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クレクレについて

 はい、今回の話は仕組みとは一切関係ありません。


 クレクレについて、ですね。


 まず大前提にあるのが


 「別に好きでやってる奴はいない……たぶん」


 です


 ではこのクレクレ。


「ポイント欲しいな~(チラッ」


 という気持ちが当然無いわけではありません。


 はい、とても正直ですね。


 気持ち良いほどクズですね。


 ただ、私は評価を入れていただいた方、一人一人に、とても感謝しています。


 なぜか。


 これは仕組みの所で話をしましたが

 

「評価なんて、読み手にとっては基本的にめんどくさいだけの機能」


 だからです。


 もちろん、ランキングというものが「仕組み」でお話したように、「良作の検索に特化」しているわけですから、その機能を維持するためにも参加した方が、読み手にとっても最終的には恩恵を得られる訳ですが。


 我々は物書きとして、いや、我々じゃないや、私が勝手に思っていることなんで、私は、ですね。


「一人でも多くの方に、自分の作品を読んで貰いたい」


 ここがブレると、良くないと思ってます。


 もちろん「書くのが楽しい」というのもあるのですが、あくまでそれは「これを読んだら、楽しんでくれるだろうか」という、読書の反応を想像しながらのセットです。


 底辺を脱出したかったのはなぜか。


 ランキングに乗りたいのはなぜか。


 そして乗ったからには、なぜそれを維持したいのか。


 それは最終的なゴールである、書籍化を目指すためなのか。


 それぞれが、それ自体が、人に目的のように思わせる程の力があります。


 もっと言えば、短期的な目的としてなら、設定する価値はあるかも知れません。


 でもそれは、本来手段なんです。


 少なくとも、私にとっては目的じゃないんです。


「自分の作品を、一人でも多くの方に読んで貰いたい、そして、できれば楽しんで貰いたい」


 誰に、何を言われても、自分の行動の動機は、ここに帰結しないといけないと思います。


 小説家になろう、に登録したその日の気持ち。


 「夫婦喧嘩」を、「楽しんで貰えるだろうか」という期待と不安を込めて投稿ボタンを押したときの気持ち。


 もっと言えば、物を書くぞと決めた時の、その気持ちを忘れてはいけないと思います。


 書き続けても、評価がうまく得られず、自分の作品が読んでもらえないことに慣れてしまい、自分が底辺であることに、肯定的な理由ばかり並べて、最後には


「いや、俺は、自分がただ書きたいから書いている、読み手なんてどうでも良い」


 と、もし思ってしまったら、ブクマ、評価に一喜一憂する煩わしさから、退会して書いていたと思います。


 そうなってたら、今の恵まれた状態になっていないと思います。


 ただ、こういえば


「ちっ、こいつ、運に恵まれて、たまたまランキング上がったくらいで、調子のってんなぁ」


 と思ったり、実際に言う人もいるでしょうが、それは、どうでも良いです。


 その方と私は分かり合えないし、言葉を交わす意味もありません。


 わたしがこのエッセイを書き始めたきっかけ、それは何度も書いたように「運に恵まれて、底辺スレの人に助けて貰えた」ということで、そこへの感謝が動機です。


 だから何か返せないか、そう思って今も書き続けています。


 それがこの時点で伝わっていないなら、それは私の文章力の問題で、もう諦めるしかありません。


 



