人物紹介 最終決戦編
最後の人物設定
名前:レオンハート・シュバルツ
所持スキル:魂加速※1、モード・他力本願英雄※2、神速法※3、明鏡止水・天※4、明鏡八王剣※5
簡単な紹介
本作の主人公。一度死に(本人はまだ死んだつもりはなかったが)冥界まで行ってから自力で帰還してきた人。もうアンデッドと定義しても間違ってない気がする。
そんな経験もあり、また仲間の檄もありついに神と対等の戦闘力になり、世界を救った英雄になった。
しかしそれは世界破片の力に頼ったものであり、個人としての力ではまだまだという自覚から更に強くなろうと修行に励み、五年後には出力こそ落ちるが自力で神の魔力を発動できるようになっている。
ただし騎士は引退しており、以後はマキシーム商会所属の冒険者として活動している。なお、冒険者と言ってもその活動内容はその鍛えに鍛えた身体能力を駆使した土木作業が大半である。
ダラダラと先延ばしになっていたが、ついにロクシー・マキシームと結婚。その結婚祝いとして送られた世界最強連合との戦いの後、男女一人ずつ子供を授かった。
悩みは自分を神として崇める宗教団体を(混乱する世界を纏めるためには必要だと言え)作られたこと。死後はきっと本人の成分が1%もない聖人君子となっていることだろう。
なお、欲望と正義の世界破片の能力で世界と繋がっているため、強い思いで念じればそれを感知して世界中のどこにでも、それどころか世界の外にまで召喚されることもあり、実際に救世の神みたいなことをやる嵌めになることを本人はまだ知らない。
※1:所謂火事場の馬鹿力を意図的に引き起こす能力。魂の力で魔力を増幅させる性質を利用し、圧縮することで強化する。無数の魂の集合体であるレオンハートだから気軽にできることであり、普通の生物ならどんな天才でも長時間続ければ魂が摩耗して死を迎える諸刃のリスクがある。実は「自らの魂を代償とする」類いの禁術を気軽に使えるという特性もあるのだが、本人にそんな高等魔法を使う技術が無いので永遠に日の目を見ることはない
※2:正義と欲望の世界破片をフル解放することで発動する最終形態。絶対量が大幅に増えたことで光と闇の魔力融合の許容範囲が広がったことで神の魔力を発動することができるようになっている。この状態での特殊能力として、神の権能を使用可能。ただし頭の中身が変わるわけではないので、何とか理解できる能力として世界を見渡す神の眼が発動できるくらいである。ただしそれと魔眼を組み合わせることで世界の全てをいつでも消せる物騒な能力となる
※3:加速法をレオンハートが改造した技巧。発動時間が短い加速法の弱点をあえて特化させ、刹那のみ加速することで肉体への反動を最小限としている。そのため、一瞬しか発動しないにもかかわらず要所要所で無制限に加速しているような動きを可能とする。
※4:神速法を利用することで相手が動こうとする前に攻撃し、行動を阻害し続ける近接戦闘の奥義。正義と欲望の世界破片の特性を利用した技であり、明鏡止水の考案者である真レオンハートが机上の空論で終わらせた技。どんな特殊能力を有していても発動を許してもらえないため、理論上一度技が決まれば外部から救出してもらえない限り死ぬまで殴られ続ける。単独で脱出する場合、発動を潰される前に動く、つまり加速状態のレオンハートを超える攻撃速度を得る必要がある。
※5:すり抜け攻撃の明鏡止水・極と八王剣の組み合わせ。つまり回避不可能の連続攻撃を防御無視で叩き込む技。対処法は八王剣の入りを止めて技自体を止めること。初手を間違えれば神であろうと塵になる破壊力である。止めることができたのは魔王神ただ一人。精神の集中が必要不可欠である明鏡止水とギリギリの魔力コントロールを求められる八王剣を同時にこなすのは至難であり、神の領域に入った状態でのみ使用可能。
名前:ロクシー・M・シュバルツ
簡単な紹介
世界で一番我が強い人間。創造神の作った理想郷に一番早く見切りをつけた。理由は「簡単すぎてつまらない」とのこと。
彼女の戦いは世界を救った後から始まり、人口を大幅に減らした世界を立て直すべく奮闘。その過程で自らの商会を世界一の規模に成長させている。
その後、レオンハート・シュバルツと結婚。晴れてシュバルツ家の嫁となっている。
