18話ドーピングだとよ
レガレストに競走で負けてしまい悔しがったがよくよく考えたら相手は、何か魔法かなにか使ったのではないか?と疑いたくなる。
「おい!お前、なんか反則してないか?」
「ギ、ギクゥ……オホン!そんなことするわけないだろ!負け惜しみか?お主もまだまだ子供よなぁ〜」
なんでそんなわかりやすい反応をするんだよ……と思わずにいられない。こうなれば、暴いてやるのみだ。
「よし〈鑑定〉」
レガレスト・ガレリオン
〈全属性魔法〉〈魔力変換〉〈???〉〈???〉
これでも賢者と呼ばれる実力者。現在、身体能力強化の薬を服用しており、能力向上中。フーナの師匠。
「よし、黒だなこのやろう」
レガレストのほっぺたを摘んで引っ張る。
「いだい!いだいワァァ!つねるでないわぁ」
と言い腕を掴んでくる。こちらもかなりの腕力だ。
「イッテェよ!お前、薬でドーピングしやがったなぁ!反則だろう」
「な、なんで知っておる!圧倒的な差を見せつけて勝ってやろうと思って……しまったのじゃ!」
うっかり賢者はゲロってしまう。鑑定はとても便利なものだ。自分が欲しい情報まで手に入る機能付きだ。
「やっぱりズルじゃねーかよ」
「むう……薬は認めるのだ。だがな、普通に走っても私が勝つのだ!」
勝利は譲らないようだ。まあ鑑定すると、これ以上嘘はないようだ。
「よし、信用してやろう。早速訓練を始めるぞ!」
「なんで、お主が仕切ってるのじゃ!私が師匠なのじゃ」
魔法を使うための訓練を開始するのだった。




