第178話 それぞれの決意
「……グレモリー様」
「うむ……思ったよりも早かったな。クルーク・スチュアートよ」
こちらを試すような目で僕を見るグレモリー様に、僕は無言で頷いた。
僕は今、人間の世界の中でならば、あるいは全世界規模で見てももっとも発達した技術を蓄積しているグレモリー研究所を訪ねていた。存在は公に知られているが、しかし実際に足を踏み入れるものはほとんどいない魔窟へと。
目的は言うまでもなく、グレモリー様が持つ欲望の世界破片の継承。レオン君とミス・メイはご先祖様が保管しているそうだが、あいにく僕の家にそんなものはない。
そもそも家財のすべては国に取り上げられているのだが、そうでなくとも僕の血族が持っているものなど粘りつくような負の念と禁忌の外法くらいのものだ。処分することはあっても継承するなんてあり得ない。
スチュアートの一族にあるのは、肥大化したプライドからくる人間の悪性を煮詰めたような邪念のみ。断じて世界を救う鍵なんて存在しないんだから。
「私は、お前にこれを渡すことに反対する意思はない。私の知る限り、私の力を受け継ぐことができるのはお前だけだ。欲望の譲渡はもちろんのこと、時間の許す限り我が叡知を――いつか来るであろう魔王神との戦いのため蓄えた魔導の力を授けてもいいと思っている」
「……ありがとうございます」
「しかしだ。これを受けとるというリスク。それは理解しているのか? 私の力と約束を引き継ぐのだ。最低限それくらいはわかってもらわねば困るのだがな?」
……世界破片を受けとるリスク。それは以前グレモリー様が仰られていた、人では制御できない力を宿すことで起こる暴走のことを指しているのだろう。
世界誕生より蓄積された知識の海へ触れる危険性。場合によっては数多の生命の欲望という強い意思によって自意識が消されてしまうリスクがあるほどに危険な力。それを受けとる覚悟はあるのか――というのがまず表向きの理由だろうね。
レオン君たちならそれを受け入れ前に進む意思を見せるだけで十分だろうけど、今目の前にいる魔導の深淵に潜む老人は僕にそれ以上を求めている。
魔術師とは叡知を武器とするもの。ただ魔力が強いだけでは、強力な魔法が使えるだけでは二流であるというのが僕の考えだ。
魔術師の真の武器は思考すること。己の力をどのように使うのがもっとも効率的で無駄がないか、それを常に考えているものこそ魔術の専門家を名乗ることができるのだと僕は信じている。
ただただ強大な力を求め、禁断の術に手を染め、何のために力を手にするのかも分からなくなるほどに目を曇らせているようでは二流だってことでね。
(そう。世界破片を受けとるリスクは自らの崩壊。それは事実としても、それだけ満足してはいけないんだ)
魔術師は全体を見切る目を持ち、裏を読む鋭い思考を持つべし。これはグレモリー様の著書にも書かれている一節だ。
ならば、ここで答えるべきなのは教えてもらったことの鸚鵡返しではなく、状況を整理した先にある全く異なる視点の危険性。
――そのはずだ。
「魔王たちの狙いにまんまと乗ることになる、ですか?」
「ほう?」
グレモリー様は僕の言葉を聞いて、興味深そうに片眉を上げた。
「ずっと気になっていたのです。魔剣王に吸血王。彼らはいったい何をするために僕らの前に姿を表し、その力を振るいながらも見逃すなんて真似をしたのかを」
「うむ。当然の疑問だな」
「彼らは最終決戦の誘いに来たなどと言っていましたが、そんなもの我々を殺してしまえばそれで解決する話です。ならば、あの場面で生かしておく事に意味があったことになります」
「道理だな」
