8話ガチャガチャ開けていくよ!
「それじゃあ、1個目開けますね!」
「ドキドキだなぁ……」
天使が1個目のカプセルを開けるのをじっと見つめておく。カプセルが開いた瞬間に、ピカッと光が溢れ……
「はい、出ました!〈アイテムボックス超特大〉です」
「お!便利スキルきたぁぁぁぁ!」
喜びの声を上げる。このスキルがあれば持ち物には困らない。
「いやぁ、いきなりこれは幸先が良いですねぇ!アイテムボックスの中でも最も素晴らしいものですよ」
「そんな良いものなんですか!これだけでも勝ち組感あるな」
商売なんかもこれさえ有ればやれるだろう。
「それじゃあ、2個目行ってみましょうか!さっきので運が尽きてないと良いですね〜」
「グハッ!そんなこと言ったら現実になるかもしれないじゃないか」
天使に悪気は無かっただろうが、嫌な予感がしてしまうだろう。
「あ、ごめんなさい!縁起が悪いですね〜」
と言いながら2個目のカプセルを開ける。
「さて、何が出るか!」
「はい、2個目は〈鑑定〉です。悪くないですね!」
むしろ良いものだろう。戦闘では使えないが、持っていて損はないだろう。
「そろそろ、魔法とか欲しいなぁ……」
憧れはあるのでやっぱり捨てきれない。
「狙い通りに出ないのも楽しみの一つです。それでは3個目に行ってみましょうか」
「結構人生がかかっている気がするから、楽しみとか言ってられないんだけどな」
当たると分かっているガチャなんて引いて楽しさはない。だが、スキルで人生が決まるなら良いものが欲しいものだ。
「はい、出ました!」
「頼む!魔法、魔法を!戦闘系でも良いから」
と必死に祈る。
「はい、〈生活魔法〉です!」
「うーん、微妙……」
と結果にコメントするのだった。




