第二百五十話 2人会議
六条屋敷の中にある俺と迦具夜意外には誰もいない私室でのこと。迦具夜はソファーに腰を下ろして足を組んでいた。木目調の壁に、キュビズムの絵画。花を描いたツボ。15畳ほどのシャルティーが造ってくれた部屋の一つ。
ジャパニーズモダンな机の上には、俺が入れた緑茶が2つ置かれているだけだった。
「神に至るための選定方法は、隠神刑部様が死ぬ前に決定するの。そして自らが死んでからすぐに発表される。選定方法を知るのは簡単よ。貴族全員にダンジョンから声が聞こえることで知らされるの。でも、隠神刑部様が気に入った相手を選ぶなんてものじゃないの。より強く賢い神を選ぶための選定方法なの」
「神は死ぬ前に、次の神の選び方を決めてから死ぬ?」
「そうよ。この決め事は、神の争奪戦において絶対のルールよ。それが破られることがないように天照様、月夜見様、須佐之男様、そして翠聖。大八洲の真性四柱の神々が選定を審判するの。実質、これを破る方法はないわ」
「確かにそれだとルール違反は怖そうだな。やっぱり戦いがメインか? それともむしろ逆?」
隠神刑部様は狸の神様で、楽しいことが大好きだったという。面白いことをするのが好きで、戦いには興味がなく、ほとんどレベルもあげなかった。それでも強かったそうだけど、何か面白い要素でもあるのかと思えた。
「まあ一応、戦うのはメインじゃないわね。ただメインじゃなくても、強くなければならないの。そもそも戦いから外れた選定方法だと、たとえ神になったとしても、舐められる。そして実際に弱いとなれば、他の貴族がその席を狙って、殺しにきかねないわ」
「まあ迦具夜でも死神と戦えたもんな」
「あれは、日本の12英傑が"若すぎるの"。ダンジョンに挑戦して5年でレベル1000を超えるなんて、普通じゃ考えられないのよ。これが100年でも経過していれば、もっと容赦のない強さで私も手が出せなかったはずよ」
「100年でもまだ迦具夜の方が長生きだよな?」
「レベル1000を超えるアドバンテージはかなりのものよ。実際あんなに若い男に私は寿命を縮められてしまったわけだし」
「若い男……」
死神コシチェイは森神のエルフさんに次いで、探索者として高齢で、人間基準で言えばかなり爺さんである。それが若いというのだから、年齢に対する考え方が根本的に違うようだ。
「で、肝心の選定方法だけど……」
迦具夜が俺の顔を見てきた。透き通った瞳。吸い込まれそうなほど美しく聡明な顔。声すらも美しく天上の調べのよう。この世のものとは思えぬ美しさに、見蕩れそうになり自分の頬をひっぱたいた。
「選定方法だけど?」
「【三種の神器を揃えろ】よ」
「三種の神器……ダンジョンアイテムか?」
「その通り」
「ダンジョンアイテムが三種の神器? 何か日本みたいだな」
日本でも三種の神器が揃って初めて皇位継承ができるという。詳しいことを俺は知らないが、皇位継承において三種の神器がとても大事なものだということだけは知っていた。中国では伝国璽。西欧諸国ではレガリアと言われ、王冠・王笏・宝珠の3種が有名だ。この世界にもそれに似た何かがあるのか?
