人物設定 風の決着編
人物紹介
今回はおまけとかは特にないです。
人物紹介だけで10000字越えちゃいましたので……。
名前:レオンハート・シュバルツ
所持スキル:力道点破※1、明鏡止水※2、神造英雄※3
簡単な紹介
超激務な連続戦闘を乗り越えた主人公。その過程で修練の結晶ともいえる技術と、不本意な異能を入手した。
この戦闘では最初に雑魚軍団の掃除、その後吸血鬼ミハイと戦い休む間もなく吸血王と戦闘。その後精神世界に3年閉じ込められ、術を破ると同時に真レオンハートの消滅と引き換えに神造英雄の束縛から解放。また吸血王と軽く一戦交えた後大急ぎで帰還し、鳥人族の裏切り者香藻と戦闘。終わってもやはり休む間もなくまた雑魚軍団と戦闘を初め酷使された状態で征獣将と戦闘。勝利を掴んだと思ったら香藻の風神玉が暴走しその処理に追われようやく事件収束という酷使具合であった。
その後三日寝込んだ後にすぐさま次の大陸への出発を宣言した。もういつ「俺、この戦いが終わったらゆっくり寝るんだ……」とか言い出してもおかしくない状態であり、ちょっと不安定になりこっそりとロクシーへ意味もなく連絡いれたりしていた。
※1:攻撃の際の力の制御技術。平たく言えば力を無駄にすることなく相手に叩き込むという攻撃の基礎を突き詰めた技。一流の戦士なら当然のように皆できることだが、そこから更に一歩進んでより無駄をなくした証。
※2:元は真レオンハートが考案、開発を行った魔力と身体運用の技術。力道点破を習得していること、浄化の特性を持つ光の魔力を有していることが前提条件の技術であり、あらゆる力を自身に触れる一部だけ浄化し自身と同質の魔力に変換することでどんな攻撃でもすり抜けるのが基本原理。全部で三段階存在する。
第一段階・静
基本原理に忠実に、実体を持たないエネルギー攻撃を受け流す技術を習得した段階。この状態ならば物理攻撃以外ならば理論上どんな強力な能力でも無効化できる。ただし攻撃の流れに逆らわないようにするため、発動中は身動きできない欠点がある。そのため、物理攻撃には完全に無防備。
第二段階・流
同化する力の中に自分自身の流れを取り込み、明鏡止水状態での行動を可能にした段階。自分の力の制御を極めた段階とも言え、魔法的な攻撃はもちろんのこと物理的な攻撃に関しても実力での回避可能ならば偶然の入る余地をなくし完全に回避することを可能にする。欠点として、逆らわず抗わない力の運用という原理上攻撃の際には技が解除されてしまう。
第三段階・極
自分の流れだけではなく、相手の流れまで完全に制御する一つの極み。本来攻撃の意思を持った時点で解除される明鏡止水を攻撃時にまで維持することができる。攻撃するというよりは相手の防御をすり抜けていると言った方が正しい動きを可能にする。技の性質上、完成すれば回避不能の上に防御無視の攻撃を実現する。これを防ぐには物理的に強固な防具を身に纏うほかなく、魔法や特殊能力と言った類の防御ではどんなものでも無視して本体を攻撃することを可能とする。
レオンハートはこれを第三段階まで習得したが、第三段階だけは最低30秒は自分の精神を安定させるため、そして攻撃対象の動きを観察するための精神集中が必要という欠陥がある。そのため、仲間に守ってもらえること前提の未完技と言っていい。また、一撃に全神経を集中させているため回避不可能は実現できず、むしろ避けやすい大振りとなっている。
