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【番外編完結】他力本願英雄  作者: 寒天
青年編後編 人間の戦い
131/241

人物設定 上級騎士後編――人類決戦――

今章の人物設定です。

要望がありましたので、作中時間経過に伴ってデータが変化している場合改めて載せています。

名前:レオンハート・シュバルツ

年齢:22歳

性別:男

種族:人間(?)

肩書:上級騎士、外交隊責任者

所持スキル(追加分):覚醒融合※1 刃輪舞・極みの一※2

固有装備(追加分):能力強化系マジックアイテム

魔力属性:風、光、闇、混沌


容姿について(三年前と変化している部分のみ掲載)

髪型:首元ほどまでの金髪(伸びたら切るサイクル)

体型:一見するとスラリとした筋肉質、直で見るともう人間ではないレベルの異常筋肉

身長:192cm

体重:85kg

服装:上級騎士専用の団服(上級騎士と書かれた腕章がついているだけで普通の団服)※3、戦闘時はその上から鎧装備

第三者評価:英雄級、素材はいい人


簡単な紹介

いつもの任務に出発したはずが、気がついたら国家転覆を狙う逆賊との戦いに参戦し、更に気がついたら吸血王の攻撃を受けてた主人公。

旧友のクルークと再会し、そこで覚醒融合に至る。実は三年前に一度体験したことなのでむしろもっと速くそこにたどり着いておけよって話なのだが、それがこの主人公の限界である。

戦いが終わった後、敵の首領を討ち取った功績による褒美と共に、伯父に当たる男の起こした不祥事の責任という形で以前却下された外の大陸への出発を許された。


※1:マジックアイテムと自分の魔力を融合させ、より大きな一つの魔力になる技。覚醒融合と名づけられているが、実のところ限界突破の技である覚醒と厳密なつながりはない。ただ、人間の身体でマジックアイテムとの融合を行った場合その圧に耐えられず破裂してしまう。そのため、人間の場合に限り覚醒が前提条件となっているためこのネーミングとなっている。

※2:加速法によって高めた力の全てを一度の斬撃に込める、正真正銘最速の一太刀。加速した速度に任せて斬りまくることから刃輪舞と名づけたため、ぶっちゃけもう刃輪舞とは何の関係もないのだが、加速した速度を活かした剣技ということでこうした名を付けた。

※3:騎士団に配属されると皆受け取る服であり、戦闘も考慮して非常に頑丈かつ機能性重視で作られている。階級によって腕章が配布されている。とはいえ旅にはあまり向かない(性能的な意味ではなく、騎士であることをアピールしてしまうから)ため、レオンハートは王都に帰還してから着るようになった。デザインとしては白いシャツに黒いズボン、その上から黒い上着を羽織っているイメージ。


名前:ガーランド・シュバルツ

年齢:吸血鬼化しているため意味はない、肉体的には20代後半くらい

性別:男

種族:吸血鬼(人間としての名残が多い)

肩書:真の誇り(プライド)盟主、シュバルツの剣士

所持スキル:シュバルツ流剣術、水の魔法、覚醒融合、吸血鬼の能力

固有装備:水の魔剣・華厳※4、支配の指輪※5

魔力属性:水、闇


容姿について

髪型:金の短髪

体型:服の上からでもわかる筋肉質

身長:196cm

体重:92kg

服装:鬼をイメージした仮面※6、上から下まで黒いマント、その下に鎧を装備している

第三者評価:若いガーライル・シュバルツ、顔が怖いイケメン


簡単な紹介

国家転覆を目論むテロリスト集団の支配者。フィール王国を滅ぼし、その後に自分の国を作ることを計画していた。その思想は強者優遇であり、弱者は道具として使い捨てるべきだと考えている。今の弱者のために強者が頑張る世界を誤りであると断言しており、強者のために弱者が生きる世界構築を夢見ていた。

その実力は文句無く英雄級――いや、それをも超えた人外の領域。元々達人としての技量があったところに吸血鬼としての力が加算されたため人間がたどり着くなどまずありえない領域に至っている。

20年以上行動を起こさなかったのは、主に力を蓄えるためである。吸血鬼化したことによる動きの違和感を消すだけでも数年かけ、更に覚醒融合の力を知ってからそれを使いこなすのにまた数年。その後元レイック帝国の反乱因子を纏めて組織を作るのに更に数年……という具合に時間をかけてきた。間違いなく、彼も一人の努力の人と言えるだろう。その方向性が正しいかどうかはまた別の話だが。

