14ティアはローレンティアのティアからとりました
最近はインターネットの調子が悪いのと、勉学の関係で更新が出来ませんでした……
すみません!
――モグモグ
「あの2人……何がしたいのかしら」
「さあ。……分からないわ」
ここは王族や公爵家といった身分の高い生徒用の食堂だ。
ここの普通の生徒が使う食堂と違うところは、食べるものに使われている食材も違うし、何よりここで食べる生徒は少ないため、静かだ。防音設備もされているため、外に話が漏れ出る心配もない。
また、王族や公爵家の子息令嬢ではなくとも、招待があればだれでもここで昼食がとれる。
「私に見せつけるようにスイレン様に引っ付いて」
「でも、あなたの妹はいい人なのでしょ?なら平気よダリア嬢もいい人という噂をよく聞くし」
うーん。ビオラに言ったイソトマの人物像と本当の人物像は違うけど……私がそう言ってしまったし……
ダリア嬢もいい人ではないと思う。
そんなことを考えていると、
「あ!お姉様とビオラ様だ。おーい!」
「イソトマ!ここ、すごいわね!!」
と当事者たちがやってきた。
「まあ。イソトマ様、ダリア様!今日はここへ来たのね!」
ビオラが2人に歓迎の意をしめす。
そんなに仲が良かったかビオラに聞く前に、自分も2人に挨拶をしなければ、と口を開いた
「イソトマ様、ダリア嬢。ごきげ……「ビオラ様ぁ!私たちのことは愛称よびで、敬語もなしってはなしましたよね?」
人の挨拶にかぶせて話すって失礼ではないの!?
内心少し苛立ち注意をしようとすると、
「ちょっと!」
とビオラが2人に言った。もしかして注意をしてくれるの。と思ったが、全く違った。
「私もティア(イソトマ)ダーニャ(ダリア)ってよんで敬語もなくすから、私のことも愛称で敬語はなしって話したよね!?」
「そう……ビビ、よし!これでなれてこ!ね、ティア」
「そうねダーニャ。ビビもよろしく!」
「ええ。ティア、ダーニャ」
……話についていけない。
いつからこんな仲になったのやら。
この後、ビオラが私たちがいた席に2人を呼び、この日は3人が仲良くしているのを見せつけられ、私はいない人のように扱われ、昼食の時間が終わった。
コメント、ブクマ、評価、いいねよければお願いいたします<(_ _)>