「それも、魔王自らが出陣してまでの行動に出たということはただ生かしておくだけではいけないということ。つまり我々を半殺しにするのが目的だったということになり、さらにそこから推察できる真の目的は……圧倒的な力の差を知らしめること。どんな手を使ってでも強くならねばならない。その危機感を抱かせることにあると考えました」
「……それで?」
「そもそも、奴等の目的はなんなのか? 大目標が自分達の親玉の復活としても、それ以外に何かあるのは確実。そしてあんな怪物がわざわざ求めるものなど――世界破片くらいのものでしょう。それも、発見されないよう厳重に封印されているものを探すという問題を抱えているはずです」
「結論は?」
「はい。魔王たちは世界破片の力を見せつけることで、同じものを持ち出さねばどうにもならないと印象付けに来たのです。人間世界の誰かが持っている欲望の世界破片……それを使わせることこそがあの戦闘の、いやもしかしたら一連の侵略の目的だったのかもしれません」
そう、現在手元にある情報から考えればこう考えるしかない。
魔王たちの目的は世界破片の入手であり、そのために僕らを焚き付けている。
事実、魔王の驚異を知ったレオン君は知ってか知らずか聖域で護られている聖剣アークこと希望の世界破片を使うことにしたし、グレモリー様が封じることで存在を隠蔽している欲望の世界破片のまた戦場へ持ち出そうとしている。
後はノコノコやって来た僕らを殺すことで世界破片を楽々入手……という筋書きだ。
「……大体私と同じ考えだな。それで? そこまでわかっていてなおこれを求めるのか?」
グレモリー様は欲望の欠片を宿す手を僕の前に突きつけてきた。
そう、これを戦場に持ってこさせることが敵の狙いならば、この力を使うのはみすみす敵の策に乗るということだ。本来なら避けるべきなのだが――
「問題ありません。要は勝てばいいのです」
僕はもろもろの不安要素を一言で片付ける。
そう、戦場に現れた宝を奪うのが目的というのなら、奪われなければいいだけの話だ。どちらかというと僕よりもレオン君が言いそうな台詞だけど……いくら考えてもどうせこうなるしね。
「策士としては誉められん発言だな。策を練るということは、勝利も敗北も想定することが前提だぞ?」
「ええ。冷静に冷淡に、戦場を見きりもっとも利益を得られる場を作る。それが僕のような人間の役目でしょう。ですが、既に負けた後のことを考えている余裕はない。そう考えております」
「……戦略的には大敗、ということか?」
「ええ。そもそも、戦略を語るならばあんな化け物との戦いなど避けるべきです。それが不可能である以上、後は局所的な勝利でひっくり返すしかない。違いますか?」
「……頭と度胸はあるようだな。よかろう、合格だ。我が力、可能な限り授けよう」
「ありがとうございます」
無事テストに合格できたらしいと、態度には出さずに一息吐きながらも一礼する。
……僕には決闘状など届いていないが、それでも残された時間は三ヶ月程度。学生の詰め込みでももうちょっと時間があると言いたいところだけど……できることはやらないとね。
僕はレオン君の魔術師だ。僕がいる以上、彼に敗北を与えることは許されない。命を救われ、誇りと尊厳を取り戻してもらった恩……命に代えてでも、返させてもらうからね……。
◆
「――ハッ!」
ニナイ村に巣くっていたモンスターたち。それを僕に気づかれることなく殲滅した謎の強者。
明らかな危険が側にいると悟った僕は、魔力を開放しつつ窓を破って外に出た。
相手は間違いなく僕以上の感知能力を有しており、その技は室内戦で優位に立てるものだ。
となれば、確実に僕の存在にも気がついていることだろう。下手に気配を殺して守りを疎かにするよりも、全力で戦える状況を作ったほうがいいと判断したのだ。
(光属性持ちなんて、一体何者なんだ?)
