お悩み相談
お悩み相談のコーナー。
今回は感想欄でお悩みの感想を頂いた「影崎 銃夜」さまに許可を頂き、私ならこのように書く、というのを一話の途中まで書いてみました。
参考になれば嬉しいです。
あまりお悩み相談が増えても対応できないので「こ、今回だけなんだからねっ!」って感じでお願いします。
一時間くらいで書いたので、クオリティは期待しないでね。
まずタイトル。
「雑貨屋店員の冒険記」
みた感じ、普通ですね。
「回復術士の俺は、静かに雑貨屋を営みたい」
みたいな方がいいかもしれませんね。
そしてあらすじ。
大国の一つであるガラント王国のソーラント辺境伯領にある平和な街ロートス。この街は人々がほのぼの暮らしていたが、五年前突如近くにダンジョンか出来たため、他の街の冒険者や商売をする人達が集まってきた。そして、ロートスの街で雑貨屋をしている俺、ハルヤはいつもダンジョンに行こうと誘ってくる幼馴染をかわしながら生活していた。だが、ある事件をきっかけとして俺の運命が狂い始める。このお話はそんな俺の冒険記である。※このお話は雑貨屋店員の冒険記の長編版になります。
あらすじに設定を詰め込むと、読まれにくくなるので、もっとシンプルでいいかな? と思います。
少し前まで田舎町だったロータス近郊に、突如として発生した「ダンジョン」と、それによって巻き起こった「ダンジョン特需」。
多くの冒険者や商人が、ダンジョンから生み出される富に群がるように集まってきた。
次第に大きくなる街の成長に、少し取り残されたような小さな雑貨屋を営む「ハルヤ」の元に現れるのは、もちろん客──だけでなく、トラブルの押し売り達だ。
「お前の魔力、回復魔法の力を、もっと社会に活かすべきだ!」
よけいなお世話だ。
俺はこの雑貨屋を、静かに営みたいんだ!
彼の元に、今日もトラブルが集う。
このくらいが、シンプルかな、と。
これをベースに、多少足してもいいかもしれないですね。
そしていよいよ本文。
最初は影崎さんの、元々の原文です。
コピペした時に行間が開いてしまってます。
見づらいですが修正も面倒なのでこのまま、ごめんなさい。
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プロローグ
俺たちが平和に暮らすロートスという名の街の近く
に、大きなダンジョンが発生して早五年、街には冒険者達が大幅に増え、さらに他の人々も移住してきて街は大きく発展した。
◇◇
さて話は変わるが、ロートスの街には色々なお店があり、繁盛している店もあれば閑古鳥が鳴いている店などさまざまだ。
そして、その中の一つに俺の店があるのだがあまり繁盛しているとは言えない。
でも、生活は苦しいわけではなく常連さんもそこそこいるのでなんとかなっている。
そういえば自己紹介してなかったな、俺はハルヤ、
十八歳の男性だ。見た目は灰色の髪で中肉中背のどこにでもいる普通な青年だ。
仕事は雑貨屋の店員で、一人で店を切り盛りしている。(たまに日雇いを雇うことはある)
休みの日以外、朝早くから品出しして夜まで接客や陳列など、なにかと大変な職業である。
だか、やりがいもあり常連の冒険者達が色々商品を買って行ったり、近所の人たちにもよく買い物の時に来店されるのでありがたい。でも、問題を持ってくるのはやめてもらいたい。
そんな俺の雑貨屋生活の一日が始まる。
◇◇
朝日が雑貨屋の二階にある俺の部屋を照らしてきた。
「もう朝か、起きるか」
そう言い、ベットから身支度をして一階に降りて朝ごはんを作り始める。今日の献立であるパンとベーコンエッグをさらに乗せてテーブルの方に移動して椅子に座った。
少しして食べ終わり皿をシンクに持っていき洗ったあと、店を開くため商品売り場を見に行き、ちゃんと陳列されているののを確認して店を開き、外のドアにかけてある準備中になっている札を反対に向け営業中に変える。
「今日も一日頑張りますか」と俺は店の中に入り、そう気合いを入れて仕事に励もうとした時、二人組の冒険者が来店してきた。
その冒険者は女性二人組のパーティーだ。
