第5話~第6話までの登場人物
◆アデリーン・クラリティアナ
この物語の主人公。黄金色の長髪をなびかせ、青い瞳を輝かせる美女だが、その正体はかつて某国の研究機関が行なったDNA改造実験によって誕生した、人造人間『No.0』である。言動・性格ともにクールだが、その内には情熱を秘めている。
◆ミヅキ
自称、フリーのジャーナリスト。紫がかった黒いショートヘアーに蜂蜜色の瞳をしており、王子様系の凛々しいビジュアルをした女性。しかし、実は……?
◆浦和紅一郎
アデリーンの義理の父であり、かつて某国の研究機関でDNA改造実験に携わっていた。命を生み出したことへの責任感からアデリーンを引き取って、クラリティアナ夫妻とともに我が子のように育ててきたが、彼女を不死身の生物兵器にすることに執着するギルモアが放った刺客によって命を落としてしまう。
◆浦和竜平
アデリーンの義理の父に当たる浦和紅一郎の長男であり、アデリーンが守りたい対象。文武両道、交友豊富……なのだが、どこか抜けていて周囲に振り回されがち。
◆浦和綾女
竜平の姉で浦和紅一郎の長女で大学生。アデリーンにとっての義理の姉妹に当たり、サバサバしているが言動の端々に知性と品性を感じさせる、才色兼備な女性である。
◆浦和小百合
竜平や綾女の母であり、紅一郎の妻。豪快な性格で、さすがにアデリーンのことは知らなかったものの、夫からだいたいの事情は聞いて把握していたという。
◆葵
竜平のガールフレンドのようだが、今はまだ謎に包まれている……。
とりあえず巨乳で美少女であることは確かだ。
◆アロンソ・クラリティアナ
アデリーンの義理の父親。妻のマーサや友人の紅一郎とともにアデリーンを大切に守り育ててきた。
◆マーサ・クラリティアナ
アデリーンの義理の母親。夫や友人の紅一郎とともにアデリーンを慈しんで育ててきた。アロンソともども、アデリーンが安心して素顔を見せられる数少ない相手である。
◆ナンシー
クラリティアナ家の地下にある秘密基地を管理しているスーパーコンピューター。いつも一言多い。
◆虎姫・セオレム・テイラー
巨大企業であるテイラーグループの社長であり、会長の愛娘でもある。仰々しい言動が目立つが、まだ若いながらトップに立つにふさわしい品格と知性とカリスマ性の持ち主。アデリーンとは親友の間柄。
◆磯村
虎姫の秘書を務める女性で、虎姫と同様にアデリーンとは知己である。
◆マスター・ギルモア
秘密犯罪結社ヘリックスの総裁。支配欲と自己顕示欲の塊であり、自分以外は基本的に道具扱いしているためにどこまでも冷酷に振る舞える。
◆ドリュー・デリンジャー
ヘリックスの幹部である青年だが、組織内での扱いは非常に軽い。
◆禍津
ヘリックスの幹部の1人である男性。赤黒いレザーファッションを着用しており、スコーピオンガイストへと変身する。極端な選民思想のもと、いかなる手段も選ばず作戦を遂行する冷血漢である。
◆スティーヴン・ジョーンズ
日用品から食料品、アパレルからITまであらゆる分野に手を伸ばすエイドロン・コープの社長。しかしそれらは表向きの顔に過ぎず、その正体はヘリックスの大幹部であり、裏で各種スフィアの生産を行なって世界各地へとばら撒いていた。いわば、彼はヘリックスの死の商人として顔の大部分を担う重要なポジションである。
◆キュイジーネ・キャメロン
ヘリックスの大幹部である女性。瞳孔が蛇のように鋭く異質さを漂わせている一方、豊満な体型をしている。狡猾で嗜虐的、つかみどころがなく、他者を翻弄するような言動をとる。
(第5話ゲスト)
◆赤楚祥吾
北関東の突針町に住む高校生の少年。かつて町で起きたヤクザ同士の抗争で父を失った悲しき過去を持つ。一時はアデリーンからディスガイストに変身して悪さしているという疑惑を向けられていたが……?
◆赤楚優里香
祥吾の母。夫・英輔をヤクザの抗争で失ったためか、どこか儚げだが、それでもめげずに祥吾を女手ひとつでたくましく育ててきた。
◆巣立カネツグ
祥吾の友人の1人で、鳥の巣みたいなアフロヘアーが特徴。アデリーンに一目惚れしてスケバン衣装を進呈した。しかし、実は……。
◆鬼怒越克太郎
戦前より続いている歴史あるヤクザ組織・鬼怒越組の組長を務める、威厳のある初老の男性。祥吾の父親で優里香の夫である英輔を、喪綿組との抗争に巻き込んで死なせてしまったことに負い目を感じ、ずっと後悔し続けていた。
◆各務彩姫
突針学院大学病院で日々患者を救い続けており、地方勤務ながらスーパードクターとして名を馳せる天才美人女医。
(第6話ゲスト)
◆魚沼/ピラニアガイスト
旅行会社に勤務する遊覧船の操舵手だったが、不当な解雇を受けたため社長に復讐する機会をうかがっていた。そこをドリュー・デリンジャーにつけこまれ、ジーンスフィアを購入して怪人へと変身してしまうが、アデリーンによって阻止される。




