第42話 これから
体調不良と予想外の方向に進んだため一旦終了とします。読んで頂いてありがとうございます。機会が有れば書き直ししたいです。
「魔獣の巣なのですが、見た感じ迷宮のようなダンジョンのような地下に道が広がり分かれ道で片方は行き止まりになっていたりでかなりの距離が有りました。普通の兵士だけでは戦うのは大変かもしれません」
「君が居て負けたのだからそうだろうな」
「魔法で吹き飛ばすことも考えましたが思ったよりも地下深いのでそこで爆発すると地上に被害が……それと他に出口が有る場合そちらに爆風が向かう危険性もありましたので止めました」
「それなら兵を多く向かわすしかないか……」
「それでは薬が不足するかと」
「そうだな。何かいい考えでもあるか?」
「次は僕も一緒に行きます」
「許可できない」
「子供だからですか?」
「それも有るが、君が行くなら多分クフェアも……君の婚約者達も行くと言うかもしれない。君を許可したら反対する理由がなくなる」
「では僕が冒険者になった場合は依頼を貰えますか?」
「未成年だが今回の戦果で実力を示した。騎士爵を授与する。特例として参加してもらえるか?」
「ありがとうございます!」
何か準貴族(?)になった。理由なんて何でもいい僕も参加して一人でも多くの人を助けたい。
この後参戦した戦いで武勲を重ね男爵となり、最終的には公爵まで陞爵した。
特に魔法の研究者として世界的に有名になった。
婚約者との間に生まれた子供たちも男女問わず魔法使いとなり、レオの魔法の凄さを広めていった。
彼の最期の言葉は「普通ではない楽しい人生だった。ありがとう」だった。
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これまで読んでいただきありがとうございました。




