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第二百九十九話 Side総理大臣 二年 千年郷日本国②

コミックス発売記念として今日から5日間毎日連載です。

Side内閣総理大臣

 もう総理大臣辞めたい……。


 内閣総理大臣山田太一、私が辞めたいと森神様にお願いしたのは何度あったことか。立場上、どうしても探索者と接する機会が多く、自分よりも存在が上にある人間とばかり話すのが辛い。森神様はかなり加減してくれるからまだいい。


 だが他の探索者は、気配をだだ漏れにさせるものもいて、そういう探索者と話すとまるで巨大なトラが目の前にいて、会話が通じると信じてしゃべっているような感覚にとらわれる。特に雷神様など悪夢だ。


 話すとわかった3日前から胃がキリキリと痛み出す。そのせいもあって、ダンジョンが現れ、何度も何度も総理大臣は変わった。それでも私は探索者に少しだけ足を突っ込んでいた。といってもたかがレベル13なのだ。


【千年郷】ではようやく9区に住める程度。なのに安全保障上の問題で、ゴールド級の巣窟5区に住まされている。100平方キロメートルある政府機関領の周りは城のような家ばかり。そりゃそうだ。みんなゴールド級なんだから。


 彼らはみんな異世界の国を支配しているという嘘か誠かわからない噂もある。そんな奴等のど真ん中で住めという。これは何かのいじめだろうか。あまりにも毎日がつらく、忙しすぎて、眠る時間はほとんどない。


 ブラックすぎだと思うが、100レベル以上の探索者は趣味でしか眠らないので、誰も労ってくれない。74歳の春。私、山田太一は労働という鎖に縛られていた。悲しすぎて、今もラブリー天使様に辞職願いを出したら却下された。


「あの、どうしてでしょうかラブリー天使様」


 本当に愛らしい見た目の天使様。ラブリー天使様だと心から思っていることだが、声に出して言うことがどれだけ非常識かは分かっていた。ただ首にしてもらえると思って言い出したら、首にしてくれないので今も言い続けてる。


 ちなみに森神様のことは、エロフ様と呼んでいた。そのたびにクスクス笑っている森神様が私は本当に好きだった。何度か烏丸様に殺されかけたことも今では良い思い出だ。


「ラブリー天使様って呼ぶなし。お婆ちゃんが『私にもしものことがあったら山田太一をやめさせるな』と言ってた」

「ええ……」

「お前は役に立つと言ってた」

「それほどでもありますけど辞めたいんですが」

「ダメ」


 ダメという顔が可愛い。この顔を見るために毎回やめると言ってる気がする。ともかく辞めさせてくれない。何しろ日本が滅びるかどうかという建国以来の危機の中である。そんな状況下で甘えは許してもらえなかった。


 自分でもわかっているのだ。長くアメリカに倣えとして生きてきた日本。有能な政治家がたまに現れても潰されるか、潰れないなら殺されて終わる。何度も何度もそれを繰り返して、政治家には役に立つものが育たなくなった。


 その役に立たない政治家の中でも、山田太一は確かにちょっとぐらい役に立つかもしれない。自分がここで日本を支えるしかない。分かっている。それでもこの方たちだけは甘えても聞いてくれるから甘えていた。


 他のやつらにはこんなこと言えん。言えばそれこそ弱みとして握られて、面倒なことになるのが目に見えてる。


「でも私は次の選挙で落ちるかもしれません」

「大丈夫落ちない。私と田中と龍神で応援してあげる」

「そんなことされたら怖いからやめて」


 だいたいそれでは恐怖政治である。特に龍神様なんかに応援されたら、みんなおしっこちびりながら逃げていくこと間違いない。そして泣きながら私に投票することだろう。


「遠慮するな。『他に入れたら分かってるな』って言ってもらう」

「はは、頼むからやめて」

「ダメ」


 また胃が痛み出してきた。それなのに探索者になって体が健康で毎日ご飯三杯食べれるところが恨めしい。この体は眠らなくても平気なんだ。毎日、次々に面会客が来る。なんなんあいつら。74歳のお爺ちゃんを眠らせてあげようという優しさはないの。