ちなみに、覚醒融合状態の名称は華厳汪という。


※4:ガーランド、ガーライルの父であるジークロイドが作った水の魔剣。水のドラゴンから作っただけのことはあり、英雄が振るうのに相応しい一振りである。

※5:狂気の魔術師イーグルが長年の研究の末作り出した最高峰のマジックアイテム。人を支配するあらゆる魔法的要素の結晶であり、魔物だろうが自由に操れる。己の理想とする国作りには必須だと考えたガーランドがイーグルをそそのかして作らせていた。

※6:認識阻害の効果をもったマジックアイテム。カーラの指輪と同じようなものであり、これのおかげで長年暗躍できていたとも言える


名前:魔獣ガーランド

年齢:0歳(作られて一時間未満)

性別:男

種族:吸血王の従者

肩書:大魔獣

所持スキル:吸血鬼パワーによるごり押し

固有装備:己の肉体のみ

魔力属性:闇


容姿について

髪型:腰まで伸びた金髪

体型:もはや巨大ゴリラである、体色は血のような赤

身長:314cm

体重:210kg

服装:元着ていた服の名残が肌に張り付いているくらい。お約束的にズボンだけはちゃんと残っている

第三者評価:絶対に勝ち目の無い大魔獣


簡単な紹介

吸血王オゲインによってガーランドが変化した姿。本来ならば吸血王に吸血されたものは皆似たような変化を遂げるのだが、ガーランドは持ち前の精神力と肉体能力で侵食をある程度まででとめたため、それを面白がった吸血王が支配を途中で終わらせていた。本人の意思がそのまま人間への攻撃であったということもあり自由にさせていたのだが、ガーランドの敗北と共にこの姿へと変えられる。

その戦闘力は非常に強大で、剣士としての技術は失っている代わりに異常な身体能力と再生力を有している。最後はレオンハート、メイ、クルークの三人同時攻撃に倒れたが、実はこのうちの誰か一人でも欠けていれば倒す事はできなかった。というのも、レオンハートの攻撃で守りの魔力を払わなければまともなダメージは与えられず、メイの拳でなければ致命傷は与えられず、クルークの炎がなければどんなダメージも即再生していたためである。


名前:メイ・クン

年齢:22歳

性別:女

種族:人間

肩書:上級騎士、クン家次期当主

所持スキル:三重加法(未完)※7、覚醒

固有装備:クンの篭手

魔力属性:雷


容姿について

髪型:赤い髪のポニーテール

体型:スレンダーな筋肉質、胸部装甲に変化なし

身長:173cm

体重:75kg

服装:クン流の胴衣に騎士の腕章

第三者評価:男性的な魅力溢れる美女(遠くから見る分には)


簡単な紹介

英雄級に成長した拳士の少女。彼女は彼女で修羅場をぐぐって来ており、レオンハート同様大きく成長している。

彼女も当然騎士として仕事をしており、真の誇り(プライド)の息のかかった人間が出した偽任務で町を離れ、そこで盟主の弟子を名乗る変態に襲われた。

その戦いで勝利した後、ダメージがある程度回復したところで王都の救援に向かう。この人も地味に英雄級二連戦なんて無茶なことやっているのである。

更にその後、最終決戦に出向いた三人の中で一番速く回復し、王都の復興の手伝いを行った。一応純粋な人間のはずなのだが、この人が一番人間離れした体力を持っている。

そのパワーは魔獣ガーランドと力比べできるほどであり、トレーニングで作り上げられた人外級の人間と呼ぶに相応しい。


※7:初代クン家当主が使用した先天技能(スペシャル)。その効果は加速法、加力法、加硬法の効果を同時発動させるというもの。この三加法と呼ばれる技は速さ、力、耐久力の三つの内二つを捨てることで成り立っているため、本来ならば絶対にありえない技である。しかしそれを可能にする理不尽が先天技能であり、その力を愛用の篭手に封じることで子孫にも使用可能にしている。ただしその負担は半端ではなく、英雄級未満が使うと反動で自分が死にかねない。なお、三加法とは本来ライバルであるクン家の使う三重加法の一部でも再現できないかとシュバルツ家の先祖が技を盗み、自分の戦闘スタイルに合わせた加速法を生み出したのが始まりである。その後、効果が低くとも負担もその分低い利点があるためクン家が技を盗み返し加力法が生まれ、更にその技がほかの流派に流れたことで一番安全性の高い加硬法が生まれた。