※3:精神世界にてレオンハートの魂に寄生していた光の怪物、神造英雄の制御に成功した証。真レオンハートの犠牲を払った上で精神支配を受けることなく神造英雄の出力と技を発動することを可能にした状態であり、全身を純白の魔力で覆うほか髪まで白く染まる体に悪そうなモード。欠点として、総魔力量は通常時から何も変わらないのに出力が跳ね上がるため燃費が非常に悪いこと、そして使用者であるレオンハート自身がこの能力のことを嫌っていることがある。本人的には棚から牡丹餅で手に入れた吸血鬼の能力以上に嫌悪すべきものであり、真レオンハートの遺品でなければ一生封印したいくらいの気持ちらしい。まあ、誰とも知れない誰かが自分の中に埋め込んだものに精神を支配されていたと聞いてそれを歓迎する者は少ないだろう。
名前:アレス・ニナイ
固有装備:永遠剣シフル(旧名不朽の剣)※4
所持スキル:明鏡止水・静、覚醒融合
簡単な紹介
レオンハートの弟子。この戦いではめでたく敵将の首級を挙げるといった成長と活躍を見せたが、まだまだ格上である吸血鬼ミハイの不意打ちで攫われてしまった。師匠に命がけで救われた後自分の無力を嘆いていたが、風の精霊竜に誘拐同然で連れていかれ新たな力を授かった。
師匠とは一味違うところを見せるかのように突然手にした新たな力をあっさりと使いこなし、師匠の絶体絶命の危機を救うなどいろいろ美味しいところを持っていった。
※4:壊れないという特性を持つ魔剣を改造しまくったもの。それをベースに風の精霊竜が祝福を与え、新たな名前と共に生まれ変わった風の聖剣。風の精霊竜の加護を受けて入るが、力のほとんどは風ではなく光であり、風の要素は持っていると飛行スピードが上昇するくらいである。変形機構として実装はしたもののまだまだ実用には至ってなかった、金属糸で繋がった刃を矢として放つ『竜口弓』モードの使用が力の底上げによって可能となった。
余談だが、不朽の剣という名称を剣本人はあまり気に入っていなかったらしい。
名前:メイ・クン
所持スキル:覚醒融合・建雷命※5、明察不動の構え※6
簡単な紹介
格闘術クン流の後継者。弟子に取ったカーラを心配しながらも獅子奮迅の活躍を見せた。
弟子カーラと仲間を瀕死に追い込んでいたところに乱入する形でカーラの実の父親である吸血鬼カーネルと交戦。お互いに全力を出さないまま周囲を更地に変える激戦を演じたが、決着はつかなかった。
その後魔獣王軍の雑魚軍団の殲滅と足止めに従事した後レオンハートたちと共に征獣将と戦い、勝利に貢献した。
その過程で覚醒融合やクン流の極みを見せるなど、彼女もまた確かな成長を見せた。純粋な人間なのに一番人間であることが怪しい身体能力の持ち主である。
※5:初代クンが残した腕輪を用いた覚醒融合。メイ自身の属性である雷を纏いながら、腕輪に宿った異能【三重加法】を発動できる。この発動自体は覚醒融合なしでも可能なのだが、覚醒融合の身体強化によって反動を抑えつつ使えるようになった。それでも辛いものは辛いのでここぞと言うときに使う切り札である。なお、覚醒融合しても電気で髪の毛が逆立つくらいしか外見に変化はない。
※6:クン流が速さで勝るシュバルツ流に勝つために突き詰めた『先読み』を極めた状態。自分の足を止め、相手の動きの全てを観察し最高のタイミングでカウンターを仕掛けるのが目的。先読みに全神経を集中させたこの状態のメイは、一種の未来予知にも等しい予測を可能にしている。欠点として不動の構えを取るため遠距離攻撃が苦手。どんな攻撃でも先読みして拳で迎撃することは可能であるほか、隙を見せれば遠距離攻撃形の体術を使うことで対処はできるが本命は自分の間合いに敵が入ってくる瞬間である。
名前:カーラ
所持スキル:クン流格闘術
簡単な紹介
弟子組の一人として奮闘。素の性能の違いで頭一つ抜けた戦闘力を誇り、思考の残念さは思い切りがよいという視点で強みとしている。
吸血鬼なので毒の類に完全な耐性を持っており、同じく毒に対する抵抗力が高い配下のモンスター軍団と共に毒攻めを主軸としていた魔獣王軍相手にも大奮闘した。
その過程で父であるカーネルに遭遇。自分の下に帰ってくるように言われるが、今の仲間と共にいることを選び拒絶、戦闘となる。