「ハルヤおはよう」先に声をかけてきたのはクリーム色の髪のショートカットでスタイルのいい女性だ。
「今日は、何をお買い求めでしょうか」俺はなんとか店員モードで接客を始める。
そうするともう一人の小柄な銀髪ボブカットの少女が口を開く。
「ハルヤ、今日もワタシ達は客としてきてないわよ」
なるほど冷やかしか、それならさっさと帰ってもらおう。
そう思い、出口はあっちですよと指をさそうとした時、クリーム色の髪をした女性、レイナが俺の左手を握ってきた。
「今日こそ私達とダンジョン探索するぞ」そう言い俺を店の外に連れ出そうとするがなんとか振りほどき二人から距離を取る。
「あのさ、俺はこの店を切り盛りしないといけないから無理と何回もそう言っているよな」
「確かに何回も言っているわね、でもワタシ達も貴方を仲間に入れて冒険したいのよ」 銀髪の少女、ソルがそう言ってきた。
「そうだ、お前の回復魔法は貴重でさらに魔力もかなり多いから私達にはとても役に立つからな」 レイナも頷きながらそう言った。
俺は回復魔法は使えるし魔力も多いが、でもそれなら他の人でも同じことが出来る人もいるからその人を誘えばよくねと思う。
そのことに疑問に思った俺は「あのさ、なんで何回も俺を誘ってくるんだ?」
「それはお前が私とソルの幼馴染だからという理由と、能力も優秀で私達に足りないものだからだ」
レイナがそう言い、横にいるソルも同感だという風に頷いていた。
「いやいや、お前らは幼馴染を安全な所からダンジョンという危険な所に連れて行く気か」
ぶっちゃけキレてもいいよねと思う。そんな俺の雰囲気を感じ取った二人は、慌てて弁論を始めた。
「今回はお前を誘ったのにはちゃんと訳があるんだ、だから怒りを抑えてくれ」
「そうよ、ワタシとレイナにキレても何も得はないわよ」
俺は一旦クールダウンして、とりあえず話だけは聞いてやろうと思いキレるのをなんとか抑える。
「なら、その訳を聞かせてもらおうか、あと札を準備中に変えておいてくれ、お前らの話なんとなく長くなりそうだからな」
『おっしゃる通りで』そして、ちゃんと準備中に変えてもらい二人と一緒に一階の住居スペースに移動した。
◇◇
俺はコップにお茶を入れて二人が座っているテーブルに持って行く。
「さて、ここならゆっくり本題に入れるから何があったのかを話してもらうぞ」その問いにレイナが答え話す。
「実は、ダンジョンにイレギュラーな魔物が出現したんだ」と真剣そうにそう言ってきた。
あのさ、そのイレギュラーな魔物と俺、何が関係あるんだ? 言っちゃあ悪いが有力パーティーが倒しに行けばよくないか」
はっきり言ってそっちの方が無難だと思うが、だかソルが「もちろんギルドは有力パーティーを派遣したわ、しかもこの街のトップクラスの実力者達によ、でも結果は敗北して死者は出なかったけど大怪我がしている人がほとんどよ」そう言い、二人の表情が暗くなった。
「つまり、俺はその冒険者達に回復魔法をかければいいのか?」 二人は首を横にふる。
「違うわ、ハルヤには対イレギュラー魔物チームが組まれるからそこに入って貰えるかしら」そうソルに言われた。
「あのさ、だからなんでダンジョンに入ったことがない俺をチームに入れようとするんだ!?」
はっきり言ってそこがわからん、もし怪我をした冒険者に回復魔法をかけにいくならまだ納得するが、なんで俺をダンジョンに行かせようとするのが理解できない。
「それはこの街の回復魔法使いの中で貴方が腕利きの中に入っているからよ」 それを聞いて俺は頭を抱えたくなる。
「大丈夫だ、私とソルがお前を守るから」 レイナが力こぶを作り言ってきて、ソルも「うん、もちろん」と頷く。
その答えに俺は、「だか断る、はっきりいって俺になんの得があるんだ。今の話だけだとマイナスしかないぞ」その発言にレイナが焦ってソルは固まっている。
「いやいや、そこは行こうぜと言う所だろ!」
「あのな、最初から俺はダンジョンに入りたくないと言っているのに、行こうぜと言うか!」と正論で返す。
「仕方ない、ソル奥の手を使うぞ」「了解」
二人がイスから立ち俺の目の前にくる。
「なんだ、俺を無理矢理連れて行こうとするのか?