名前:クルーク・スチュアート

年齢:26歳

性別:男

種族:人間+合成獣

肩書:元スチュアート家次期当主、執行猶予者

所持スキル:炎術、キメラモード※8

固有装備:魔法の杖

魔力属性:炎、風、水、雷、土……その他一般に確認される属性ほぼ全て※8


容姿について

髪型:金髪のロングへアー

体型:痩せ型

身長:183cm

体重:77kg

服装:騎士団服(戦闘時)、職人手製の礼服(謁見時)

第三者評価:正統派の二枚目(黙っていれば)


簡単な紹介

非常に辛い過去を持った魔術師。父親がアレすぎたため、産まれた時から苦労していた。

今回の一件でその呪縛からは解放されたが、ついでに財産とか地位とか名誉とかからも解放された。重罪人の一族の一人という扱いである――というかもうスチュアートの一族はクルークしか残っていない――が、レオンハートが後見人となり処刑は免れた。

その肉体は人体改造技術の実験台として弄繰り回されており、もしかしたらもう一月も生きて入られないのではないかと心配されていた。しかし魔法ジジイことグレモリーの手によってその肉体は改めて調整され、キメラとしての改造こそされたままだが無事健康体となった。

グレモリーには感謝すると共に尊敬の念を抱いているが、いつか自分の手で屠ろうと思っていた父を先に討たれたことにはちょっと微妙な心境のようである。まあ、父親を本当の意味で討ったのがガーランドなので、本人は知らないが実は復讐は完了していたりする。


※8:ありとあらゆる魔物の因子を埋め込まれてるため、希少属性でなければほぼ全ての属性をその身に宿している。但しそれはその全てを扱えるという意味ではなく、持て余していると言った方が正しいのが現状。今後全属性を自在に操るなんてお前は主人公かと言われるような活躍ができるかは本人の努力しだいである。


名前:イーグル・スチュアート

年齢:54歳(故人)

性別:男

種族:人間(悪魔混合)

肩書:スチュアート家当主、真の誇り(プライド)幹部イビル

所持スキル:魔法全般、モード・悪魔(デビル)

固有装備:支配の指輪

魔力属性:水


容姿について

髪型:金のオールバック(最近白髪が目立ってきており、生え際が心配だった)

体型:ひょろひょろの痩せ型

身長:182cm

体重:58kg

服装:一流の職人が技術の粋を尽くして作ったローブ(一着で屋敷が立ちます)

第三者評価:眉間に皺がよっている強面の初老


簡単な紹介

外見よりも遥かにふけて見えるマッドな研究者。その違法研究を初めとする罪を全て計算した場合、人生を10回やり直してもなお首が足りない。

今でこそ人類唯一の国家であるフィール王国の貴族であるが、本来は敵対国家であったレイック帝国の大貴族であった。両国が戦争状態に入った際、いち早く祖国を裏切ったことでフィール王国の大貴族としての地位を得ていた。

魔術師としては文句無く一流。自分自身と悪魔を融合させることで最上位魔法の発動すら可能にした狂気の天才。もし世界にグレモリーという天才すら遥かに凌駕する逸脱者がいなければ未来は違っていたかもしれない……。

最後はガーランドに敗北した後自分の作った指輪で操り人形となり、怨敵グレモリーに自身の作品であるキマイラと共に挑むも、まったく歯が立たないまま消滅させられる。


名前:グレモリー

年齢:不明

性別:男

種族:人間

肩書:大魔術師

所持スキル:魔法系統全般、最上位魔法多重発動


容姿について

髪型:真っ白な髪が肩まで伸びている

体型:骨と皮だけと言われても文句は言えないくらいよぼよぼ

身長:190cm

体重:50kg

服装:白いローブ姿

第三者評価:背の高い老人


簡単な紹介

正体不明の大魔導師。その功績は凄まじく、魔法文明を一人で100年以上進めているといわれる。

普段は魔法の教師をやったり研究をやったりして過ごしているが、この事件では英雄級の足止めの一環で操られたイーグルと戦闘し、強大すぎる魔法で撃破する。しかしその魔法の威力に身体が耐えられず、そこでリタイアした。