結果は格の違いを見せ付けられるものとなったが、個人としての覚悟を示す事はできた。心の成長は時に肉体的な成長を大きく上回る力となる。目指すべき高みを見せられたということでもあり、まだまだ成長することだろう。
名前:クルーク・スチュアート
所持スキル:合成獣の異能※7
簡単な紹介
実の父により合成獣に改造された悲運の魔術師。しかし現在の上司であるレオンハートからして生物学的に言っても化け物であることだし、いろいろ吹っ切れて人外の能力を有効活用している。
レオンハートからの要請でアレスのチームメンバーである精霊魔術師の少女ナーティアに教えを授けることに。本人は弟子に取るほど大げさなものではないという認識だが、指導内容の密度と丁寧さは十分弟子入りレベルである。
多人数を相手にするのが本領と言わんばかりに、数の暴力を武器にする魔獣王軍相手に大活躍した。その他いろいろ痒いところに手が届く多様性と汎用性を見せ、何かもうこいつ一人いれば大抵の事は何とかなるんじゃね的な有能さを見せる。
※7:合成獣と言う肉体の特性を利用した異能。無数の魔物の集合体であるため、身体を切り刻まれたり穴を空けられたりしてもダメージにならない脅威の耐久力を有する。また、自身の体内という結界空間を持っており、それを展開し他者を取り込むことで食らうことができる。この手法で食った相手は全て死ぬことなり、その身体はクルークの身体を構成するパーツになるほか魔力補充のエサにもなる。魔力補給魔法も習得しているため、周囲に敵がいるならば仲間全体に魔力を供給し続けることができる。ただし、生命の理に真っ向から背いている能力の関係上生命力を削られるため、体力的な意味であまり多用はできない。
名前:ナーティア
所持スキル:魔術師基本心得(英雄級基準)
簡単な紹介
アレスのチームメンバーの一人にして、クルークのファン。幼少期は貴族の家で過ごしていた関係上、最上位の貴族であったスチュアート家のことも一応知っていた。
半分だけ貴族の血を継いでいるだけ自分とは違い、個人としても英雄として知られるクルークにアイドル的な憧れを持っていた。
その当人から直接指導を受ける栄光に内心狂喜乱舞しており、すぐさま自分の指導員であったレオンハートの仲間という言葉の意味を理解させられるほど魔術師としての基礎を徹底的に仕込まれた。
その結果、安定性皆無の精霊魔術師でありながら力の制御と安定を習得した。
戦果としては敵幹部である守護十二獣の一角を撃破と活躍したが、吸血鬼カーネルには手も足もでなかった。しかし彼女の機転で救助を要請できたことを考えると十分すぎる働きだったと言えるだろう。
名前:マイド・ボーンジ
所持スキル:転移魔法
簡単な紹介
超えちゃいけないラインを超えた変態。しかし実力は確かであり、その異能である空間転移を用いて戦場全てをサポートする大活躍を見せた。
瀕死の重傷を負った者をすぐに安全地帯まで下げるなど、彼一人いるだけで相当の数の命が救われている。また戦力の運搬にもその能力を発揮しており、数で劣る人間・鳥人族連合が魔獣王軍の波状攻撃に対抗できた立役者である。
その代償として魔力も体力も枯渇寸前まで消耗することとなったが、本人は幸せだったらしい。しかもその状態で攻め込んできた敵の迎撃までこなしているのだから十分すぎるほど働いたと言えるだろう。
名前:マクシス
所持スキル:空間転移の矢※8
簡単な紹介
アレスのチームメンバーの一人。彼女募集中。
ボーンジの指導を受け、幾つかの戦闘技術を習得。それを用いてアレスをサポートし守護十二獣を撃破した。
しかし吸血鬼ミハイとは戦うことすらできずに取り逃がし、その後は他の兵士たちと共に雑魚魔獣を食い止める防衛線の一員として戦った。