 ただ書きたい物を、ただ書いて、認められる、理想かも知れません。


 でもそれはある種の尊大さを含んでいます。


「おら、俺の書いた物語、ありがたく読め」


 と言うことです。


 私はこう思ってます。


 めんどくさいだけの機能である評価をしてくれた、一人一人の方のおかげで、人目に作品が触れる機会が増え、自分の作品を読んでくれる人が増えた。


 そしてもし、新しく読んだ人が、まだまだ至らないところの多い、私の作品を、まだ読んでない方に、届ける価値が少しでも「ある」と感じることがあるなら。


 そんな循環にお力を貸して頂けるなら。


 その時は、評価お願いしますね、と。


 そしてもし、評価してくれるなら、そのことに、本当に感謝していますよ、と。


 私にとっての「クレクレ」というのは、この気持ちの発露です。


 他の作者の方はわかりません。


 もしかしたら、私の言うところの「手段」が目的の方もいるかも知れません。


「クレクレをしない」というその事が、自らの自尊心を維持し、作品を書く原動力に繋がっている方もいるかも知れません。


「クレクレしていないのに高評価」、それを作品のブランドイメージにしたい、そんな方もいるかも知れません。


 だから、今回のエッセイは、あくまで、私は、という事ですね。


 だからもし、もしですよ



「クレクレ文章、いちいち書くのめんどくせー」

「クレクレなんて、ださい」

「クレクレしても、評価付かなかったら、カッコ悪い」


 ちょっとした手間や、そんな見栄え、自尊心が、「自作を今よりも、もっと多くの方に読んで貰いたい」という気持ちより上なら──


 別に、無理にやらなくていいんじゃないですかね。


 ただ、自分よりクオリティの高い作品を書く人がいて。


 その人が、自分より圧倒的なクオリティの作品を仕上げた。


 その上で 


「どうやったら、自分の作品はもっと読まれるんだろう」


 そう悩んでいる事を、そう思いながら試行錯誤していることを、少なくとも「想像」できないなら、小説なんて書けないんじゃないかな、と思います。


 これは偉そうに言ってるように聞こえるかも知れませんが、他の誰よりも、まず、自分に強く言い聞かせるようにしています。


 基本、とても怠け者なので。



 あとはそうですね。


「クレクレが評価のシステム、その公平性を歪めている」


 これについての議論は、雑に言えば


「お金の存在は、人間らしさを失わせる」


 みたいなことについて語るのに似ていて、各自がどう思うか、に議論が帰結してしまい、結局全体としての大きな結論は出ないと思います。


 どんなことを各々が叫ぼうと、別の人にとっては「だから何?」となる問題です、はい。


 まあ、ようは、運営がどうするか、どう考えるかの問題で、現時点で個人個人がそれを考えるのは無駄なことだと思います。


 少なくとも私にとっては、議論の価値すらないもの、と言うことです。


 総体的な、世論、問題提起、みたいな感じで大きな結論を出したいなら、アンケートを取って、それを運営に送りつける。


 そんな行動をするしかないんじゃないですかね? そんな暇あったら私なら作品を書きますけど。


 ただ、別に「問題提起」することについて、否定するわけでもありません。


 何度も言うように基本怠け者なので「一律禁止」になれば、考え事が減って楽だな、そんな感じです。


 そして、そんな問題提起の意味から「自分はクレクレしない」と思っている作者様がいたら、それはそれで、その人が出した結論なので、尊重すべきだと思います。


 私がとやかく言うのは失礼です。




 正直、ランキングを上がってみて、良いことばかりではありませんでした。


 書くだけなら、「ブクマつかない、評価されない」そんな事に一喜一憂しながら、書いていた頃の方がよっぽど気楽です。


 ランキングが上がった結果、最終的に退会を選んでしまった、そんな多くの作者様の気持ちも、前は「もったいねー」と思ってましたが、今なら少しわかります。


 ほんと、寝れてないです。

 

 仕事にも、支障出まくってます。


 このままではいかん、と思いながらも一日中小説の事を考えています。


 考えなくて済む時間は、このエッセイを書くこと、というよくわからない状態になってます。


 今ほんと、精神状態がおかしいです。


 あんなに楽しんで読んでいた、なろうの他の人の作品も、今は落ち着いて読めず、目を通せないほど不安定です。


 ま、そんなの言い訳ですね、そしてそんな言い訳した上で。


 仮に今回の内容に、不快に思って、反論したくなった方には先に言っておきます。


「そう思うなら、そうなんじゃないですかね、私にいちいち、確認取らなくて良いですよ」


 失礼ながらそんな事を思う状態です。


 でも、それでも。


「自分の作品が、今この瞬間も、きっと読んでくれている人がいる」


 それを確信できるこの状態に、喜びを感じています。


 このエッセイ自体、私が書くものが「農閑期」以外、今後なにも読まれなかったら、とっても黒歴史なエッセイなので、とってもプレッシャーです。


 ただ、私がある作者様の頑張りを見て「やるぞ!」と思ったように、このエッセイを見ている方、一人でもよいので「やるぞ!」と思えた人がいるなら、嬉しいです。




 さて、こんな話ばかりだと気が滅入るので、農閑期、次の展開でもちらっと。


 次の展開は


「主人公とヒロインが、出会い、そして結ばれる話」


 を書こうと思ってます。


 はい、頭おかしいですね。


 でも、大体そんな感じです。


 今回いろいろ偉そうですみません。





 では。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 『 ほんと、寝れてないです。  仕事にも、支障出まくってます。』 すごい…… ご自分の作品に本気で向き合ってる証拠ですね! それこそ我が子のように…… すごい…… 熱いなろう魂を見せてい…
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