その後、イーグルの研究所を調べ、その研究を自分のものにした後、被害者達の治療を行った。一月以内に転生丸への特効薬が完成すると断言しており、牢に閉じ込めてある転生丸の被害者も治療される予定。

なお、そのさい薬でラリっていた間の記憶までは消えないため、しばらく被害者が自分の発言という心の傷から立ち直れないかもしれないがそんなことは知ったことではないグレモリーである。


名前:ガーライル・シュバルツ

年齢:49歳

性別:男

種族:人間

肩書:騎士団団長、シュバルツ家当主

固有装備:炎の魔剣・紅蓮

魔力属性:炎


容姿について

三年前と特に変化はない


簡単な紹介

騎士団団長に就任したレオンハートの父親。

その重責に負けないよう日々鍛錬しながら団員にも鍛錬させており、騎士団の総合戦力は過去例を見ないほど強大に(そして日々の鍛錬の過酷さも過去最強に)なっている。が、今回は事前の工作でその騎士団が機能しなかったため単身で反乱の鎮圧に乗り出した。

かつて自分の兄を斬ったことを今も気にしていたが、その兄自身が再び襲ってきたのは流石に驚いた模様。

また覚醒融合という未知の領域の前に苦戦を強いられ、そうでなくとも互角であった兄が吸血鬼の力を得ていたのが大きく、また吸血鬼なので加齢による弱体化がないという要因も重なり敗北。冒険者たちが救援に来なければ確実に命を落としただろう。

戦いが集結した後、兄の最期を見届ける。その後は騎士団長として団の建て直しを行い、役目を全うしている。また、相手が悪かったとは言え敗北したことに責任を感じており、とりあえず覚醒融合の領域に踏み込もうと修行を積んでいる。


名前:ロクシー・マキシーム

年齢:22歳

性別:女

種族:人間

肩書:冒険者斡旋組合長、マキシーム商会会長、マキシーム家当主


容姿について

髪型:金髪のロング

体型:標準体型(胸部装甲は天然で強大)

身長:168cm

体重;55kg(自己申告)

服装:機能性と品を両立した女性用の旅装に毛皮のコートを羽織っている

第三者評価:完璧美人、お願いしますあと一日待ってください……


簡単な紹介

日々躍進する商会の長にして、冒険者斡旋組合の総統。レオンハートを武力面でのトップとするならば、ロクシーは実務面でのトップである。

もう何でも屋と言っていいほど手広くやっており、その度胸と迫力から荒くれ者が多い冒険者すらロクシーには忠実。カーラが拾ってきた魔物すら普通に受け入れれこき使う辺り、その精神力だけは英雄級。もう冒険者も魔物もロクシーには頭が上がらない。逆らったらどうなるかわからない恐怖があるとも言う。

とはいえ恐怖政治を敷いているわけではなく、飴と鞭の使い分けをしているだけ。敵対者には一切容赦をしないが、自分に従うものにはきっちり恩恵を与えている。

事件の際には自ら冒険者を率いて最前線へ。危険性を考えればロクシーは行かない方がいいのだが、全体の士気を考えて自ら出陣した。また、ガーライルを説得できる可能性があるのがロクシーくらいだったという事情もある。

戦いが終わった後は商会の方で溜め込んでいた資材を放出。破壊された住居復興のために格安で売っており、町全体から感謝されてる。もちろん、今目先の金欲しさに暴利を貪るよりも将来への布石として恩を売ったほうが特であるという判断からである。

この3年の間に大物とつるんで裏で大きなプロジェクトを進めているという噂がある……?