戦争の最後の最後、暴走した風神玉を抑える最後の作戦において魔導船リヴァイアサンの狙撃手を務めた。どうやら弓矢だけではなく飛び道具全般に適正があるらしく、見事な腕前を見せたのだった。
※8:文字通り空術を併用した射撃術。本来空術の適正など持ち合わせていないマクシスだが、苛烈な訓練により何とか初歩だけは習得した。技の性質としてはまず普通に矢を放ち、放った矢を空間転移させることでターゲットが想像もしない軌道の一射を実現することを可能とする。
名前:鳳
所持スキル:槍術など
簡単な紹介
鳥人族最強の戦士。身体を侵していた毒素も概ね抜け、ほぼ全力に等しい状態となった。
本来の力を取り戻した彼は英雄級と比較しても互角以上と言っていい強者であり、英雄を越えた逸脱者級と言っても過言ではない。
戦争では守護十二獣を瞬殺、その後同じ鳥人族の裏切り者である香藻組の中で最強の男、凰翔と戦闘を行った。
その決着はつくことなく魔獣王軍の横槍で終了したが、戦況はやや鳳優勢であったようだ。狂気に半分心を食われていた凰翔と違い、怒りに燃えながらも最後まで冷静な戦士であった精神の強さが差となったのだろう。
魔獣王軍の策略から逃れるためボーンジの転移で撤退した後、休むことなくすぐさま征獣将の元へ転移された。その際香藻組から取り戻した鳥人族の秘宝装備を身につけたことで戦闘力が増加しており、対空術結界も結界破りの秘宝で破っている。
もうボロボロだったレオンハートたちに代わり征獣将と戦うこととなった鳥人族部隊だが、彼を主軸に魔王軍最高幹部相手に一歩も引けを取らない戦いを演じ、トドメの一撃まで見事時間を稼いだ。
その後は風神玉の封印に従事した後魔獣王軍の残党狩り、そして香藻組の尋問に当たっていた。
名前:フィーリア
所持スキル:鳥人族流槍術
簡単な紹介
アレスのチームメンバーの一人。鳥人族最強の男、鳳の指導を受け実力を飛躍的に伸ばしている。
吸血鬼カーネルクラスには手も足も出なかったが、チームで守護十二獣征伐など十分な戦果を上げた。回復した後は魔獣王軍の足止めに参加、残党狩りにも貢献している。
名前:サフィリア・フィール
所持スキル:話術
簡単な紹介
裏で政治的なあれこれを担当しているフィール王国の姫君。レオンハートを篭絡し、伴侶として自分の派閥に加えようと暗躍もしているが当人が修行で外にしかいないのでそっちはさっぱり進展がない。
実は物凄く働いている。優秀な文官が軒並み凶刃に倒れた鳥人族の中には政治的なやり取りができる人材が少なく、調整役として非常に苦労している。完全に乗っ取るくらいのつもりならむしろやりやすいだろうが、目的がお互いに利益が出るように同盟を結ぶことなので難易度が跳ね上がっている。仮に乗っ取りなどすれば武力で答える武人しか残っていない国との交渉は難しい。
戦争時は攻め込んできた香藻を話術のみで足止めして見せた。その一言が雪姫に影響を与えたりもしたらしい。
名前:雪姫
所持スキル:王族の翼
簡単な紹介
生き残った鳥人族の王族。サフィリアが語った王族論に影響されて自己犠牲に走ったが、それを良しとしないほかのメンバーに助けられ無事生き残った。
なお、同じ状況にサフィリアがおかれた場合躊躇なく自分の命を優先する。民あっての王族であるのは事実だが、しかし王あっての国なので自分を粗末にしていいということではないと戦争終結後に教えられたらしい。
幼いが鳥人族の王族であるため、翼の力は強い。産まれた時から翼を有している最上の血統は伊達ではなく、真っ直ぐ飛ぶだけなら他の鳥人族では追いつけない速度がある。成長すれば最強の座も夢ではない素質を持っており、一言で言えば天才である。
――魔王軍――
名前:オゲイン
年齢:不明
性別:男
種族:吸血鬼(王)、真祖