ただし商会の実権は未だに彼女が握っている。というかそんなもんを欲しがる人間がシュバルツ家にはいないので当然とも言える。
その野心はとどまることを知らず、最後の最後まで更なる発展と成長を目指して輝き続けることだろう。
後に二児の母となる。教育はもちろん最上級のものを与えたが、愛を与えられなかった自身の幼少期の反動か周囲の想像に反して甘い母親だったらしい。
ちなみに息子が母親似、娘が父親似の性格だったそうな。
名前:アレス・ニナイ
所持スキル:覚醒融合・勇者、希望の箱船※6
固有装備:聖剣アーク
簡単な紹介
レオンハートの弟子であり、世界を救った大英雄の一人となる。
魔王神撃破のきっかけとなったこと、そしてその後の理想郷から人々を脱出させた功績により世界で名を知らないものはいない存在となる。
戦いの後は当初の夢通りに騎士の道を邁進する。騎士を引退した師匠について行こうか悩んだようだが、師匠本人から「俺の真似をする必要は無い」と諭され、騎士団に残るとあれよあれよという間に副団長に昇格。そのまま騎士団長ガーライルに指導者としての弟子入りをすることとなる。
そんな実力地位名声容姿に恵まれた彼を狙う肉食系お嬢様は数多いるが、彼が誰を選ぶのかは遠い未来の話である……。
弟子であるアレスもまた希望の世界破片の影響により、強い希望を、つまり希望を抱かねばならない危機的状況を感知、そこに転移する能力を持っている。彼の場合は困っている人の元に行くことを拒まないため、非常にありがたい救世主となることだろう。
なお、結局背はあまり伸びなかったそうな。
※6:聖剣の能力であり、問答無用の絶対救済を行う。聖剣との覚醒融合状態でのみ使用可能。聖剣が持つ光の守りを箱船として形成、その中に指定した相手を強制転移させることができる。箱船は神でもなければ破壊不可能の強度を誇り、中にいるだけで祝福による治癒が行われる優れもの。ただし使用者への負担はかなりのものであるため、緊急事態以外ではあまり使いたくない。これ一つあるだけでどんな危機的状況からでも味方を救えるという、最終決戦以外では出せない能力である。
名前:メイ・クン
所持スキル:神のオーラ(五年後)
簡単な紹介
純粋な人間としては間違いなく世界最強の存在。
神々との戦いでは基礎性能の差で一歩劣ったが、仲間との連携ではその破壊力は神をも脅かした。
理想郷ではもふもふ天国なる場所にいたらしい。詳細は省くが、脱出にはかなりの精神力が必要だったとのこと。脱出の決め手は「懐くだけがかわいさではない」らしい。
精霊竜を相手にも一歩も引かないバトルを繰り広げたその力は人間であることを疑われるほどであり、その後は差を付けられたライバルに追いつくべく自力で神のオーラを習得している。
しかも光と闇の融合による創造神の魔力の再現ではなく、自らの力の質を高めることで全く別物の力を発現させた。
間違いなくセンスで言えば人類屈指である。
なお、恋愛方面では父を心配させているのだが、本人は心配されていることにすら気がついていない。まあ、周囲の男がストーカーしかいないのでは心配されて当然なのだが。
名前:クルーク・スチュアート
簡単な紹介
人類最高峰の魔術師。単体戦闘力では一歩劣り、魔王神が相手ではほとんど通用しなかった。
しかし命をかけた大魔術の行使により世界を一度崩壊の危機から救っており、その後も彼がアシストしなければ終わっていた場面は多々あったことを考えれば目立たないだけで十分すぎるほどに世界を救った英雄の一人である。
精霊竜は大したことが無かったとのこと。四魔王以上に簡単に手玉に取れたということで、創造主の戦闘力がそのまま被創造物の技量になっているようだ。
戦いの後は戦争の功績により家名を取り戻し、改めてスチュアート家当主となった。個人としても研究者としての才覚を発揮し、世界の復興に大きく貢献している。
共同研究者として一緒にいることの多いとある女性と最近噂があるとのこと。
名前:グレモリー
所持スキル:世界消滅※7
簡単な紹介
千年前から魔王神を討伐する魔法の研究をしてきた大魔法使い。
その回答である「世界もろとも消滅させる魔法」は魔王神にダメージを与えたが、世界が消滅しても滅びない神という特性を前に敗北した。
その後はアレスに救われ再び戦線に復帰、魔王神と戦うレオンハートのサポートを行い勝利に貢献する。