「今の時期だから隠神刑部様は、きっと自身が持つアイテムを日本の三種の神器になぞらえたのかもね」
「それはありえそうだな。やっぱり剣と鏡と勾玉なのか?」
「いいえ、違うわ。この場合の三種の神器は実際には使えない武器とかアイテムではないの。隠神刑部様が持つサファイア級のアイテム3つのことよ。これを揃えたものがレベル1000を超える資格をルルティエラ様からもらえるわ」
「ルルティエラ様も承認してるって事か」
「そうよ。こういうきっちりしたことは機械神のお仕事ね」
「もうほとんど機械が神様って感じだな」
「ちゃんと決めてくれるのは機械神ね。人と女神のルルティエラ様は、気まぐれだから、かなりブロンズエリアでは迷惑がられてるわ」
まあそりゃそうなるよな。特定の誰かを好きになったり嫌いになったり、神様のくせに不公平極まりない。とはいえ俺はそれで助かっているわけだが。
「それで、どんなアイテム?」
「【千年郷】、【黄泉孵りの書】、【幻影の円環】と呼ばれるものよ。神としての時間の中で、隠神刑部様はサファイア級の専用装備やアイテムを13個所持していたと言われてる。でも、三種の神器の中で隠神刑部様が所持していたのは【幻影の円環】だけ。後の2つは先代の桃源郷の神様から延々と受け継がれてきたものよ」
「じゃあ後のサファイア級12個はどうなったんだ?」
「翠聖が全て処分しちゃったらしいわ」
「もったいない」
「確かにね。でも専用装備はほとんどのアイテムが本人でないと本来の力が出ないの。それが、この三種の神器は実力さえ足りていれば他者でも、本来と同等の力を出せる。だから処分されずに残ったの」
「だとすると手に入れればかなり戦力アップか」
「そうね。貴族の中にサファイア級のアイテムを持っている家は存在しない。一つでも手に入れることができれば……」
「織田が完全に有利だって言ったよな?」
「そうよ」
「このルールだと三種の神器を先に見つけたもの勝ちじゃないのか?」
それって強さが関係あるかとすら思えた。
「織田は貴族を二十三家も従えているの。正直言うと隠神刑部様よりも勢力自体は大きかったほどよ。しかも織田の陣営はレベル700以上の貴族ばかり。お松よりもレベルが上の貴族がゴロゴロいるってこと。大八洲十二柱の中でも隠神刑部様が相手なら織田が勝つとすら言われてたわ。まあ実際のところ織田はそんな危険を犯さなかったけどね」
「慎重なんだな」
慎重なイメージは戦国時代では徳川家康の方に抱くものである。しかし徳川というのは大八洲国の貴族名簿には存在しておらず、存在するのは織田だけであった。その他には豊臣、武田もいない。織田だけがポツンといるのだ。
「日本にいた頃の彼はかなり粗も目立つ人間だったようだけど、大八洲国にいる信長は驚くほど慎重ね。織田が隠神刑部様とですら戦えそうなほどの勢力を手に入れてから100年ほど経つかしら。それでも隠神刑部様が死ぬまでずっと待ってた。そして着々と準備を進めてた。この日のためにね」
「それでも局長や迦具夜は神になろうとしてたんだよな?」
「まあ私もかなり以前から準備してたしね。寿命が後10年あれば可能性は十分にあったのよ。それも半年になった今では時間がなさすぎるけど」
「桃源郷はそこまで広いと思わないけどな」
桃源郷の中にある三種の神器を探すのなら、半年もあれば十分に思えた。探索者の力を使えばその程度の広さ、隅々まで探したとしても半年もかかるとは思えない。まあ他の勢力に出くわさないようにするのに神経は使うだろうが。
「祐太ちゃん、三種の神器は桃源郷にはないわ」
「桃源郷にない……もしかして大八洲国全体ってことか?」
だとすると確かに時間は足りなくなってくる。
「いいえ、"ブロンズエリア"よ。ルルティエラ様が翠聖からの要望を受けて、ブロンズエリアの全てを対象に隠してしまったの。大八洲国以外の神や人間やモンスターが触れても、絶対に反応しないように縛りをかけてね」
「それはひどい……」
「ブロンズエリアの全てに散らばったものを探すのがどれだけ困難か……」
「太陽よりも広いんだよな?」
「そうよ。空間的に隠れた場所もあって、正確な広さが誰もわかってないぐらいよ。しかも場所は陸地に限定してない。海の中にある確率も高い。翠聖を通じて、ルルティエラ様に隠神刑部様は『海でも陸でもどこでもいいから、関係ない人間には反応しないように縛りをかけて、ブロンズエリアのどこかに捨ててきてくだされ』って頼んだらしいわ」
「隠したわけじゃないのか?」