「はあ、真面目にするか」

「最初からやれ」

「じゃあ、こんな状況ですが選挙は普通に開催してもよろしいでしょうか?」


 四年の任期が迫ってきて、そろそろ衆議院選挙をしなきゃいけない。今のところ内閣支持率が結構低い。驚きの18%だ。理由は戦争だ。これによって日本国の大多数をしめる10区の人間に私は評判がすこぶる悪い。


 でも【千年郷】になってからレベル10以下の選挙権は剥奪してやった。支持率は18%でも、私を指示しないほとんど全ての人間は選挙権がない。私は【千年郷】になり、民主主義を本当の意味で崩壊させたのだ。


【千年郷日本国】を始めるどさくさならできた。憲法も改め、自衛隊も日本軍とした。そして何をするのも探索者中心の国家体制に変えてしまった総理大臣を、一般人が嫌うのは当たり前だ。


「構わない。みんなにもちゃんと投票するように言っておく」

「山田太一には投票するなと言ってもらえないでしょうか」


 そして私は甘える以上に、自分はこの総理大臣という立場に似つかわしくないと思っている。本来ならこの機会に、国の政治トップもレベル100以上の探索者以外はなれないとしてしまいたかった。


「もらえない。お前は勘違いしている。探索者は知能が高いけど、だからって政治向きなわけではない。人の上に立って舵取りする。私や田中や南雲も嫌い。それに『そういうやつは、弱すぎず強すぎずがちょうどいい。これから先もできるだけ政治のトップは9区から出した方がいいだろうね』ってお婆ちゃんが言ってた。だから『山田太一にあと10年は頑張らせろ』って言ってた」

「じゅ、10年……」


 神は死んだ。目の前にいるけど。ともかく政治という一点において、森神様も天使様も私を見込んでくれているようだ。それは正直嬉しい。特に森神様にちゃんと認めてもらえていたと思えたことが嬉しい。


 亡くなられたと聞いた時は、これで日本は終わったのだと思ったが、むしろそのことで日本を生き残らせてくれた。山田太一はその期待にだけは応えなきゃいけない。天使様は一通り話し終わるとさっと部屋の窓から飛び立つ。


 こちらの用事が終わるとすぐに【千年郷日本国】の各地の主要機関を回ってくださっている。天使様も忙しいのだ。天使様がいなくなると途端に私のスイッチが切り替わってくる。


 天使様とのこの時間だけは絶対に誰も邪魔してこない。でも出て行ってしまったから、私の癒しは終わった。天使様がいなくなったことをすぐに気づいた大臣が総理大臣の執務室に入ってくる。最初は外務大臣関谷稲造からだった。


「帰られたか?」


 私と同じく年は行ってるが、レベル13だ。一緒にダンジョンに入った仲で、政治に必要な最低限の体力を手に入れる。それが目標だった。まだ探索者を化け物呼ばわりしている時代で、私たちの行為は随分と奇異な目で見られたものだ。


「ああ、衆議院総選挙は予定通り開催だ。1ヶ月後に公示するぞ。山田内閣を三英傑が支持表明してくれるらしい」

「素晴らしいな。それならまず間違いなく勝てる。他の連中にも言っておこう」


 第5区には行政機関も全て設置されており、9区から選出されることになる政治家や行政機関の人間がここに通っている。そしてそれらの人間は真の探索者と言われる7区以上、ブロンズ級から上の探索者には逆らえない憲法である。


 ブロンズ級以上の探索者は日本人の0.01%だ。そしてその真の探索者と言われる人達は【千年郷日本国】の居住可能スペース。その半分を占有して住んでいる。凄まじい格差社会。だが【千年郷日本国】は土地の広さが日本と同じ。


 それでいてこちらの意図通りに好きに土地をいじれる。そうなると居住可能な面積が全く変わるのだ。本来の日本は国土の30%しか住めなかったが、【千年郷】は国土の100%を居住可能にすることができる。


 だから極端なほどの探索者優遇措置がなされていても、大抵の人間は以前より家が広くなった。


「しかし、この状況下で、まだ【千年郷】の外に出たいと暴れだす輩がいるそうだぞ。出てどうするというのだ。探索者ですらブロンズ級以上でなければ外に出してもらえないというのに」

