表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
118/249

第11話~第15話までの登場人物

 ◆アデリーン・クラリティアナ

 この物語の主人公にして、ご存知我らのヒーロー。黄金色の長髪をなびかせ、青い瞳を輝かせる美女だが、その正体はかつて某国の研究機関が行なったDNA改造実験によって誕生した、人造人間『No.0』である。言動・性格ともにクールだが、その内には情熱を秘めていて優しい。戦士として、その気になればいかなる犠牲も手段も厭わない覚悟を決めているが、可能な限りそうならないようにすることを心掛けて行動している。


 ◆蜂須賀蜜月(はちすか みづき)/ミヅキ

 自称、フリーのジャーナリスト。紫がかった黒いショートヘアーに蜂蜜色の瞳をしており、王子様系の凛々しいビジュアルをした女性。――しかしその正体は、日本一腕が立ち、日本一金のかかる殺し屋・【黄金のスズメバチ】こと蜂須賀蜜月だった。独自の美学に殉じてアデリーンに決闘を挑むも敗北、死を望むが、そのアデリーンからの慈悲を受けて九死に一生を得る。以降、自身の罪をあがなう覚悟を決めてヘリックスと決別し、エリスを連れ出したのを機にアデリーンと共にヘリックスに立ち向かうこととなる。


 ◆浦和紅一郎(うらわ こういちろう)

 アデリーンの義理の父であり、かつて某国の研究機関でDNA改造実験に携わっていた。命を生み出したことへの責任感からアデリーンを引き取って、クラリティアナ夫妻とともに我が子のように育ててきたが、彼女を不死身の生物兵器にすることに執着するギルモアが放った刺客によって命を落としてしまう。


 ◆浦和竜平(うらわ りゅうへい)

 アデリーンの義理の父に当たる浦和紅一郎の長男であり、アデリーンが守りたい対象。文武両道、交友豊富……なのだが、どこか抜けていて周囲に振り回されがち。


 ◆浦和綾女(うらわ あやめ)

 竜平の姉で浦和紅一郎の長女で大学生。アデリーンにとっての義理の姉妹に当たり、サバサバしているが言動の端々に知性と品性を感じさせる、才色兼備な女性である。演劇サークルの看板女優であり、サークル内での評価は非常に高く、厚い信頼を向けられている。最初はアデリーンを完全に信じたわけではなかったものの、弟を助けてもらったこともあり彼女に心を開き、惹かれて行く。――別の意味ではなく。


 ◆浦和小百合(うらわ さゆり)

 竜平や綾女の母であり、紅一郎の妻。豪快な性格で、さすがにアデリーンのことは知らなかったものの、夫からだいたいの事情は聞いて把握していたという。


 ◆梶原葵(かじわら あおい)

 竜平のガールフレンド。典型的な今どきの女子高生であり、皆から慕われているだけでなく交友関係も広い。また、竜平のことを天才科学者の息子としてではなく、一個人としてずっと接してきたこともあり、彼との絆は深い。たまに竜平への扱いが雑だが気にしてはいけない


 ◆アロンソ・クラリティアナ

 アデリーンの義理の父親。妻のマーサや友人の紅一郎とともにアデリーンを大切に守り育ててきた。頼もしいが少しおっちょこちょいなので、たびたび妻と娘を困らせている。


 ◆マーサ・クラリティアナ

 アデリーンの義理の母親。夫や友人の紅一郎とともにアデリーンを慈しんで育ててきた。アロンソともども、アデリーンが安心して素顔を見せられる数少ない相手である。


 ◆エリス

 ヘリックスに囚われ、No.1と呼ばれていた存在にしてアデリーンの妹。見た目は20代前半ほどの女性で、髪色は落ち着いた色合いの金髪、瞳の色はライトブルー。おとなしく礼儀正しい性格で、あまり強気には出られないが人懐っこい。


 ◆ロザリア・スカーレット・ラ・フィーネ

 No.13と呼ばれていた、アデリーンやエリスの妹に当たる少女。純真で明るく、社交的な性格をしていた。蜜月や姉とともに組織からの脱走を試みるも、憤慨したタランチュラガイストによって捕まってしまう。ヘリックスに囚われてあらゆる実験に利用されていたが、アデリーンと蜜月の手で解放され事なきを得る。


 ◆ナンシー

 クラリティアナ家の地下にある秘密基地を管理しているスーパーコンピューター。いつも一言多く、アデリーン曰く「スケベAI」。


 ◆虎姫(とらひめ)・セオレム・テイラー

 巨大企業であるテイラーグループの社長であり、会長の愛娘でもある。仰々しい言動が目立つが、まだ若いながらトップに立つにふさわしい品格と知性とカリスマ性の持ち主。アデリーンとは親友の間柄。


 ◆磯村環(いそむら たまき)

 虎姫の秘書を務める優秀な女性で、虎姫と同様にアデリーンとは知己である。


 ◆各務彩姫(かがみ さき)

 突針学院大学病院で日々患者を救い続けており、地方勤務ながらスーパードクターとして名を馳せる天才美人女医。虎姫からの緊急依頼を受け、テイラーグループが運営する病院へと転勤。アデリーンの全面協力の下、そこで入院していた蜜月の命を救った。