名前:アレス・ニナイ

年齢:15歳

性別:男

種族:人間

肩書:中級騎士、シュバルツの弟子

所持スキル:いろいろ増えている

固有装備:不朽の剣・改

魔力属性:光


容姿について

髪型:黒髪短髪(師匠の影響でオシャレに関心がないから伸びたら切るの繰り返し)

体型:細マッチョ

身長:155cm

体重:55kg

服装:騎士服と腕章

第三者評価:可愛い美少年、将来有望


簡単な紹介

レオンハートの弟子であり、中級騎士として元レオンハート隊の隊長を務めている。

仲間との関係は良好で、唯一の中級騎士でありリーダーとして日々頑張って悪人退治に魔物討伐と働いている。その給金の大半をとある町に移り住んだ元ニナイ村の住民に仕送りしているため、生活は非常に質素。とはいえシュバルツ邸に弟子として居候している(24時間管理されているとも言う)ため、最低限の誠意だといって押し付けている生活費以外の出費はほとんどないためあまり問題はない。

事件の際はマクシス、フィーリア、ナーティアの三人と共にレオンハートの指揮下で違法集団のアジトを制圧していた。転生丸で強化された異常者相手でも一歩も引かずに完全制圧したあたり、確実に成長している。しかし王都での戦いのことを聞き、自分もそっちでお役に立ちたかったと後で愚痴っていたという。もはや薬の効果でパワーアップしただけの一般人ではアレスの相手は務まらない。レオンハート曰く、もう普通吸血鬼くらいなら無傷で倒せるとのこと。

その分復興では全力で頑張っており、道を歩けば困っている人に当たる生来の運命も健在で非常に役に立っている。具体的には町を三歩歩けば迷子に辺り、六歩歩けば火事場泥棒に当たるクラスである。

最近の悩みは背が伸びないこと。周りにでかい人が多いこともあり、低身長がコンプレックスになっている。もっとも、そんなアレス君がいいと彼を見守る(非公式)ファンクラブの会員たちは言っているが。


名前:カーラ

年齢:17歳(肉体年齢14歳)

性別:女

種族:暴食の吸血鬼

肩書:カーラ魔獣兵団団長、吸血姫

所持スキル:種族由来のスキル、格闘術

魔力属性:闇


容姿について

吸血鬼は時間で変化することはない


簡単な紹介

もはや何しに来たのかすらあやふやな若い吸血鬼の少女。

とりあえず今が楽しいからそれでいいかと人間世界を満喫しており、気まぐれに魔物の部族をしばいている。その結果配下が増えまくっており、もはやその兵力を運用すれば町の二、三個は軽く落とせる。というかシュバルツとクンがいなければ国を落とせるレベル。

とはいえカーラ本人にその意思は全く無いというか自分の今の力がどれほどであるのかもわかっていないため、あくまで象徴として君臨するばかりで実務は全て他者に丸投げしている。魔物全体のまとめ役は一番の古株であり“子鬼将軍(ゴブリンジェネラル)”へ進化したケーが勤めており、仕事の内容はロクシーが割り振っている。その稼ぎは概ね魔物軍団とカーラの食費に消える。

また、カーラの配下たちはお役に立とうと率先して勢力を拡大させている。その過程で従える事はできない知性に欠けるモンスター相手の場合普通に倒しているため、騎士と冒険者の仕事が地味に減っている。一年以内に南の大陸の名だたる魔物部族は全て支配化に入る予定とのこと。

なお、その正体が本物の吸血鬼であることはぶっちゃけばれている。カーラはカーラでシュバルツ家に居候しているので、正体を隠す指輪を外しているところを普通に見られていることが多い。とは言え、同時にその人柄も知られているため、特に害がある子じゃないしなとスルーされている。シュバルツ家は良くも悪くも器が大きいのだ。


名前:ケー

年齢:不明

性別:男

種族:小鬼将軍(ゴブリンジェネラル)

肩書:カーラ魔獣兵団将軍

所持スキル:ゴブリン種族スキル、指揮系スキル、剣技スキル

固有装備:リリス工房製“小鬼の太刀”

魔力属性:不明


容姿について

ゴブリンはゴブリンなので大きな変化はないが、鍛錬によりますます筋肉質になっている。


簡単な紹介

難しい事は全て丸投げのカーラに変わって魔獣軍団を指揮するゴブリンの将軍。元々は小鬼の剣豪であり、カーラが一番最初に従えたゴブリン部族の族長だったゴブリンだが、冒険者相手の鍛錬と激務の影響で指揮するものとして進化した。その実力は単騎でも上級騎士と互角以上であり、軍として動けば敵であれば英雄級の出動が要請されるレベル。

腕にはシュバルツの家紋を入れた腕章をしている。これはシュバルツ家の保護下にあるという証であり、魔物だからって喧嘩売るならシュバルツが買うぞという意味である。魔獣兵団は全員この腕章をしているため、普通の魔物のように人間に狩られることはない。もちろん、人間を攻撃しないよう徹底的に言い含めた上でだが。