肩書:吸血王、魔人王、原初の四魔王
固有装備:不明
所持スキル:幻術など
魔力属性:闇
容姿について
髪型:白髪のオールバック
体型:ほっそりとした痩せ型
身長:190 cm
体重:85 kg
服装:黒いスーツとマント
第三者評価:一見ただの初老男性だがその力を理解できる領域の者からすると脅威の一言(人間より)、言葉にするのも不敬(魔物軍より)
簡単な紹介
原初の四魔王と呼ばれる魔王の一人。神と称させる魔王神直轄の魔王軍最高幹部の一人であり、全ての吸血鬼の源流。
その力は未だ謎に包まれているが、神造英雄に対応しながら精神系の幻術をレオンハートにかけるなど今までに遭遇した敵には不可能なことを平然とやってのける。
その目的は世界破片の入手とのことだが、詳しい事は未だ明かされていない。
名前:カーネル
所持スキル:古式クン流格闘術
簡単な紹介
カーラの父である伯爵級吸血鬼。しかしその実力は階級を大きく越えていることが判明し、種としての能力よりも技術に優れる異端の吸血鬼であることを知らしめた。
戦争では自分の娘であるカーラを含む弟子組三人を瞬殺、その後救援に駆けつけたメイとしばらく戦闘の後撤退した。
使用技術はクン流格闘術。それも現在まで受け継がれてきたものではなく、術理の始祖である初代クンの技を会得している。といっても門下生ではなく、戦いの中で技を盗みとったというのが正解のようだ。
本人の口ぶりからして初代クンとは敵と言う形での知り合いらしく、かつて初代クンに敗北した経験がある。その敗北の悔しさから吸血鬼としての優れた能力に頼るのではなく技術を磨くことを始め、そのお手本として自らよりも遥かに劣る力しか持たないのに自らを越えた戦闘力を身につけた初代クンを選んだらしい。
その実力は現代のクン流後継者メイと互角に戦うほどであるが、まだまだ本気は出していない様子。正確には出せないとのことだが……詳細はいまだ不明である。
名前:ミハイ
所持スキル:覚醒融合(精霊化)
簡単な紹介
吸血鬼の宝の一つ、吸血牙槍を操る伯爵級吸血鬼。レオンハートが幼いころからの縁であり、これが三度目の戦いである。
敵対者にレオンハートを据えているためか、吸血鬼でありながら技術を磨いている。その能力は加速法の習得にまで至っており、レオンハートの全てを越えてやるという意思が見られる。
基礎能力と種族的特殊能力により性能では純正の吸血鬼であるミハイが上回っているため、もしレオンハートの技の全てを習得すれば間違いなく彼を超えるだろう。
戦争ではアレスを攫い、レオンハートをおびき出した。しかし彼自身の意思で立てた作戦ではなく上位者である吸血王の命令に従っただけであったようだ。その後すぐさまレオンハートを吸血王の下に送ってもよかったのだが、作戦成功の褒美として僅かな時間限定でレオンハートとの再戦を行った。しかし疲労したレオンハートと力比べすることに虚しさを感じていたらしい。
次に会うときにはお互い100%で殺し合うことを願って戦場から姿を消した。その実力はまだまだ未知数であり、隠された新たな力があるらしい……。
なお、吸血王に従ってはいるがあまり忠誠心はないらしい。というよりも、吸血鬼社会は完全縦社会であり同時に実力主義。最強の吸血鬼が吸血王だからこそ従っているだけであり、もし下克上のチャンスがあれば遠慮なくやる気とのこと。もちろん、そうした社会の方がより配下の力が高まると考えているのは吸血鬼の気位の高さを熟知している吸血王本人である。
名前:グラム
年齢:不明
性別:男
種族:魔獣巣窟
肩書:征獣将
固有装備:高位魔獣の槍
所持スキル:流血の異界開放※9、魔獣の鎧※10
魔力属性:地
容姿について
髪型:獅子の様な鬣
体型:四足獣の下半身と異なる魔獣の腕が四本、当然超ムキムキ
身長:少なくとも3メートル以上