「平等だとまだ思っているんだろうな。自由に行動できて、法律さえ守れば誰にも束縛されない世の中だと」

「平等な時代は終わった。民主主義の名残りはある。立憲君主制も残っている。しかし新しい時代にあった憲法をどんどんと決めていかねばならない時期なのだ」


【千年郷日本国】では与えられる土地すらレベルによって変わった。それを陰謀だ何だとテレビで報じるものもいる。この戦時下においても報道の自由はまだ許されていた。それがどういう意味か。実を言えばどういう意味もない。


 圧倒的多数の彼らは、体制に何の影響も与えない。選挙権が欲しければレベル10を超えなきゃいけない。つまり間接的にダンジョンに入ることを強いるわけだ。しかも1票の重みも、レベルによって全く違う。


 9区は一千票で一票。8区は百票で一票。7区は十票で一票。6区以上が一票の権利があり、1区、2区の誰かが待ったをかけると、選挙自体がやり直しになる。


 森神様の方針は普通に平等な選挙であった。だが、どう考えても探索者の発言力が強く、この部分だけは変えるしかなかった。そうしなければ選挙の意味自体がなくなってしまう。それでも報道の自由は許される。


 ただ自由にしていいが、じゃあそれで探索者が言うことを聞いてくれるかといえば聞いてくれない。彼らはそもそも一般人が何を言おうと気にしていない。かつてのブルジョワ階級も、レベルが上がってなければ一般人だ。


「それで天使様に、あの件は聞いてもらえたか?」

「ああ、もちろん聞いた。だがもう少し待てと言ってくるな」

「そうか……。やはり戦争が終わらねば無理か」


 外務大臣が気にしているのは外国との貿易である。日本には外国との貿易で富を築き上げてきた企業がいくつもある。巨大企業ほどそうなのだ。そしてその巨大企業は今貿易ができなくて困り果てている。


 実質鎖国状態で産業が停止しており、これをどうにかしてほしいと毎日のように嘆願書が届く。だが、戦時である。おまけに江戸時代以上の鎖国状態である。どうにもならないとしか言いようがなかった。


「ただこちらの判断で、交流を持てる国があるなら、交流を持っていいという許可はもらえた」

「それはすごい」


 これだけの戦力差で2年も持ちこたえている日本に対して、なびいてくれる国は結構あるのだ。そういう国とせめて交流は開始しておくべきだった。何しろそうしなければ戦争が終わっても日本は孤立状態のままだ。


「山田総理。急かせるようで悪いが、どこの国と交渉を開始するか考えてるのか? 俺の知る限り一般人が日本に友好的な国はあるんだがな。結局探索者次第だな。内も外も何をするのも探索者のご機嫌を伺わなきゃいけない」

「急がねばな。雇用統計もどんどん悪くなってる。どうしてもダンジョンに向かない人間が、今の世の中に絶望して自殺することも珍しくない。10区の人間は自分の人権が停止しているようなものだ。だが、10区の人間を蔑ろにしすぎるのは良くない。三英傑や六条祐太も元はレベルなどなかったのだ。ダンジョンに入る絶対数が減れば、高レベル探索者が現れる確率も減る」

「俺は関係ないが外交もだが内政も急務だな。三英傑と六条様は土地の貸し出しはなんと言ってるんだ?」

「全員、八割は商業利用を許可してくれるらしい。それに続く形で他でも余っている土地を出そうとする探索者が大多数のようだ」

「もともと穏やかだった日本人の気質が探索者にも出ているのはまだ救いがあるな。それならば雇用創出は何とかなりそうだな。いや、これは俺の領分外だな。それよりも外国の方だ。レベル13だが私は外に出してもらえるのか?」

「出る必要があればしばらく目隠しをするかたちで外に出してもらえる」

「目隠しか。それはもちろん構わないんだが……」

「どうした? 不安か?」

「いや、山田総理、実際のところ外はどうなってるのだ?」


 それは私たちにも知らされていないことだった。


「私は最近思うんだがな。【千年郷】の外にはひょっとして別の世界でもあるのではないか?」


 そう思うようになってからどれほど経つだろう。世間的にもそんな噂はある。探索者は一般人と自分たちの住む場所を分けた。手際の良さはかなりのものだった。単純に均等に分けるのではなく、後々の商業区画なども考えているように見えた。