今回の王都動乱では、配下を従えて暴徒鎮圧に当たった。その功績は非常に大きいと評価されており、代理人としてとは言え史上初の謁見の間へ入った魔物となった。


名前:ナイトムーン(自称)

年齢:23歳

性別:男

種族:人間

肩書:盟主の弟子、仮面の変態

所持スキル:先天技能(スペシャル)・空間転移※9、シュバルツ流剣術

固有装備:レイピア

魔力属性:空術


容姿について

髪型:銀髪に染色した腰まで伸びたロング

体型:標準よりやや筋肉質

身長:188cm

体重:75kg

服装:黒一色のシャツとズボン

第三者評価:仮装? 変質者


簡単な紹介

思春期の病気がまったく治らず悪化し続けた若者。もう手の施しようがない。

自分の考え、感性、思想、実力その他全てが至高のものだと信じて疑っていない。全ての女性は自分に気があると思っており、微笑めば顔を赤らめ頭を撫でれば眼がハートマークになって当然と確信している。また全ての人間は自分より頭が悪いと一切疑いなく思っており、逆に全ての人類は自分を尊敬していると信じている。ようするに、この世で最大の不幸は自分と言う存在が一人しかいないことであると本気で信じているレベル。

唯一の例外は自分に技を教えた師匠ガーランドくらいのものだが、それもいずれは超えて当然だとまったく疑ってはいない。とにかく自分大好き人間である。

彼がそうなった原因は、非常に有用な先天技能を持っていたため、幼いころから周りの人間より強かったためであると考えられる。そこから自分は選ばれた存在であると歪んだ優越感を抱き、更にガーランドという超越者と偶然の出会いをしたことからその思いは確信へと変わった。ガーランドとしては使えそうな手駒の一つ程度の認識であり、また下手に賢いよりも馬鹿のほうが扱いやすいと判断されて放置された。

しかし自惚れるだけの事はあり、生まれ持った能力は非常に高い。歪んでいようが狂っていようが強い精神の持ち主である事は事実であるため、ガーランドの課す修行を見事クリアして英雄級に上り詰めた。

しかし同じ英雄級であるメイを追い詰めこそしたが敗北し、牢につながれることとなる。その後英雄級の社会不適合者というのは危険すぎるが処分するのももったいないため、今後悔い改められるかで未来は決まるだろう。


名前:歴史の矛盾

年齢:不明(外見は20代後半くらい)

性別:男

種族:人間(?)

肩書:歴史の矛盾、記憶

所持スキル:光の魔法、技

固有装備:聖騎士の紋章

魔力属性:光


容姿について

髪型:腰まで伸びている金髪

体型:スラリとした筋肉質、中身は異常筋肉

身長:192cm

体重:85kg

服装:レオンハートの装備そのまま

第三者評価:真・二枚目、イケメンオーラのあるイケメン


簡単な紹介

レオンハートの身体を操った正体不明の存在。その実力は現在のレオンハートを遥かに超え、英雄級の領域を踏破したガーランドを更に超えている。聖騎士の紋章との覚醒融合(マジックアイテム側からの強制融合)により現れる存在であるため、常時覚醒融合状態である。

レオンハートの身体を乗っ取る能力だけならば謎の存在“神造英雄”よりも上であり、いざと言うときのストッパーにもなりえる。ただし表に出てくるのは非常に無茶をしている(そもそも表に出られるのも特異な現象が重なった上での奇跡)ため、あまり頻繁には不可能である。

いろいろと意味深なことを言っており、この世界の秘密を知るヒントを握っている。しかしその全てを知っているわけではない――

その正体は(バレバレかもしれないが)次章で明かされるかもしれない。








おまけ――冒険者の仕組み――


マキシーム商会がスポンサーとなる民間武装組織。その責任者は王からの勅命を受けているレオンハート・シュバルツであり、その名前があるから存在を許される。

主な仕事は民間人の護衛、魔物討伐、薬草などの採集、未知の遺跡探索など。民間人(マキシーム商会含む)からの依頼を斡旋所が纏めて引き受け、それを各冒険者に振り分けるシステムになっている。依頼料の二割をマージンとして斡旋組合が持っていくが、代わりに依頼の裏づけ調査などをマキシームの“影”が行っているため安全に仕事できる。