体重:測定不能(肉体の組み換えでどうにでも変わる、最低値は200 kgくらい)
服装:基本マッパ(魔獣の外殻などの生体鎧で武装はしている)
第三者評価:見た瞬間に死を覚悟する大魔獣
簡単な紹介
魔獣王軍のナンバー2。魔王軍の中でも特別な存在である原初の四魔王の副官という立ち位置。
魔王軍全体で見ても間違いなく強者であり、序列をつけるなら魔王神を除いて6位~10位のどこかだろう。
その異能により個人戦よりも集団戦を得意としており、比喩ではなく一人で戦争ができる能力者。もちろん個人戦でも十分以上に強く、不死身の身体と合成獣由来の高性能な肉体を駆使した肉弾戦では最強クラス。
性格的にはかなり慎重な部類であり、まず数の暴力で相手を弱らせてから狩るという方針をとる。ぶっちゃけそんなことせずに最初から自身の力押しで攻めていたらそのまま勝てた可能性が高いのだが、より勝算の高い策を取ったのに真っ向から食い破られたのは相手が悪かったとしかいいようがない。
それでもレオンハート、メイ、クルークの三人がかりでさえも余裕で相手に出来た実力は間違いなく本物であり、今回は自分の天敵とも言える技を会得したレオンハートがいたのが最大の不運といえた。その危険性を察知してレオンハート相手に近接戦闘を挑まず最後まで配下を使った数の持久戦を挑む慎重さがいい方に出ていれば何の問題もなく本人の望みどおり圧勝できただろう。
※9:グラムの体内にある異空間に住まう魔獣を流血と言う形で外に解放する。その総数は約1億ほどであり、もやは一つの世界と言っても過言ではない規模を誇る。中の魔獣がどうやって暮らしているのかは謎に包まれているが、敵対者を取り込んだ後解放するとグラムの忠実なシモベになっていること、そしてグラムが死亡すると体内外問わず取り込まれた魔獣が消滅することから考えると本当に生きているわけではなく魔法的に生かされているだけなのかもしれない。なお、少しでも質を高めるため、そして食糧問題解決のため魔獣たちは常にお互いに食い合いをしている。それでは食物連鎖が成り立たないが、分裂で増える魔獣や異界の魔力を吸うだけで繁殖できる魔獣などでその問題を解決しているらしい。
※10:体内の魔獣に自分のダメージを移し変える能力。どんな強大な攻撃でも複数体に分散して分けることで本体へのダメージは0となる。本来なら全魔獣に分散させてどんな攻撃でも一億分の一に減少させ無力化するのが理想なのだが、まだそこまでの領域には至っておらず魔獣が死んだら次の魔獣という形を取っていた。
名前:守護十二獣
構成
1.蛙人の賢者・ヌルホウ――アレス・マクシスペアに破れる
2.亜竜人・ガイザレス――レオンハートに一対一で破れる
3.狂化熊・ガードン――カーラ・フィーリア・ナーティアチームに破れる
4.半人半馬・ギリー――レオンハート(半暴走)に破れる
5.格闘猿人・ゴウ――メイに敗れる(描写なし)
6.刃羽の魔鳥・コッカス――鳳に破れる
7.狼獣人・シューガ――レオンハートに六対一で敗れる、以下同文
8.虎獣人・レイガル
9.魚獣人・ヌースパルス
10.石化眼の大蛇王・ドラーガ
11.二本角の黒馬・カカロス
12.三つ首の魔犬・バルグ
以上12体で構成される魔獣王軍の幹部クラス。征獣将に万が一があった場合代わりに副官を勤めることにもなっており、実力は確か。人間で言えば準英雄級~英雄級。
魔王軍の序列で言えば11位~50位のどこかくらい。各軍にこのくらいの実力者は多く、日々入れ替わっている。悪魔イーエムと比較してもどっこいくらいの実力だろう。
しかし成長したレオンハートたちからするとちょっと物足りないくらいの実力。魔王軍は1位~4位>5位>>6位~10位>>>>11位以下という具合の分布でそれぞれ実力が大きく離れているのである。