 ◆メロニー

 蜜月の親友で喫茶バーを営んでいる女性。おおらかでな性格で豊満すぎる体型の美人であり、何かと刺激的。彼女の作るカレーライスは絶品である。


 ◆ムーニャン

 蜜月の友人で、いつもいつもメロニーの店に出入りしている大陸系の情報屋。おしゃべりでうさんくさいが、秘密は墓の下まで持って行く……らしいぞ。あくまでも噂だぞ。


 ◆マチルダ

 蜜月の友人で彼女も殺し屋――だったが、現在は引退して何でも屋を営んでいる。一人称は「あーし」でギャルっぽいが、裏社会でも珍しいほど真面目で誠実なほうだ。


 ◆マスター・ギルモア

 秘密犯罪結社ヘリックスの総裁。支配欲と自己顕示欲の塊であり、自分以外は基本的に道具扱いしているためにどこまでも冷酷に振る舞える。


 ◆ドリュー・デリンジャー

 バットガイストへと変身する、闇バイヤーから成り上がったヘリックスの幹部である青年……だが、組織内での扱いは非常に軽い。現在進行形で失態が重なっているのでもうそろそろダメかもしれない。


 ◆禍津蠍典(まがつ かつのり)

 ヘリックスの幹部の1人である男性。赤黒いレザーファッションを着用しており、スコーピオンガイストへと変身する。極端な選民思想のもと、いかなる手段も選ばず作戦を遂行する冷血漢である。


 ◆スティーヴン・ジョーンズ

 日用品から食料品、アパレルからITまであらゆる分野に手を伸ばすエイドロン・コープの社長。しかしそれらは表向きの顔に過ぎず、その正体はヘリックスの大幹部であり、裏で各種スフィアの生産を行なって世界各地へとばら撒いていた。いわば、彼はヘリックスの死の商人として顔の大部分を担う重要なポジションである。豪放磊落だが残忍冷酷でずる賢く、敵対者や用済みになった者は容赦なく排除する。


 ◆キュイジーネ・キャメロン

 ヘリックスの大幹部である女性。瞳孔が蛇のように鋭く異質さを漂わせている一方、豊満な体型をしている。狡猾で嗜虐的、つかみどころがなく、他者を翻弄するような言動をとる。蜜月がヘリックスに雇われていたころは、彼女とはそれなりに仲良くやっていたらしいが、後に袂を分かつこととなる。組織な忠実な一方で、自由にやりたい放題やるタイプでもあるようだ。


 ◆兜円次/タキプレウスガイスト

 ヘリックスの大幹部を務める男性で、タキプレウスガイストの正体でもある組織でもきってのエリート。嫌味な言動をとっているが実力は本物で頭もキレるため、油断できない。スティーヴン・ジョーンズとともにロザリアをいじめており、更には心の杯なる古代の秘宝を利用して彼女の中にあった悪の心を増大させようとしていた。


 ◆雲脚昌之/タランチュラガイスト

 執念深く、非情な性格をしたヘリックスの大幹部であり、タランチュラガイストの正体。個展を開いているようだが――?


(第11話ゲスト)


 ◆江村芽依(こうむら めい)

 キャンプ場まで一家で遊びに来ていたが、ブルドッグガイストに襲撃されて友人やその家族が惨殺されるさまを目の当たりにしてしまう。


 ◆ブルドッグガイスト

 青いブルドッグのようなディスガイストで、黒っぽいブルドッグが毒々しい青色のアーマーを着込んだような姿をしていて火力と暴徒鎮圧、あるいは大量虐殺に偏重した武装を持っている。正体は犬養権二郎という性格の悪い活動家で、炎上騒動には事欠かなかった。


(第12話ゲスト)


 ◆福田(ふくだ)ユキト&福田笑美(ふくだ えみ)

 老舗旅館『福ノ湯』の若き総支配人とその妻。


 ◆福田銀之丞(ふくだ ぎんのじょう)

 老舗旅館『福ノ湯』の社長で、前述するユキトの父。

 息子を不甲斐ないと思う一方で、笑美のことは何かと気に入っていた様子。

 デリンジャーと禍津にそそのかされて、自らトラフグのようなディスガイストになってしまう。


 ◆比嘉晄子(ひが こうこ)

 和風ホテル『こよみ屋』を経営する、うら若き女社長。


(第13話ゲスト)


 ◆油田蝉丸あぶらだ せみまる

 竜平や葵の友人である、柳沢という少年のクラスの担任を務める高校教師。真面目で生徒想いだったが、それゆえに生徒たちにきつく当たってしまうところがあったため、危うく険悪な関係となってしまうところだった。彼らのために悩んでいたところ、唐突に現れたデリンジャーにつけ込まれて無理矢理シケーダガイストに変身させられてしまう。


(第14話ゲスト)


 ◆新田古太郎(あらた ふるたろう)

 綾女が所属している演劇サークルの部長で、たびたび座長呼ばわりされるが、それだけの貫禄の持ち主。飄々としながらも人を見る目はあり、もちろん演技力も抜群。


 ◆キミ子

 綾女の友人にして最大のライバル。彼女とはよく争い、よく学び合い、よく高め合う仲であり、お互い対抗心をむき出しにしているからなのかそこまでギスギスしていないようだ。


 ◆月子(つきこ)

 演劇サークルに所属している学生で、綾女の友人。すっぴんでも美人らしい。


 ◆繁野大毅(しげの だいき)/カクタスガイスト

 綾女の元カレ。冴えない男性に見えるが、粗暴で自己中心的な上に束縛も独占欲も強く、綾女が大学に進学する前に別れを切り出された。その後彼女を逆恨みして禍津の誘いに乗り、カクタスガイストと化して綾女を殺そうと目論むが、アデリーンと蜜月に惨敗した上に綾女から完全に絶縁を告げられた。


(第15話ゲスト)


◆モスガイスト

 白い毒蛾のようなディスガイストで、着物の特性も持つ。変身していたのは辻村という男。


◆ショベルガイスト

 獄門山基地にてアデリーンと蜜月を待ち構えていた、ショベルカーの意匠を持つ戦闘ロボットのようなディスガイスト。岩野井という男が変身していた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