戦いの後は自分の使命を全て果たしたことに満足し、ひっそりと姿を消した。
※7:結界で相手を囲い、空間破壊を引き起こすほどの大魔力をぶつける魔法。大抵の相手は魔力をぶつけた瞬間に蒸発。仮に耐えられても世界に穴を空けてそのまま消滅させるという絶対破壊魔法である。ただし世界に穴を空ける威力に耐え、更に空間が消滅しても平然と存在できる相手には効果今ひとつとなる。
名前:カーラ
簡単な紹介
魔王神との戦いでは師匠のメイの救援として参戦するも、実力が違いすぎて特にできることはなかった。
しかし彼女の戦いの本番は戦後であり、何と魔族を束ねる魔王に就任している。単に魔族を束ねられる力の持ち主が全滅していたのが理由なのだが、その後魔物達が暴れることなく新しい世界になじんでいったのは間違いなく彼女の功績である。
本人に執務能力は皆無だが、何となくで人材を適した場所に配置する上司として必要な能力を有しているようだ。
個人として大成するのはまだ数百年の時を必要とするが、成長と共に名実ともに魔王として君臨することだろう。
なお、現状苦労しているのは彼女の配下である魔物達、そして相談役として力を貸すことを約束した父カーネルである。
名前:ガーライル・シュバルツ
簡単な紹介
レオンハートの父であり、侵攻してきた魔王神を相手に戦友バースと共に最初に戦闘を行った戦士。
実力差は足下を見ることもできないほどであり、気力と精神力だけで食らいつく形となった。
結果としては手も足も出なかったと言わざるを得ないが、それでもかすり傷程度に一矢報いたのは紛れもない奇跡である。
攻撃成功確率0%と断言できる能力差を覆したのは紛れもなく最高の騎士と謳われた人生の集大成であったと言えるだろう。
戦争後は元のように騎士団長として治安維持に貢献し、次世代の人類の守護者として息子から弟子を預かることとなった。
名前:バース・クン
簡単な紹介
メイの父親であり、ガーライルと共に魔王神と戦闘を行った。
実力では遠く及ばなかったものの、ガーライルと共に奇跡を起こした至上の拳士である。
技量だけで言えばまだまだ娘に劣ることはないが、純粋な身体能力で差を開けられもう普通に戦ったら勝てないのが最近の悩み。
しかも娘は現状に満足することなく日々進化し続けているため、父の威厳を保つためにも若いときを超える量の鍛錬をこっそりと積んでいる。
戦争後は元のように闘技場のチャンピオンをし、同時に沢山の弟子を育てることで未来に貢献する。
名前:バーン・フィール
簡単な紹介
フィール王国の新国王。戦争のどさくさで王位継承を行い、そのまま国王として国を治めている。
国民の半分が消え去るという前代未聞の大混乱を抑えるのに終始苦労しているようだが、世界の危機を前にしても自らが前に出たその勇気から国民の信頼は厚い。
長い戦いの中で戦士達が急成長し、やろうと思えば国を大陸ごと消し去れるようなのがその辺を歩いているような状況下で平和を保っているのは間違いなく王として彼が優秀であることを示している。
プライベートでの最近の悩みは妹姫が自分のいないところで勝手に玉座を手にしたことにチクチク嫌みを言っていることだそうだ。
名前:コーリア・リーネス
簡単な紹介
元女神教教皇。崇めていた神が自分たちを異世界に幽閉しようとし、それに反抗して神殺しを行ったという緊急事態に晒されることとなった。
そんな状況を打破するため彼女が行ったのは、女神の教義をあっさりと捨て次のご神体を用意すること。しかし今まで崇めていた神を捨て別の信仰をとなると中々それに相応しいものがおらず、世界の誰もが知っている救世の大英雄をご神体にすることで再び組織を纏めた。
当の本人は嫌がっており、それを周囲の人間は笑っているが、守護神レオンハートをメインとしてその周囲の人間も徐々に生き神として奉っていく予定である。
とりあえず今用意している設定は、自力で神の領域に上がった拳神メイ、様々な技術開発による多くの救済を与える魔術神クルーク、そして世界経済を支配する商売神ロクシー辺りを考えているらしい。
名前:リリス
簡単な紹介
レオンハートが個人所有している工房の雇われ工房長。実は戦争にも参加している(魔王神によって一瞬で消され掛けたが)。
戦争後は技術者として山人族工房へ留学し、そこで山人族の技術者やクルークとと共に今後の世界で必要になる様々な技術を開発している。