「隠してる可能性もあるわ。ルルティエラ様は基本、可能性がゼロでなければいいという方だから、難易度に関しては気にしないの」
「……」
途方もないことに思えた。探索範囲が広すぎて何をどうすればいいのか想像がつかない。それはつまり迦具夜達ルビー級が、レベル1000を超えるためのクエスト。こんなの俺にできることがあるのかと思えた。
「というかブロンズエリアの1/100ぐらいしか陸地なんてないのよ。ほとんどは海なの。太陽よりも広い海の中を探す。それがどれだけ時間のかかることか……」
「そんなもんもう動員力のある方が絶対に有利だ」
「そうよ」
必ずしも戦う必要のない条件。しかし戦う以上に強さが問われ、そして組織力が問われる。この条件だと一番最大の組織が勝者となる可能性が高い。そしてそういうものこそが神になるにはふさわしいということなのだろう。
「探すための手がかりはないのか?」
「ないわ。『自分たちの手札でなんとか探しなさい』が基本。ただ、いつまでもだらだらもしてないわ。10年という区切りがあるの。それまでに3つとも見つからなかったら、その時点でより多くの神器を所持している方が勝ち。誰も所持してなければ、戦争で決着ね」
「それって……」
戦争になる可能性もかなり高いことになる。どう足掻いても総合力が高くなければ、最終的には生き残れない。
「結局そこに行き着くんだな」
弱くても宝くじに当たるぐらいの運の良さがあれば、神の座につける。それほど甘いシステムではないようだ。
「敵対勢力は?」
「本格的に動くと目されているのが五家。織田家、近藤家、月城家、風魔家、最後に隠神刑部様の配下で唯一実力のある貴族白禿家。この五家がおそらく同盟関係の貴族や配下の貴族を組織して動くと言われているわ。同盟関係や配下も入れてのトータルで言えば72家の争いね」
「それは多いのか?」
「神の座の争いにしては少ないわよ。一番多い時でほとんどの実力ある貴族が参加して、300家が争った時もあるらしいわ。その時は50以上の家が滅びたそうよ」
「じゃあなんで今回は少ないんだ?」
「織田家が強すぎるからね。下手に参加して自分たちの勢力を傷つけるぐらいなら次の機会を待つ。もしくは有力貴族が争って死ぬと、ルビー級の枠がたくさん開くから、そこに自分の部下をねじ込みたい。といった感じね」
なんだかだんだんと勝ち目がないような気がしてくる。なんとか良い方法は見つけられないだろうか。そう思っても、俺の頭では何も思いつかなかった。
「各貴族の参戦理由を教えてほしい」
頭がショートしそうなほど考え続ける。とにかくとっかかりを求めて質問を続けた。
「了解。じゃあここからは個人名でいくわね。まず織田信長は一番強いから、そして可能性が高いから。もともと第六天魔王なんて名乗ってたから悪神を目指してるのかと思ってたけど、そうじゃないのよね。あくまでなりたいのは神らしいわ。『人の身にして真なる神とは面白い。これほど面白いことを目指さぬがバカというものよ』って、まだひよっ子の時に言ってたわね」
「なるほど近藤局長は?」
「近藤家は比較的新しい家だけど、急成長著しくて、近藤勇は超武闘派ね。最近は丸くなってたのに、なんだか急に動き出したのよね。まだ若いし参加しないのかと思ってたのに、レベルもバンバン上げ出してね。あの男は戦い出すと性格がすごく変わるわ。『とにかく斬って捨ててしまえ』って性格なのよ。何年か前にちょっとぶつかり合ったことがあるんだけどね。その時は私が勝ったの。まあ殺したけど当然生き返ってね。『死んでも生き返るとは面倒な体だ』とかぼやいてたわね」
「死にたいのか?」
「というより死に場所を求めてるのかもね。たまにああいうのがいるのよ。大抵途中で本当に死ぬんだけど、あの男は何をどうやっても全然死ななかったの。今も死にたがってるのかしらね」
新選組の昔を知っている。そこから考えると死に場所を求めているというのは本当かもしれない。
「他は?」
「風魔銀次は翠聖の忍者ね。あんまり接したことないからよく知らないわ。白禿大明は隠神刑部様の横でよく裸踊りをしてたのだけ覚えてるわ。そして私は後がないから参加せざるを得ない。まあこの中では3番目に可能性がある方ね。それも寿命が半年になったから0に近くなったけど」
「だよな。なんとか迦具夜が神になれるよう頑張ってみる」
謝罪は意味がないし、自分のルルティエラという存在に好かれている部分が、どこまで+に作用するか、少なくとも俺もこれが成功しないと半年で死んでしまう。俺を死なせたくないなら何か起きるのか?
