャッツイヤー、cat's ear、ca t 's ear、tear、ティア。


「名前はティアだ。宜しく頼む」

「……ティア……私の名前?」


 少女ことティアが俺に聞いてくる。もしかしたら本当の名前とかあったのだろうか。

 だとしたらそっちでも構わないのだが。


「ああ、もしかして別の名前が良かったか?」

「ううん。ティアがいい。私はティア。よろしく」


 ティアは自分の名前を確認するように連呼する。

 そしてネクとタリスの方を見て名前を告げた。

 ネクとタリスもその様子を見て頷いている。

 もしかしてティアは名前に関して何か過去のしがらみでもあったのだろうか。

 考えてみると使い魔というモノに関して、俺は余りに知らな過ぎるようだ。

 調べてみるのもいいだろう。


「あたしはタリス。こっちのスケルトンはネクね。同じ使い魔同士よろしくね」


 そんな事を考えていると、使い魔たちが顔合わせを進めていたようだ。

 後は勝手にどうにかしてくれるだろう。


「んじゃ、夕飯を食べよう。そろそろ良い時間みたいだしな」


 ここでのルールなんかの説明は2人に任せるとして、無限箱の置き場に向かう。

 肉と野菜を取り出すと塩と胡椒を振って窯に放り込む。

 そろそろちゃんとした料理を作ってみたいものだ。

 肉野菜炒めくらいしか出来そうにないけど。


「こっちはこんなもんだな。風呂掃除に行ってくる」

「あ、もうそっちは終わったわよ。そろそろ沸くと思う」


 俺がそう言うとタリスが続くように言ってきた。

 どうやらティアを説得している間に準備を済ませてくれたらしい。

 礼を言ってPCの方へ向かう。使い魔3人はネクとタリスの部屋に入っていく。

 採寸とかするのだろうか。ちょっと覗いてみたい気もするが自重しておく。


 PCを起動させその中からマニュアルを開く。

 項目には魔物図鑑というのが追加されていた。

 以前暇な時に何となく見ていて発見をしていた。

 そこには今まで出会った魔物の詳細が記載されている。

 種族的に人間に近くても食べてはならない物とかあったら困る。

 俺はその中から2階層の獣人を選んだ。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


 獣人


容姿

獣の特徴部位を人間にくっつけた容姿を持つ種族。

その種類は様々で、犬、猫、狐、狸、熊など哺乳類全般に当てはまる。


生活

基本的に屋内で生活するよりも穴倉や野外で過ごす事が多い。

家を作っても木造の簡素なものくらいである。

食料は獣の種類によって変わるが、基本的に雑食である。

寿命は人間と変わらない。


風習

野生的な生活を行う為、力こそが正義と思われている。

その為、嫁は力で手に入れるものである。

とは言え、他人の嫁には手を出さないのが当たり前となっている。

集落で一番強い者が長となり好き勝手出来るようだ。


戦闘スタイル

~~~~


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


「え……つまり無理やりが普通なのか?」


 他にも色々と書いてあったが、ここまで解かれば十分だろう。

 恋愛感情以前の問題のようだ。

 そもそもそういう感情があるのだろうか。

 力で解決すると嫁を増やせるのか。なんという風習だ。


 是非ともその村に行ってみたいものだ。

 次に獣人を加える時は参考になりそうである。

 どうやら俺は遠慮する必要は無かったようだ。

 力を以て降した訳だから、無理やり襲っても問題は無かったと思う。

 だが、タイミングを逃してしまっただけに次の機会がいつになるのか解からない。


 大失態である。


 意気消沈しながら使い魔の項目を調べる。

 その内容をまとめるとこんな感じだった。


・使い魔には変異種と通常種がいる。

・変異種と通常種の違いは魂にある。変異種は英雄や力を持つ者であり、通常種は一般人。

・変異種は迷宮に居る時点で確定しており、通常の魔物より強い。

・通常種はある程度違いはあるものの自我として確立するのは牢屋で呼び出した後になる。

・どちらも元はどこかの世界で生きていた存在であり、過去を覚えている事もある。

 

「つまり、ネクもティアも過去があるのか……。タリスは何も考えてなさそうだけど」