はっきり言って、世界への貢献度で言えばレオンハートを超えるのは間違いない。
名前:鳳
簡単な紹介
鳥人族最強の戦士長兼王族近衛隊長。
戦争では魔王神に歯が立たなかったものの、精霊竜との戦いでは獅子奮迅の活躍を見せた。
戦争終結後は荒れ果てた大陸の復興のため飛び回る……ということはせずに唯一の王族である雪姫の護衛として生きる。その傍ら秘書のようなこともやっており、すっかりデスクワークでも戦力となっているそうだ。
もちろん戦士としての自分を磨くことは忘れておらず、次世代の翼の勇者を育てることで大きな貢献をしている。
名前:サフィリア・フィール
簡単な紹介
ずっと狙っていた玉座がいつの間にか無くなっていた王女様。
戦争終了後はしばらく荒れていたが、結局吹っ切れて鳥人族たちの元でその優れた指揮能力を振るっている。
彼女がいなければ鳥人族達の復興は後十年遅くなったとまで言われるほどの働きを見せ、自らの優秀さを示した形となる。
もし男だったら雪姫の婿にとまで言われるほどに信頼を集め、いずれは鳥人族達との同盟関係の要として宰相の地位を得ることになる。
名前:雪姫
簡単な紹介
鳥人族の王族唯一の生き残りである幼い少女。
身内の裏切りから始まった惨劇で心を病んでいたが、パワフルすぎる来訪者達に当てられたのか徐々に回復し、今では立派な王族になるべく勉強中である。
過酷な体験のせいか一周回ってかなりの度胸がついており、鳥人族達は姫君の思いつきで終始振り回される運命である。
名前:マイド・ボーンジ
簡単な紹介
転移魔法の使い手として終始酷使された男。
魔王神には歯が立たなかったが、非常に便利なので戦争中も戦争後も忙しい毎日を送っている。
その傍ら思い人であるメイへ熱烈転移アプローチを行っているのだが、どうやらいい結果はもらえていないらしい。
この男が風邪を引くと世界の流通が10%はダウンすると言われるほどの重要人物となっていく。
◆
名前:魔王神
所有スキル:星命終焉※8、覚醒融合・絶対神※9
簡単な紹介
文句なく作中最強の存在。集団での袋だたきの末敗北したが、この男に一対一で勝てるものはこの世に存在しない。
その目的はより強い存在の創造。自分と対等以上の存在を求め、そのために失敗作と断じた世界を滅ぼすことを決意している。
その決意は望み通り自分と同じ神の領域に足を踏み入れたレオンハートを見ても変わらない(タイマンでは劣るので無理もないが)ほどであり、レオンハートをベースに新世界を創造することを望んでいた。
敗北後に自らの半身である創造の女神に吸収されるが、その際に自らの世界破片を自分を破った相手であるレオンハートに託した。
※8:魔王神のオリジナル技。一振りで無数の斬撃を発生させ、球形に展開することで対象を抹殺する。球形に放つ以外にも砲撃のように放つなど応用も効き、範囲を広げれば星一つ飲み込むほどに広げられる。
※9:四つの世界破片から創りあげた武具との融合。その力を十全に発揮し、元々最強である魔力の量を更に高めることもできる。また、あらゆる特性の武具を再現する能力と覚醒融合の特性が合わさることでほぼ全ての特性を吸収できる。と言っても魔王神と戦いになるレベルにいるものが吸収貫通もできない低レベルなはずもないので実質死に能力である。
名前:創造神(創造の女神)
年齢:不明
性別:女
種族:神
肩書:女神
所持スキル:神の魔力、創造の力※9、理想に至る神の慈悲※10
魔力属性:神
容姿について
髪型:腰まで伸びた黒髪
体型:すらりとしたモデル体型
身長:174 cm
体重:不明
服装:ヒラヒラとした帯が集まったような服
第三者評価:笑顔が怪しい神様
簡単な紹介
世界を創造した神。その半身である創造の女神が魔王神を取り込んで誕生した存在。
内在エネルギー量だけで言えば作中最強。ただし戦闘力という観点で言えば吸収した魔王神単体にも大きく劣る。
その理由は圧倒的な技術不足。生まれ持った力を振るうだけで勝利できるのが当然と心から思っており、そもそも考えて工夫するという発想がない。
そんな背景からもわかるとおり、性格は傲慢そのもの。自分より下のものを見下すことに愉悦を覚えた心の具現である。