そんなことしたら衛兵を呼ぶぞ」
俺がそう言うと二人は顔を合わせたあと俺の方を見て思いっきり頭を下げてきた。
『どうか手を貸してください、この借りは絶対返しますので』とそう本気で言われた。
その光景を見てビックリした俺は少し悩み今回だけは仕方がないと思いその願いを聞くことにする。
「仕方ない、今回だけだからな。二人とも俺をちゃんと守ってくれよ、あと報酬はキチンと貰うからな」
二人は俺のその言葉を聞いて頭を上げハイタッチをした。
「そうと決まれば早速冒険者ギルドに向かうぞ」
「ちょっと待て、俺の装備とか使うアイテムとかどうするんだよ」
「そのことなら大丈夫よ、ちゃんとギルドが用意しているわ」 俺はコイツらに任せて本当に大丈夫かと思った。
そして、レイナとソルが勝手に戸締りをして俺の両腕をガッチリ掴み冒険者ギルドに引っ張っていった。
ここから下が、同じところまで私が書いた場合。
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俺の住む街、ロートスの近郊にダンジョンが発生して早五年。
ロートスにも、他のダンジョン街に見られる現象、いわゆる「ダンジョン特需」が発生した。
ダンジョンは、人を惹きつける。
ダンジョンから生み出される、魔物たちの素材や道具という「お宝」に人が群がるのだ。
まず冒険者が増え、そして冒険者相手に商売する商人や鍛冶屋といった職人が増え、彼らに合わせるように街の規模は拡大した。
静かなことが美点だった田舎街ロータスに、群がる人々の巻き起こす喧騒。
そんなロータスの、ダンジョン特需のわずかな恩恵を受けながら、死んだ両親の後を継いで雑貨屋を営んでいるのが──
「ねぇ、ハルヤ! ハルヤってば!」
幼馴染のレイナの呼びかけを無視するために、街のことを考えて現実逃避していた俺だったが、耳が千切れるそうになるほど引っ張られ、同じように現実へと引っ張られる。
「いたたたたっ! 加減を考えろ! 加減を!」
「だって、ハルヤなら仮に耳が千切れちゃっても、簡単に元に戻せるでしょ?」
クリーム色のショートカットの女、レイナの言葉に
「そういう問題じゃねぇ! そもそも幼馴染の耳をちぎろうとするな!」
耳をさすりながら言葉を返す。
「だったら無視しないでよ」
レイナが頬を膨らませながら、腰に手をあてつつ、自分が正しいかのように主張する。
「どーせあれだろ? また『ダンジョンに行こう』だろ? パスパス」
ささやかに営む雑貨屋とはいえ、暇ではない。
とくに今は開店前の商品の陳列で、特に忙しい時間だ。
「だってもったいないよ! ハルヤの魔力、特に『回復魔法』は、ダンジョンの探索に使うべき、神様からの贈り物よ!」
レイナがいうように、俺の魔力は人一倍多い。
そして回復魔法に関しては、この街一番の神官も舌を巻くレベルだ。
ダンジョン発生とともに両親が罹った奇病、『瘴気熱』を治療しようと修行したら、たまたま適正があったらしく、めきめきと成長したのだ。
結局間に合わなくて、両親は死んでしまったけどな。
「神様の贈り物より、両親が残した贈り物を大事にしたいね」
両親が死んですぐは右も左もわからず雑貨屋を経営していたが、ダンジョン特需によって集まった冒険者が、ダンジョンで使用するために購入していった、俺の手づくりポーションの効果を口コミで広めてくれていることと、両親が生きていたころの常連さんたちの助けもあり、最近は順調に営業している。
商品を並べながら、その後も食い下がるレイナを適当にあしらっていると⋯⋯
「レイナ、無理強いはよくありませんよ」
「だってぇ、ソル、ハルヤって往生際が悪いんだもん」
俺たちのやりとりを黙って見ていたもう一人の幼馴染、ソルがレイナをたしなめる。
「往生際って⋯⋯そもそも往生するつもりもねぇよ」
俺の言葉に、ソルがその美しい銀髪を揺らしながら頷く。
「そうですよ、レイナ。ハルヤはご両親から受け継いだこの雑貨屋をなによりも大事に考えているのです。その気持ちはわかってあげなければいけませんよ。ところでハルヤ、はいこれ」
俺のことをかばいつつ、ソルが数枚の紙の束を渡してきた。
「なんだこれ⋯⋯冒険者ギルド拡張申請書?」
「はい。私の父の机の上から拝借してきました」
書類には「超機密! 絶対持ち出しダメ!」と書いてある。
ソルの父親は冒険者ギルド、ロータス支部の支部長だ。
となると、冒険者ギルドの機密書類、ということになる。
「こんなもん、持ち出していいのか⋯⋯?」
「はい、私はとっても幼馴染思いですので」
ソルがにこりと微笑む。
普通の男なら、一発で惚れそうになるような、可憐な笑み。
──だが、長い付き合いの俺にはわかる。悪だくみをしているときの顔だ。
いやな予感をおぼえつつ、書類を見ていると⋯⋯
「えっ⋯⋯区画整理?」
「はい、増えつづける冒険者に対応するため、冒険者ギルドの建物の拡張案と、その計画書です」
計画書には地図が添付されており⋯⋯
うちの店が、整理予定の場所にがっつり入っている。
「えええーーーー! うちの店つぶされんじゃん!」
「残念ですが⋯⋯そのようですね」
悲しそうな顔で、ソルが言った。
「ああ、私も大事な幼馴染のお店、なんとか父を説得したいのですが⋯⋯例えばハルヤが、その回復魔法の力でギルドに貢献してくれたりしたら、説得しやすいのですが⋯⋯そんな無理強い、私にはとてもできませんっ!」
芝居がかった言い方で、悲劇のヒロインのように振る舞うソルを半眼で見ながら⋯⋯
「⋯⋯はあ」
俺は商品の陳列をやめ、店に「閉店」の札をかけた。
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どうでしょうか。
まず、変更したのは、冒険に出る切っ掛け。
全力でお願いされたから、だと動機として弱いと思ったので、ほとんど脅迫、という形にしました。
このあと、実は書類はソルが作ったでたらめ、などが発覚すれば、ソルというキャラの性格付けに一役買うかもしれませんね。
あとは、主人公が「回復魔法の使い手」であることを会話で示唆しつつ、どのようにその力を手に入れたのか理由づけをおこないました。
改稿前と改稿後、どちらがいいかという判断は人によると思いますが、私ならこのようにします、という一例でした。
では、またなにかあれば。