 全てこの迷宮で作られた存在なのかと思っていたが、そうではないらしい。結構複雑な話である。

 とは言え、今更態度を変えるつもりはない。

 ネクが元英雄みたいな存在だった、というのが解かっただけだ。


「マスター、焼けてるわよー」


 タリスの呼びかけに思考が戻される。

 思ったより調べ物に夢中だったのか結構な時間が経ってしまっていたらしい。


「ああ、すまん。今行く」


 俺はPCを閉じると3人の使い魔が待つテーブルへと向かった。




 食事を終えて風呂に入り皆くつろいでいる。

 ティアの風呂に関してはタリスが一緒に入ることで解決したらしい。とても残念だ。

 俺はいつもの日課である調合をしている。

 必ず毎日する必要はないのだが、素材は勝手に出来上がる為サボっているとどんどん溜まっていくのだ。


「ご主人様。私はどこで寝たらいい?」

「ん? ティアか。そういえば寝床を用意してなかったな」


 ティアがいつの間にか側に来ていた。

 いきなりご主人様なんて呼ばれて驚いた。

 奥を見るとタリスがニヤニヤしている。

 どうやらこいつの仕業らしい。良い仕事していますね。

 

「ネクとタリスの部屋では狭いか。部屋とベッドの追加が必要だな」


 俺はそう呟いて立ち上がる。

 PCまで歩いていこうとした所でティアに服の裾を掴まれた。

 一体なんだろうか。


「ティア、どうしたんだ?」

「あの……私、ご主人様と一緒が……」


 いきなりティアはそんな事を言ってくる。

 そんな事をされたら、今まで我慢してきた物が壊れそうだ。

 もしかしたら主となったのに、全然手を出してくる気配が無い事に不安を覚えたのだろうか。

 獣人の習性は良く解かっていないが、そういう物なのかも知れない。


「ティア、良いのか?」

「……うん。私はご主人様の物になった。だから……」


 俺がそう聞くとティアは恥ずかしそうに俯きながら答えて来る。

 ここまで言われたのでは断れないだろう。

 獣人の風習に関してはイマイチ解からない所もあるが今は忘れておく。

 男と女が居る。それだけで十分だ。


「それじゃ、部屋に案内するよ」


 俺は緊張しながらそれだけティアに告げると、その手を取って部屋へと移動する。

 後ろでタリスがニヤニヤしているのは見なかった事にした。

 ティアの手を取った時、その手は震えていた。

 いくら俺のモノとなったから、と言って初対面の男に抱かれるようなものだ。

 不安や恐れはあるだろう。出来るだけ無理はさせないようにしよう。そう誓った。





「ご主人様、朝」

「ん? ああ、朝か」


 目を覚ますと俺の腕の中にはティアが居た。

 昨日は長い禁欲生活で溜まりに溜まった物を一気に発散した気がする。

 初めてだったようだし、かなり無理をさせてしまったかも知れない。

 何が無理をさせないようにしようだ。いきなり失敗である。


「ティア、大丈夫か?」

「うん、体調は問題ない」


 こういう時の変化は男の俺では多少気を使う事しか出来ない。

 変に蒸し返しても恥ずかしくなるだけだろう。

 なので、問題が無いのならこれ以上指摘はしない。

 俺はティアを連れて拠点内の施設を説明する為に中央の部屋に移動する。

 そこにはネクとタリスが既に居た。


「あら? おはよう。食事の準備は出来ているわよ」

「おはよう。なら食べながら聞いてくれ」


 タリスは昨日夜に何があったかは聞いてこないようだ。

 聞かれても困るが、大体察しているだろう。

 全員でテーブルに座り食事を始める。

 と言っても食材が多い訳でもないからいつも通りのメニューである。


「ティアは、入ったばかりでこの施設で解からない事が多いだろうから、色々と教えてやってくれ」


 ネクは頷き、タリスはニヤニヤしながらはーいと答える。殴りたいこの笑顔。

 ティアはこっちに付いて来たそうな目で見ているが、涙を呑んでスルーする。


 朝食を済ませると今度は昨日の戦利品の整理だ。

 2階層に入って初めての戦利品なのでいい物があると嬉しいのだが……。

 鑑定して行くと以下の通りだった。


・鋼のロングソードX2

・鋼のスピア

・鋼のロッド

・鋼のナイフ

・鋼のアクス

・鋼のハンマー

・鋼のロングボウ

・鋼の矢X50

・鋼のロッド


・鋼のカイトシールドX1

・鋼のバックラーX2


・鋼の鎧X2

・鋼のグリーヴX1