希少属性というのは決して誇張でも何でもなく、南の大陸には僕と師匠を含めても10人といないはずだ。
魔物は触れているだけで浄化されるという特性上、魔物が宿す事はできない。まあ師匠によれば神聖な力などではなく『自分が気に食わないものを消す力』らしいので、解釈次第では持っている魔物もいるかもしれないけど。
(いずれにしても、こんなところで簡単に遭遇できるものじゃないはず。となると、僕を狙っていると考えるのが自然か?)
聖剣を入手する。その目的を持って僕が動いていることを知り、魔王軍が妨害にでた。
状況から考えると一番しっくり来る仮説なんだけど、その手段が光属性と言う点と、あの魔王たちの異常な強さから考えて今更そんなことをするとは思えない。
師匠と出合ったときにあったニナイ村襲撃事件は元々聖地への転移玉を狙ってのことだったらしいし、興味がないわけじゃないと思うんだけど……。
(……ダメだ。考えてもわからないや。そういうときは――本人に聞く!)
考えても分からない事はさっさと忘れる。師匠の教えに従い雑念を消し、敵の気配を探る。
どこから来る……?
(――――ッ!)
一瞬、かすかにだが小さな音が聞こえた。土を踏むジャリっという音だ。
僕はその方向に誰かいると決め打ちし、加護鎧を開放する。発動させるのは意図的な加護の失敗による、行動阻害魔法陣。
それを音がした辺りに手当たり次第に配置し、獲物がかかるのを期待することにしたのだ。
「……手ごたえ、あり」
僕の放った魔法陣の内の一つから、何者かに対する魔法効果の発動が確認できた。
光の呪縛により動きが封じられているはずだけど、いったい何者だ……っ!?
「ご、ゴブリン?」
「ギィ……アァァ……!」
出てきたのは、苦痛の悲鳴を上げる一匹のゴブリンだった。その横に裂けたような長い目からは苦しみのあまり涙を流し、全身は内側から弾けたように血まみれだ。
それはもちろん僕の魔法陣による効果ではなく、別の要因によるものだ。間違いなくその原因は……あのゴブリンの胸に埋まっている白い球だろう。強烈な光の魔力を放っており、その力でゴブリンを蝕みながらも支配しているのだ。
(酷い……恐らく、あの球でゴブリンの肉体を支配しているんだ。鳥人族の大陸で最後に見た風神玉と同じ気配を感じるよ)
たしか……コウモって人が持っていたという強力なアイテム、風神玉。持ち主に強力な力を与えると共に精神を支配するってものだったと思うけど、ゴブリンに寄生しているかのように埋め込まれたそれは規模こそ小さいけどアレと同じものだ僕は確信する。
恐らく、ゴブリンを操ってここにいたモンスターを全滅させたんだ。他者を無理矢理支配して、同族を殺させたんだ。
あのゴブリンの涙は、ただ痛いから、苦しいから流れているものではない。自分の手で仲間を殺した――その狂いたくなるほどの嘆きが理由なんだ。
人も魔物も関係ない。大切な人を失う悲しみに、種族なんて関係ないんだから。
「誰がやったか知らないけど……許さない!」
人として、騎士として、絶対に許せない非道。これをやったのがどこの誰かは知らないけど、例え神が許しても僕が許さない。
どうやら実行を操ったゴブリンにやらせて自分はどこか遠くにってタイプの犯人らしく、広げた感知網に引っ掛かるものはいない。
もちろんうまく隠れているだけって恐れはあるけど、今は誰もいないと結論して僕はゴブリンへと手を伸ばした。
本人……本ゴブリンが生きることを望むかはわからないけど、その選択をするためにもまずは生き残らなきゃいけない。
今にも理不尽に奪われようとしている命を見捨てるようじゃ、夢描いた騎士にもなれないし――最強の戦士レオンハート・シュバルツの弟子を名乗る資格もない!