 そして米崎博士を筆頭に探索者たちからもたらされる新技術。レベルが上がり、知能が上がった。そのことももちろんある。それでも探索者が日本にもたらしてくるテクノロジーは明らかに異常である。


 知能が上がっただけで簡単に造れる訳がない。そう思えるオーバーテクノロジーが今もどんどん流れ込んできている。からくり族と呼ばれるどう考えても未来のアンドロイド。


 他にも空を飛ぶ車、空間転移技術、建造物の強靭化、核融合炉、天候操作技術、未来のものとしか思えないような兵器群。全てがダンジョンが現れるまで、実現させることがまともにできてなかった。


 形にはなりかけたものもあるが、正直かなり不便な域を出なかった。


「やはり【大八洲(おおやしま)国】か……」


 外務大臣がその国名を口にした。外国から入ってくる情報も特に制限はされていない。その中で麒麟が口にした【大八洲国】という国の名前。それこそが日本に多大な影響を与えている存在ではないのか。


「それを知るためにはレベル100を超えることを求められるか」


 それを超えた瞬間から急に探索者は扱いが変わる。おそらくダンジョン内には日本を全面的にバックアップしてくれている何かがある。そんな気がしてならない。しかしどうしたところでレベル100を超えなければ触れられない。


 だからこそ探索者はレベル100を超えたいと思う。それでもその壁は高い。最低でもビルを一刀両断にできるぐらいの強さを手に入れなきゃいけない。走る速度も音速を超えなきゃいけない。


 そして何よりも化け物とも呼べるようなクエスト難易度を超えなきゃいけない。まさに命がけと言える行為を乗り越えなきゃいけない。その才能はおそらく私にはない。


「関谷大臣。私はな。ダンジョンはどんどんとこの世界に触れる幅を増やしていっているように思うのだ。それはきっとそう遠くないうちにラインを超える。そんな気がしてならない」

「総理は超えればどうなると思ってるんだ?」

「それは私にもまだ分からんがな。おそらくレベル100以上にならないと与えられない情報が、我々一般人にも開示されるのではと思ってるよ」

「ほお、それは楽しみだな。正直大八洲国が気になって仕方なかったからな」


 外務大臣も60歳を過ぎているが、ダンジョンに惹かれて入った口である。しかし三階層にいる鬼を見て、政治家爺パーティー全員で一目散に逃げ出したのだ。爺たちのあの日の冒険を今でも笑いながら話していた。


「しかし、憂鬱だが日本が負ける可能性も考えなければいけないんだろうな」


 太平洋戦争の時はこういうことを口にするだけで徹底的に処罰された。戦力的に見てどう考えても日本が負ける戦争で負けると口にしたら売国奴とすら罵られた。ただ私は森神様に出会った時、そう口にしたのだ。



『日本が負ける。お前さん、どうしてそう思う?』

『戦力が違いすぎます。工業力も違えば、人口のもつマンパワーも圧倒的に負けてる。ダンジョンがどれだけ不思議な空間だとしても、これで勝てると考えるのはかなり無理がある。森神様、あなたはこの国で一番賢いのだと言います。どうしてこんな戦争を始められたのですか?』


 殺されるのは覚悟していた。それでもどう考えても無謀とも思える戦争を止めたかった。正直私から言わせればそれは太平洋戦争で日本がアメリカと戦争を始めた。あの時の追い詰められた状況よりもまだたちが悪いと思った。


 日本は少なくとも龍神を差し出せば、見逃されたはずだ。


『総理大臣。あんたは私が「南雲のため」といえば怒るだろうね』

『何としてでも抗議します。たとえこの命に変えても』

『まああんたが私の見立て通りでよかったよ。すっかりふぬけた政治家しか残ってなくてどうしたもんかと思ってたんだ。あんたのそういうところが私は気に入ってるよ』

『答えになっていませんエロフ様』

『くく。教えたいところだけどね。お前に教えると心を読まれてしまうんだよね。私はそれを全員には知らせない方がいいと思っている。それに(ワン)の気持ちもわかるからさ』