・鋼の兜X1


・回復薬X20

・毒薬X5

・解毒薬X10


 他は今まで出ていた装備である。

 鋼の剣とハンマーは俺とネクで、鋼のロッドはタリスに渡す。

 鋼の防具は申し訳無いが俺が優先して装備する。


 これに関してはネクは承知している。

 むしろネクを優先しようとすると怒られる。

 俺が倒されたら拠点に強制転移なので仕方ない話である。


「ティア、武器は何を使うんだ?」

「剣がいい」


 聞くと即答だった。そういえば、最初に会った時も剣を持っていた気がする。

 剣の腕は切っ先が震えていた時点でお察しだが。

 そういえば、ステータスの確認を忘れていた。


名前:ティア

性別:女

種族:獣人LV1

職業:ファイター

種族適正

集団特性(弱)、高速移動、行動制限(水):水中での行動が苦手な為、ステータスが制限される。


職スキル

熟練度最適化、勇気


スキル

なし


 レアな個体ではない以上こんなもんだろう。

 水中での行動が苦手って水中で戦う機会とかあるのだろうか。

 池に飛び込めとか言われても正直困る。

 泳げない訳では無いが、泳ぎながら戦闘が出来るかと聞かれたら無理としか言えない。

 服を着ながら水中で動くのは困難だ。


 ティアに剣術と軽業、そして料理スキルを付けよう。

 鍛冶や細工などは専用の設備が必要になるし、今はまだそれらにDPを使う余裕はない。

 鋼のロングソードをティアの分として取っておく事にする。俺の防具はそのまま渡せばいいか。

 それ以外のいらない装備を全て売却すると意外なほどDPが貯まった。


 6畳ほどの部屋を1つ購入し、そこにコンロと流し台を買っておく。

 料理中にモノを置けるテーブルもあると便利だろうか。食器棚とその中に食器を入れる。

 後は調理用の鍋や包丁を買っておく。これだけで6畳の部屋は大体埋まってしまった。


 冷蔵庫の事を考えると狭いかもしれないが、ここでは素材を保存する必要もないのでなくてもいいだろう。

 包丁が武器扱いになりそうな気がしたが、迷宮へはもって入れないらしい。

 もしかしたら食器も無理なのかも知れない。鍋の蓋の盾が出来なさそうだ。


 ベッドが3つしかないので標準ベッドを1つ買う。

 昨晩、俺とティアは一緒に寝ていたが、あるに越した事はないだろう。

 何も狭い思いをする必要もない。

 食料と調味料は大体揃っているので必要ないし、必要とすればなんだろうか。

 ああ、ドレッシングが欲しいな。醤油ドレッシングの箱を1つ買っておく。

 後は必要なものが出来た時の為の貯金にしておく。いつ何が必要になるか解からない。


「さて、こんなもんかな。そっちはどうだ?」

「んー? トイレとお風呂くらいだからすぐに終わったわよ」


 俺が聞くとタリスが面倒臭そうに答えてきた。

 テーブルの上でゴロゴロと何しているんだ、こいつは。


 その様子に気が付いたネクが説教? をしていた。

 無言で体だけ動かして伝えるのは辛そうだ。

 タリスも理解したのかゴロゴロするのを止めていた。伝わるもんなんだな。


「それじゃ、ティア。剣術と軽業、料理のスキルを覚えて貰う為のスクロールを読んでくれ」

「これ?」


 俺はPCから出てきたスクロールをティアに渡すと無言で読み始めた。

 思いっきり日本語で書いてあったが読めるんだよなぁ……。

 この世界の言語はどうなっているのやら。

 その内、方言とか話す使い魔が出てくるんだろうか。


「これがティアの剣と防具だ。それを着けて鍛錬場に行こう」


 渡したスクロールが全て消えたことを確認すると、俺は鋼の剣と鉄の装備をティアに渡す。

 服がまだ出来ていないから、シャツの上に直接着る感じになっていて下半身の露出が多い。

 目の保養として何も言わずに凝視しておく。


「ネク、鍛錬に付き合ってくれ。ある程度戦えるようにしないと2階層で戦えないだろうしな」


 俺はネクにそう言うとネクは立ち上がって頷いた。

 そして装備を付け始める。

 鍛錬でもスキルやレベルは上がる。

 魔物を倒した時ほど上がらないが、ある程度動きに慣れておけば実戦でも十分動けるだろう。


 俺たちは全員で鍛錬場へ移動する。

 タリスだけ何故か雑誌を持っていたが、見学でもしながら読むのだろう。

 メイジの訓練はやるつもりはない。

 やるとしても当分先だ。それでも一緒に居たいという気持ちは解かる。