「【持続治癒魔法陣】、そして【覚醒融合】!」
展開する魔法陣の一つを回復に切り替えて延命処置を行う。同時に、覚醒融合により精霊竜由来の光の加護を受けた永遠剣シフルと融合することで光を吸収する姿へと変わる。
師匠が山人族の大陸でやった呪いの解除と同じ理屈で、この光の球を摘出する。風神玉は内包する力が大きすぎて不可能だったけど、このゴブリンの中に巣くっている球程度ならできるはずだ。
(……! なんだ、この力は……)
光の魔力が僕のほうへと流れ込んでくる。これ自体は覚醒融合の特性そのものなんだけど、この光が何かおかしい。
師匠との訓練のときに、師匠の魔力を吸収したときとは全く違う。どこまでも清らかなのに、全く安心できない。清らかすぎて世界を拒絶しているような……いや、違う。
世界を拒絶しているんじゃない。世界から、自分以外を拒絶しているんだ。
(この光の魔力が誰のものかは知らないけど……絶対性格悪いぞ!)
自分だけが正しい。自分だけが正義。自分だけが価値がある。
そんなことを、心のそこから考えているタイプ。僕はこの光に直接触れてそんな印象を抱いた。
そんな人間は今まで何人か見てきた――王都動乱事件の時に出合った魔薬の被害者とか――けど、これはそれらとは違う。
増長とか、暴走とか、そう言う奴じゃない。ただひたすらに、当然のように自分の絶対性を信じている。自分の考えを、世界の真理としている。心の底から隅々まで、一切そんな傲慢に疑いを持っていない。
こんな精神の持ち主が、いるのか……?
「だけど――どんな考えを持っていようと、やっていいことと悪いことがある!」
ゴブリンの中の玉を抜き取る。そして、この清らかで邪悪という矛盾した力を、砕く。
(……後は治癒魔法陣の回復に期待するしかないか。その後どうするのかはこのゴブリン次第だけど、どうするのかを決める権利だけは奪わせる訳にはいかないよね
僕はゴブリンが窮地を脱したことを確認し、一息吐く。
本来、人として――人間という種族としてはこの行為は正しくないだろう。カーラさんのところの上位ゴブリンならまだしも、このゴブリンのように本能で生きている低位ゴブリンが僕に感謝するようなことはまずないだろうし、生き延びた結果人間を襲うことだって十分にあり得るんだから。
でも、そうやって人の敵になるのならそれでもいいのだ。その時は僕が責任を持って斬る。僕がやったことは、自分の意思で敵対するかどうかを選ばせたってだけなんだから。
(……人としては間違っていても、僕としては正しい。それだけだよ)
魔法陣を残したまま、僕はその場を去る。
目指すのは、多数の魔物の死臭漂う僕の生家だ。何者の思惑かはわからないが、本当に酷いことをしてくれる。いったい誰が掃除するんだよ、あの惨状は……。
◆
「父上、私に更なる力をお与えください」
「……何があった?」
私は実家――闘技場にあるクン家へと戻り、父上と出会って早速用件を切り出した。
「修羅招来図の貸し出しを願います」
「……待て待て。まずは落ち着け。まず第一に、何でお前がここにいるんだ?」
グレモリー老が語った、魔剣王の領域に足を踏み入れる鍵――その隠し場所は間違いなくクン家最終修練、修羅招来図であると私は睨んでいる。
だからそれを早く手に入れ、更なる高みへの扉を開こうと思ったのだが……父上には怪訝な顔をされるばかりだった。
……そう言えば、帰ると連絡はしていなかったかな? 公的には緊急連絡として入れていたはずだが、王都から離れて暮らしている父上には伝わっていなかったか。
「失礼しました。まずは……ただいま戻りました」
「ああ、うむ。おかえり」
礼節とは礼――つまり挨拶に始まり挨拶に終わる。いくら焦っていてもこれを欠かしてはいけないな。
「早速ですが父上。これまでにあったことの経緯を説明させてください」