――香藻組――
名前:香藻
年齢:27歳
性別:男
種族:鳥人族
肩書:裏切りの王族
固有装備:鳥人族の秘宝※11、風神玉※12
所持スキル:鳥人族の翼
魔力属性:風
容姿について
髪型:黒髪短髪
体型:細くはないが太くもない
身長:178 cm
体重:72 kg
服装:派手さ重視の王族専用服
第三者評価:張りぼての王
簡単な紹介
鳥人族を裏切り魔獣王軍の軍門に下った王族。
その際自身以外の王族とその側近を配下を使って皆殺しにし、宝物庫にあった鳥人族の秘宝を持ち出した。唯一その難を偶然逃れた雪姫を除いて。
性格は自己中心主義者。自分が得をするのが世界の真理だと思っている。理由は王族だから。
そんな性格なので平時から全くと言っていいほど国民の支持を得ていなかった。もちろん他の王族からも。このままでは玉座は遠いと普段から危機を感じており、同じ思いを持つ有力な家の次男三男と派閥を作っていた。
本人の実力ははっきり言って低い。武芸の稽古などサボり倒してきた(だからと言って学問に力を入れていたわけでもない)ため、実力は王族の血に由来する強力な翼の力しかない。下手をすれば同じ翼を持っている五歳児の雪姫に喧嘩で負けかねないほど。
戦争時は散々暴れた挙句風神玉の力に飲まれ暴走、そのまま叩きのめされて捨てられたが、風神玉最後の機能である自爆により危うく死に掛けた。その前に風神玉が遥かかなたへ飛ばされたので九死に一生を得たが、当然捕縛されて口には出せない尋問を受ける事となる。
全てが終わった後は当然処刑となるだろう。そのことに関して誰一人異議は唱えないため、その未来は既に確定している……。
※11:鳥人族が保有する数々のマジックアイテムや金銀財宝の類。かなり強力なものが揃っており、これがあるだけで戦闘力が飛躍的に上昇する。結界破り、魔力回復、各種特殊耐性装備などより取り見取り。道具頼りと言ってしまえばそれまでだが、鳳などの主武装も含まれているため持ち出されただけでかなりのダメージだった。
※12:王族専用アイテム。鳥人族が持つ翼の力を極限まで高める力を持っており、使用者が香藻であっても英雄級の力を与える。同時に光の属性を操ることもできるようになると非常に有用なアイテムであるが、世の中そんなにうまい話はなく使い続けると精神を乗っ取られるリスクがある。しかも持ち主が敗北すると自爆する機能まである。実は王族専用と言うのは本来あった能力ではなく、その有用性と危険性を認識したかつての王族が自分達以外には使えないように呪いをかけたのが真相。
名前:凰翔
年齢:42歳
性別:男
種族:鳥人族
肩書:香藻の側近
固有装備:天魔※13
所持スキル:鳥人族流槍術
魔力属性:風
容姿について
髪型:黒髪の長髪を後ろで束ねている
体型:筋肉質
身長:208 cm
体重:100 kg
服装:真紅の鎧
第三者評価:強者
簡単な紹介
裏切った鳥人族の隊長。というか事実上こいつ一人の武力で香藻組は成立している。
香藻の腹心という扱いを受けているが、本心は鳳と敵として戦いたいという戦闘狂の欲のみ。
実力は文句なしなのだが、狂気に満ちている危険人物。望みどおり鳳と戦い続けたが、征獣将の補給として取り込まれ死亡した。その力を示すかのように征獣将の受けた傷を一瞬で治癒するほどの力を供給する。本人は全く嬉しくないだろうが。
※13:鳥人族の秘宝の一つ。鳳の天覇が風の正当強化ならば、こちらは風に属性付加を施す魔槍。付加されるのは“死”の属性。闇属性の中でも即死能力に特化した能力を風に与えることができ、並の者ではこの槍が起こした風に触れただけで命を落とす。相応の実力者ならば自身の魔力で抵抗することができるが、それでも生命力をごっそり抜かれるのは覚悟せねばならない。