というのも、冒険者はその仕事の関係上強く、それに見合った装備を身につけている。つまり厄介な相手だが倒せば実入りが多い存在ということであり、盗賊の類が依頼を装って近づき、罠にはめる事件が多発しているのである。その心配が限りなく低いというのは、明日生きているかもわからない商売をしている冒険者としてはありがたいものとなる。


また、斡旋所ができる前までは、冒険者への依頼料は依頼人との交渉で決定していた。

つまり依頼人が海千山千の商人などであれば言いくるめられてはした金でこき使われることもあったし、逆に悪質な冒険者が依頼人の足元を見て暴利を貪ることもよくあることであった。

しかし斡旋所として依頼料に明確な相場を作ったために、そう言ったトラブルは減少している。何せ組織の顔と頭がどちらもいろいろアレなので、脅したり足元を見たりと舐めたことしたら物理的に消滅させられそうなのである。

なお、その仕事ぶりは堅実であり評価は高い。事前に冒険者として必要な技能の研修を行っているおかげでその能力には一定の信頼があり、むしろ斡旋組合に所属していない冒険者なんて雇わないと判断する者も多くいる。そのため、もう冒険者として食っていくのなら斡旋組合に登録しないとやっていけないなんて状況である。


組合に登録するには、幾つかの条件がある。

まず犯罪歴がないこと、そして出自がハッキリしている必要がある。この国の法律では新生児が誕生した場合、その名前を名簿に記載する義務がある。何か重大な事件に関与した場合はそこに記されるため、その名簿に名前が乗っておりかつ綺麗であれば合格ということである。ただし名簿には本当に名前が乗っているだけなので、偽称が後を絶たない。

なお、本人確認のために生まれた村や町の権力者など、社会的信用のある人物の紹介状も事実上必要(本人の顔が紹介状代わりになる有力冒険者などは免除)となる。そう言ったものを用意できないスラム出身者などが斡旋所に登録を願う場合、まず仮登録者として3年働き、信用を得る必要がある。また、後ろ暗い人間が偽称のために紹介状を偽造する、金で取引するといったことも多発しているが、登録申し込みから数日審査がなされ、不正が発覚した場合、普通に手が後ろに回るのでお勧めはできない。

なお、実力だけは凄い高いのに社会的な信用皆無(出身不明、名簿未登録、権力者とのコネなし)、というような人間がやってきた場合はまずお断りされる。どう考えても怪しいし。

そんなルールをクリアした組合員は現在約2000人ほどである。


冒険者となった後は、実力と試験によって以下の階級に割り振られる。また、試験に用いられる迷宮攻略は複数人でチームを組むことが許される。ただしチームを解散したりメンバーを失ったりした場合、改めて試験を受ける必要がある。

なお、その迷宮とは元々マエスが居城にしていた遺跡を斡旋所側が改装したもののことである。

試験の際には攻略対象の階層まで各階直通階段の使用が認められる。


冒険者の階級は以下の通り


レベル0 仮登録者(現在約400名在籍)

信用がないため、とりあえず簡単な雑用からやってみようか? という階級。冒険者扱いではない。


レベル1 訓練生(現在約1000名在籍)

冒険者としての最下級。剣も持ったことのない農家の三男などの集まりでありぶっちゃけ一般人と変わらない。利子なしで組合から借金(授業料、生活費のため)をし、冒険者としての技能を教えてもらう段階。支払いは出世払いである。

なお、これより上の階級に上がっても訓練を受ける事はできる。各段階にあわせた訓練メニューが充実しているので、冒険者は基本暇があれば訓練施設にお世話になっている。


レベル2 迷宮挑戦級(現在約300名在籍)

ここから一般人よりは強い階級となる。一通りの訓練を終えたという段階であり、斡旋所が用意する訓練迷宮の第一階層へ挑戦する権利を有する。

この階級から、非常に簡単な依頼を引き受ける権利を持つ。また、上位の冒険者のサポートをこなすことで日銭を稼ぐこともできる。


レベル3 第一階層攻略級(通称一階級、現在約150名在籍)

訓練迷宮、通称マエスダンジョンの第一階層を攻略した証。

第一階層はモンスターといった外敵は存在しておらず、罠が巡らされているだけのダンジョン。そこでお題(宝箱の罠を解除して中身を取れ、中に生えている無数の草の中から薬草だけを採取せよなど)をクリアしながら第二階層への階段を発見した者にこの称号が与えられる。つまり訓練の実技試験に合格した証である。