「……よほどのことがあったようだな。どれ、こんなところで立ち話もなんだ。まずは上がりなさい」
私は出迎えに来てくださった父上と、玄関で話していたのだった。
……確かに、家にはいるくらいの時間的余裕はあるだろう。我ながら、少々慌てすぎだな。
……敗北に屈辱を覚えるのは、何度繰り返しても慣れないものだ。次は確実に勝つ。その事で頭を埋めすぎているか。
「実は――」
「誰かに負けたのか? 相手はガーライルの倅か? お前は昔から喧嘩に負けるとそんな感じになるからのぉ。特に、見習い試験から帰ったときはすぐに修行をつけろと玄関で喚いておったし……いやはや懐かしいな」
家に入り、話始めようとしたら父上に先を読まれた。
……そんなに分かりやすいのだろうか? シュバルツに負けたという勘違いはいただけないが。
「……敗北したのは確かですが、相手は違います」
「ほう? お前が負ける相手が他に……魔物か?」
「はい。敵の名は魔剣王。魔王軍の頂点に君臨する一人だそうです」
父上は、一瞬驚いたような表情を見せた。
しかしすぐに気を取り直し、話を続けるように一度頷いた。私もそれに応え、魔剣王と戦うまでのことを――この地を旅立ってからのことをかいつまんで話したのだった。
「……なるほど。世界破片に魔王。そして、クン流を使う吸血鬼か……」
父上は話を咀嚼するように何度も頷き、数秒目を閉じて何かを考えていた。
やがて考えがまとまったのかゆっくりと目を開き、自分の膝を一度叩いて大きな声で私の願いに応えてくれたのだった。
「あいわかった。そのよくわからんすごいものが我が家に伝わる究極の修練――修羅招来図に眠っているというのなら遠慮なく持っていけ。元より、あの修行を終えたお前には既に所有権が移っているのだしな」
「ありがとうございます」
気前のいい父上の回答に、私も頭を下げて礼をいう。
修羅招来図――開いたものの魂を吸い上げ、強力な拳士が跳梁跋扈する絵画の世界へと封印してしまう危険極まりない絵巻。
やがて取り込んだ対象を自らに刻み、絵画の世界の住民としてしまう呪われた道具――という触れ込みだが、これは半分間違っている。
確かにこの絵巻は無差別封印を行う危険な呪いの品であり、取り込んだ対象を自らに刻む機能がある。だが、別に一度入ったら出られないわけでも何かを失う訳でもないのだ。
絵画の世界に記録された数多の戦士と戦い死を体感することはあるが、中に入って気絶ないし死亡したとしても無傷で外の世界に出られる。そのままショック死する可能性を無視すれば、実によい戦闘経験を積める修行場になるということだ。
そして、この絵巻に登録されているのは歴代のクン家当主……要するにこれを使って修行を行った者たちだ。
グレモリー老が仰っていたのは、間違いなくこの絵巻だろう。絵巻に記されている初代クン、ボルグ様の中にこそ欲望の欠片が眠っているはずなのだ。
「前に出会ったときは幾つかの技の伝授で終わってしまったが……今度は、勝利と共に目的を叶えてきます」
「うむ。せっかくだから歴代の誰もが継承できなかった『究極の一撃』に関しても聞いてみるといい。覚醒融合という新たな領域を知り、初代の秘技足る三重加法を己のものにしたのだ。可能性は十分にあるだろう」
「はい。クン家に名前だけは伝わる失伝奥義の復活。世界破片の入手。どちらも完遂して見せます!」
「うむ。それでこそ我が娘だ。何事も、まずやってみるのが肝心だからな」
「全てにおいて結果は栄光か死か、ですね」
「その通り。我がクン流の家訓に不可能などという教えはない。途中で死ぬことはあっても、できないなどと諦めることはあり得ぬ」
クン流を継ぐものとして、その覚悟も継承する。いつも言われていることを改めて胸に刻み、私は絵巻を開く。
素直に譲るのならばよし。拒否するのなら――己が武を持って資格を勝ち取って見せよう!