『……』

『1つだけ確実なのはね。南雲が死んでも何も変わらない。王から「じゃあ、もう一人死ね」と言われるだけだよ。そしてその時点で日本の全てのルビー級が間違いなく私たちの統率を離れて勝手に戦争を始めるよ』



 やはり森神様は考えて行動されている。私の知らない部分も知っている。だからあの時私は自分の非礼を謝った。それなのに、あれから余計に森神様が私を支持してくれるようになった。


「日本が負けるか。考えたくないことだな」

「負けても昔のようなことにならないようにと、森神様は動かれていた。あの方が考えられる戦略目標は結局教えてもらえなかったがな。ただ、2年を過ぎれば、接触しても問題ない国との外交は再開しても良いと言われていた。だからラブ、いや、天使様もそう言ってくれたのだろう」

「お前あまり変な呼び方をするなよ。失礼すぎる。それに『総理の天使様を見る目がキモい』と評判だぞ」

「う、うるさい。それよりも関谷。できればこの機会にイギリス首相と話したい」

「分かった。忍穂(おしほ)瑠璃子(るりこ)様にお願いしてみよう」


 外務大臣が出て行く。忍穂家。昔からあるという日本における忍びの家系。忍びの家は一般には知られていないが、いくつかある。そして一番優秀なのは間違いなく忍穂家と言われており、家長が千代女様だ。


 だが千代女様は何か別のことにかかりきりだった。故に瑠璃子様だ。忍穂家のナンバー2で、ルビー級探索者。そして諜報関係の得意な方だった。太陽神が死んだ大ニュースが流れて1ヶ月。その間に大国が1つ滅びた。


 大国が滅びたのはダンジョンが現れてから初めてのことだ。そして太陽神を殺し、"自国を滅ぼした"月の魔女はまだ生きている。天使様は悪神とは破壊を是とする存在。退けない限り世界を破壊し続けると言っていた。


 特に初期状態の悪神は狂気に呑まれており、その衝動のままに動くらしい。五英傑は今回のことで、必ず全力で月の魔女ナディアを潰しにかかるだろう。その隙にこちらは終戦に向けての準備を進めていく。


『日本が負ける』とあの時、口にしたが私は、結構負けず嫌いだ。逃げもできないならばできれば勝ちたい。


「最後に笑うのは日本でなければな」


 私は心からそう思い口にした。

2日後の2月27日木曜日。

【ダンジョンが現れて5年、15歳でダンジョンに挑むことにした。】

のコミックス第2巻が発売されます!


それに伴い私はラジオに出させてもらうことになりました。


日程:3月1日(土)

ラジオ番組『週刊秋田書店 ラジオ編集部』公式文化放送と超!A&G+で毎週土曜日21:00から放送の「A&G TRIBAL RADIO エジソン」内で22:40頃放送

パーソナリティ:赤﨑千夏・伊東健人・土田玲央

となります。


文化放送は関東限定。

超!A&G+はネットラジオでアプリを取得すれば聞けます。

私の生の声を聞きたいなんて奇特な人は是非聞いてください。


下記にはコミックス表紙をアップさせてもらいました!


是非とも手に取り2月27日は書店、

もしくはネットショップで読んでいただければ幸いです!


ネット購入の方はこちらです。

https://www.akitashoten.co.jp/comics/4253323022


下記URLより2話分が無料で読めるようになっております。

https://championcross.jp/series/2ab40e058a94f/pagingList?s=2&page=0&limit=50



ダン5の2巻表紙画像帯付き

挿絵(By みてみん)




ダン5の2巻表紙画像帯なし

挿絵(By みてみん)

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【ダンジョンが現れて5年、15歳でダンジョンに挑むことにした。】
コミックス第3巻好評発売中!

ネット購入の方はこちらです。
チャンピオンクロスより4話が無料で読めるようになっております。
3巻表紙
― 新着の感想 ―
何たよカエル居ないかよ
L3になった一般人のおばちゃんでさえヘビー級のプロボクサーを一撃でのしちゃうんだからL2でオリンピック選手並み何だろうな。 そして苦労している山田総理は74歳だけどL13で、L10を超えると100歳…
山田総理すげぇ メトは完全に死んだようだな そろそろ新英傑誕生しても良さそうだけど 雷神ちゃんはまだルビー級でウロチョロしてるのかな
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