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異世界では魔女しか魔法は使えない?!  作者: 神戸近区


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34/42

第34話 色々有ったみたい

 急に婚約者が増えて実感ある人なんか居るだろうか?いや居ない。って位に頭が混乱してる。

しかしこれクフェアの罠じゃないよね?

自分が二人目になるのを隠すために3人目を用意……まあクフェアはそんなことしないか。

というかミモザに元々その気がなければ……あれっ?前に僕とミモザが練習する時アビが気にしてたな……

手を繋ぐ以上は……って。もしかしてアビは気付いてた?そう考えると気付いてなかったの僕だけ?


 こうなったら直接聞くか……。放課後に4人で集まった。

「このメンバーって事は婚約について?家で親と話し合いしないと分からないわよ」

「その聞きにくいんだが、ミモザは僕でいいの?もっといい人いっぱいいると思うし、今はまだ平民だし」

「良くなかったら人前で返事なんかしてないよ。どれだけ恥ずかしかったか……。レオの馬鹿」


「いや言ったの僕じゃないって……そうではなく、気持ちに気付いてなくてごめん。普通に仲のいい友達と思っていた」

「でも男女で仲のいい友達で一緒に居たら噂になるわ。貴方は普通ではない魔法使いさんだから」

「そうだな。噂になって疎遠になるよりは、こ、婚約者としてでも仲良くできる方が嬉しいな」

「なんだ、じゃあもう決まりね?」


「アビも良いの?」

「残念ながら良い人たちだから断る理由がないわ。それにクフェア様にも言われたけどこの先レオは色々と狙われる可能性が高いみたい。だから少しでも多くの信頼できる人たちで守りたいって」

「それで婚約者を増やすの?」

「当然それは結婚の意思がない人に守るために結婚して何て言えないわ。そこは察してほしい」

「ごめん」


「ねえでも婚約者3人とか聞いたことないのですけど。大丈夫なんですか?」

「それは父に……王に確認しましたが特例だそうです。男の魔法使いなんて何処にも居ませんから。名目上はこの国から離れない為と言う事で結婚年齢も早めるそうですよ。まだ何歳かは決まってませんが」

「早かったら来年結婚とかも あり得るってこと?」

「そうね。私が準備に時間がかからなければね」

「そうか。王家だったね。最近普通会話してたから実感ないな」

「あれ?そんなに話してる時間有った?」

「あれ?ミモザこの前言ったよね?僕は今色々有って王城に住んでるんだ」

「そう言えば言ってたね。まさか第三王女と婚約するなんて」

「ねえレオ、そう言えばアウラさんは?」

「アウラさんは今色々と僕との事を直接王から聞かれてるよ。僕の師匠だからよく知っているだろうと。一応良い待遇では有るみたいだが、僕との接触は禁止されてるんだ」


そう言えばアウラさん元気かな?


今後の展開の参考にもなりますので評価、感想など頂けると助かります。

ここまで読んでいただきありがとうございます。


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