趣味は下等生物の観察であり、困っているところを気まぐれで助けて感謝されること。これだけ言えば善神のようにも見えるが、実は災害を起こして泣いている姿をあざ笑った後助けたりしている。
アレスが聖剣を入手する際に遭遇した暴走ゴブリンも女神の犯行であり、自分の力である聖剣を求める勇者を手助けし恩を売るつもりだった。
その行動からも察せるだろうが、世界は自分の庇護下で、自分の許可があってはじめて存在することが許されると本気で思っており、人間の心を全く理解していない。
理想郷に人々を閉じ込めることでその歪んだ欲望を叶えようとしたが、その行動がレオンハートを初めとする人々の怒りを買い討伐された。
世界の生物をこの世から消した数では世界誕生以来トップだろう。
※9:創造神の権能。どんなものでも作れる能力であり、ほぼこれだけで全知全能。戦闘に置いてもこれを使いこなせれば負けることはなかっただろうが、何でもできるが使い方が悪いので上手く働かなかった。
※10:理想郷を創造し、世界の全ての民を個別に幽閉する術。神の権能があってこそできる究極能力と言っても過言ではないスケール。幻覚でも何でも無い、本物の世界を一人に一つ作るのだからその異常性が理解できることだろう。理想郷は取り込んだ人間の望みを読み取り叶える性質があり、理想郷の中でならばどんなクズでも最強の戦士にでも世界を従える絶対王にでもどんな女でも傅かせることができるハーレムの主にでも何にでもなれる。本当に全てが上手くいきすぎるのが最大の弱点であり、自分の力を何一つ使う必要がない空しさに気がついた人間は脱出してしまう。
~~~~~~~後書きとおまけ~~~~~~~~
皆様、文字数にして約200万字もの長い話を最後まで読んでいただきありがとうございました。これで私も完結作品持ち作家です!
他力本願英雄の物語はここで完結となりますが、またいつかお会いできる日を楽しみにしております。
個人的に、最後にタイトル回収を決めることができたのは気持ちよかったですね。他にもそれぞれのシーンごとに思い出はいろいろあるのですが、長くなりすぎるので割愛とさせていただきます。
後……次回作は構想はあるのですが、文字に起こすのはこれからという段階ですのでしばらく時間をいただくこととなります。
今作は善玉守護者系主人公でしたので、次回作では悪役系で行こうかなーと思っております。
あまり長々と書いても面白くないでしょうし、後書きはこれだけで締めさせていただきます。
最後に、あまり意味はないですが作中キャラ戦闘力ランキングTOP10(最終決戦後の成長は除く)を用意しましたので、それを持って本作を完全に完結とさせていただきます。
1位:魔王神(不動の一位)
2位:レオンハート・シュバルツ(他力本願英雄)
3位:創造神(魔王神吸収)
4位:レオンハート・シュバルツ(魂加速モード)
5位:魔竜王
6位:魔人王(同列6位)
6位:魔剣王(同列6位)
6位:魔獣王(同列6位)
9位:アレス・ニナイ(モード・勇者)
10位:メイ・クン(欲望の欠片所有)
以下、グレモリー、魔王軍副将各位、クルーク・スチュアートと続く。
……私がこの作品を書くときに絶対に揺らがせてはいけないと決めていたことの一つは「主人公を甘やかすな」だったのですが、こうしてトップ勢を見てみると……うん、ちょっとベリーハード過ぎましたかね?
ほとんど魔王軍、しかも一位と二位の差は一対一ではまず勝ち目なしってほどの広さ。これはきつい。
なお、作中には登場していませんが創造神(魔王神ベース)が爆誕した場合、もう絶対に勝てません。世界に存在する全ての生命体が力を一つに束ねても小指一本で消滅します。レベル上限100の世界にレベル500くらいの化け物がうようよしている世界ですが、そんなのはもうレベル一京とかそのくらいのインチキになります。
もしこの世界に異世界転生することになるのなら、私は絶対に戦いの世界には入りません。常時進化することを求められるというか、進化しないと速攻で置いて行かれるような修羅地獄、神様のバックアップがあっても無理です。
……では、名残惜しいですが、これにて最後のおまけも終了とします。
改めまして、最後まで応援いただきありがとうございました。
作者:寒天より
正真正銘これで最後。
だったんですが、この後ちょっとだけ番外編をやります。