この段階までくれば、一般的な冒険者としては十分な技量があると認められる。戦闘技術を要求される依頼は受けられないが、薬草採取といった仕事がメインとなるだろう。もちろんその作法や技術も第一階層で試されることとなるため、多いほうがいいよねと根こそぎとって群生地を壊滅させるなんて惨事は起こさない。


レベル4 第二階層攻略級(通称二階級、現在約100名在籍)

マエスダンジョン第二階層を攻略した証。

ここからモンスターが配置され(マエスが召喚した下級アンデッド)、実戦を要求されることとなる。この下級アンデッドは消滅させても構わないことになっている。当然罠の類もしっかり存在しているため、外敵を警戒しながら罠にも気を配る必要がある。

この段階になれば、雑魚モンスター相手ならば問題ないと認められる。そのため、下位のモンスターの討伐依頼や比較的安全な場所を移動する護衛依頼などを受けることができる。


レベル5 第三階層攻略級(通称三階級、現在約80名在籍)

マエスダンジョン第三階層を攻略した証。

第三階層にはアンデッドはもちろん、ゴブリンを初めとする下級モンスターもおり多様なモンスターに対抗する技術が求められる。また、そのモンスターがカーラ魔獣兵団からの貸し出しであり、傷つけるくらいは訓練なので当然としても殺してはならない枷がかけられる。すなわち、完全に相手を制圧する実力が求められる。なお、魔物側は魔物側で挑戦者を殺してはいけないと命令されているので、殺される心配はあまりない。

ここまでくると並みの騎士より強い。というのも、対戦相手であるモンスターはモンスターで日々冒険者相手に訓練しているわけであり、中々手ごわいのである。

ここまでくれば一流と呼ばれるべき領域であり、危険性の高い依頼も受けられるようになる。


レベル6 第四階層攻略級(通称四階級、現在約10名在籍)

マエスダンジョン第四階層を攻略した証。

この第四階層にはカーラ魔獣兵団の中でも実力者である進化種が配備される。つまり、騎士で言うところの上級騎士クラスでなければ攻略は不可能ということになる。当然殺してはいけないルールはそのままなので、ここを突破するのは至難の業。迷宮攻略はあまり人数が多すぎると逆に身動きが取れなくなることも多い(推奨人数5~6名)ため、主力と別チームになった冒険者チーム“四獣”の主力以外のメンバーが在籍している。

この階級になると受けられない依頼はない。実力の信用としては上級騎士にも匹敵する最上位の証と言えるだろう。


レベル7 第五階層攻略級(通称五階級、現在在籍数6名)

マエスダンジョン第五階層を攻略した証。

この階層には迷宮の主であるマエスが自らの軍勢とともに待ち構えており、真っ向から打ち破るのが攻略条件となる。

アンデッドの指揮官であるマエス自身の能力はあまり高くないが、レオンハートの修行に付き合う過程でその指揮能力はもちろん魔力も高まっており、事前に軍勢を用意できるのなら上級騎士チームをも打ち破れるほどの実力を有する。

そんな相手を打ち破ってこの称号を得ているのは、斡旋所ができる前から最強の冒険者チームと謳われた四獣の戦闘チーム“赤”のメンバーのみである。

この階級の冒険者を雇うとなれば、それは成功を約束されてると言ってもいい。その分値段も高いが、彼らへの指名依頼は有力者から後を絶たないという。


レベル8 英雄級(現在在籍数1名)

事実上存在しない階級。自分の組織と言うことで名前だけ登録しているレオンハートのみが在籍している。

この階級になる条件は“英雄級とガチンコ勝負して勝つこと”である。当然一対一。つまり特別な存在であると外部にアピールするために用意されていると言ってもいい。

冒険者はチームで一つの生命体となって多様な問題に対処する能力が求められるため、ぶっちゃけあまり目指すことに意味はない。個人戦闘力が売りである四獣のリーダー“バンシ”のみがたまにレオンハートに挑んでいるくらいである。なお、レオンハートも暇ではないので挑戦権は五階級所持者のみとなっている。

では、次章「大陸からの旅立ち編」に続きます。

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