 あの寒い部屋で1人でいるのは何となく寂しいものだ。


「最初はネクとティアでやってくれ。俺が教えるよりもネクの方が上手くやってくれそうだしな」


 ネクが頷く。それは単にやる気があるのか、俺よりも上手く教えられるという自信なのかは解からない。

 両方なのかも知れないけどな。


 ティアは片手剣を構えて立つ。型はしっかりしているようだ。

 俺のように我流ではない。俺は壁際まで移動して寄りかかって座る。

 タリスが俺の膝の上に降りてきた。直に床に座るのは冷たいしな。


 タリスの体を両手で抱える。これだけで十分暖かい。

 タリスも俺に寄りかかるように背にもたれて来る。そして本を開いて読み出した。

 俺は鍛錬を続ける2人の様子を見る。主にティアの下半身を。

 いや、違うんだ。足の運びを見ているんだ。

 決してチラチラ覗く下着を見ているんじゃない。

 と誰にという訳ではなく言い訳をする。


 ティアも最初はおどおどしていた様だが、ネクと何度か打ち合う間に大分積極的になってきた。

 上手くネクのハンマーを受け流したり、攻撃に転じて斬りかかったりしている。

 もしかしたら結構剣の素質があったのかも知れない。

 数日したら俺なんて抜かれてそうだ。俺もたまには訓練に参加しよう。そう決意する。




「あれ? ネク、盾は処分対象に入れてなかったのか?」


 ネクが鉄のカイトシールドを取り出して見ている。

 俺たちは訓練を終えて休憩をしていた。

 その時に突然ネクが盾をアイテムボックスから取り出して何やら見ている。

 先程の訓練では鋼のバックラーを使っていた気がしたのだが……。


 ネクは盾の裏を俺に見せてくれる。何やら名前と数字が書かれている。これは何だろうか?


「あーそれねー、あたしたちの採寸したサイズよー」


 タリスが本を読みながら間延びした声で言ってくる。

 どうやら、これがタリスやティアの寸法結果らしい。

 タリスの数字は人と比べてどれくらいの比になるのだろうか。ティアは……まぁ、ガンバレ。

 ちなみにティアは訓練でバテたのかベッドで昼寝をしている。

 慣れていない事をすれば疲れるのは当然である。

 無理をさせても良い事はない。


「それがネクのメモ帳か。ノートでも買った方が良さそうだな」


 ノートと言ってもネクにはピンとこないようだ。

 そもそも紙がどういう扱いなのだろうか。売っているといいのだが……。

 PCに向かって売買から雑貨を開く。そこにはノートの他にも鉛筆やシャーペンなど文具が大量に揃えてあった。

 こんなに沢山あっても仕方ない気がするのだが、何に使うんだ?

 クレヨンとか色鉛筆とか趣味で買う人がいるのだろうか。

 消耗品だが、無限箱ではないらしい。値段はそこまで高くはないようだ。


 シャーペンとかよりも鉛筆の方が使いやすいだろう。

 ノートを数冊と鉛筆と鉛筆削り、消しゴムを買う。

 それを持って移動し、テーブルに全て置く。


「これは?」


 新しい物に興味を惹かれたのかタリスが聞いてくる。

 俺は鉛筆削りで鉛筆を削るとノートを開いてそこに軽く文字を書く。

 たったそれだけの動作なのに2人は驚いていた。ネクとタリスにそれぞれノートを1冊渡す。

 鉛筆は皆で使った方が良いだろう。消しゴムに関しても伝えておいた。

 消しカスが勝手に消えるのは予想外だったが。


 ネクはすぐに盾に書いてあった数値を書き写し、タリスは良く解からない絵を描いている。

 俺はそれを微笑ましい光景だなーと思って眺めていた。

 しかしネクは文字を書けたのか。今までの全身を使ってこちらに意図を伝えていたのは一体なんだったのだろう。


 しばらくそうしていると、ティアが起きてきた。疲れは取れたのだろうか。


「おはよう。もう大丈夫か?」

「うん、訓練を再開できる」


 どうやらちゃんと回復したらしい。さすがに訓練の続行はしない。

 ティアにノートを見せるが特に関心はないようだ。

 物を書き留めるという事自体を余りしないのだろうか。

 今日の訓練はもうない事を告げるとお風呂に入ると言い出した。

 狭い風呂場だが、2人でも入れないことはない。そういうのも良いだろう。多分。

 俺はティアを引き連れて風呂場へと向かった。


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