「実際のところ、もしこれでどうにかなるのだとしたら、祐太ちゃんにルルティエラ様がどこまで味方するかにかかってるわね。それが全くなければ負ける」
「他力本願で嫌だな」
「まあルルティエラ様というものを理解して、完全に味方をしてもらえた人間は今までいないわ。『俺はダンジョンに好かれてる。だから死なないんだ』なんて言う人間は山ほど見たけどね。そんなこと言ったやつは全員死んでたわね」
「どこかと同盟を組むことはできないのか?」
戦国時代のようなイメージを抱く。それだけ織田家が圧倒的有利なら、他の4つの家で組んで動くということも可能ではないかと思えた。
「難しいわね。織田以外は実力が結構拮抗してるのよ。その場合、どうしたところで最初の1つ目の神器を見つけた家が、4つの家の中では有利になる。その状態で同盟を結ぶというのはね」
「無理か……」
最初の一つを手に入れた時点で、かなりの有利を確保できて、同盟関係が解消されるのなら、どうしたところで最初の一つ目から取り合いになる。それなのに同盟関係なんてちゃんちゃらおかしいだろう。
「それに同盟を結んでも最初の年はどの家もほとんど動かないと思う。相手の情勢を探ったり、明らかになった神の座の選定方法に対しての準備もしなきゃいけないもの」
「どんな準備するんだよ」
「有利なアイテムを他家から手に入れたり、有利な能力を持ってる貴族を勧誘したり忙しいのよ」
それは確かに必要そうだ。このルールだと探索特化の貴族がいるだけで全く話が変わる。それに加えて危険地帯をうろつきまくらなきゃいけないのだ。気配を消すことも得意な貴族が必要になる。
「俺たちにはそんな時間もないか……」
「ないわね。他家の貴族を勧誘してる間に寿命が来て死んじゃうわ」
「迦具夜はどこまでの人間を動かせるんだ?」
「いくら子飼いの子たちでも、『最初の半年で全力で動け』と命令するのは正直かなり難しいわ。貴族も十三家が私の下にはいるけどね。どの家も有利な味方をつけないまま、そんなに早く動く理由を求めてくるわ。その理由を言えば間違いなく子飼いの家は離れるし、そもそもあなたがそばにいる。ここまで常にべったりの状態、しかも私はあなたの命令を聞こうと思ってる」
「そんなことしたら納得しないだろう」
「そういうこと。私があなたの命令で動くことは、私が育てて養ってきた直下の部下でも納得しない。とすると隠すしかないんだけど、隠しながら動けるかどうか……。直下の人間は私の命令の仕方の傾向とかよくわかってるから、あなたの命令で動いたらすぐにおかしいって気づきそう」
「じゃあ動かなきゃいいじゃん」
「それこそ望みがなくならない? 言っておくけど私って別にダンジョンからそこまで好かれてないわよ。というかあなたたちの世界と違ってね。私たちのような世界にはダンジョンから好かれてるなんて言うのは、まず存在しないの」
「そうなの?」
「つまり、祐太ちゃんの強みを活かすなら、私と2人で探すのが一番いいでしょうね」
「……」
こいつまさか残りの半年を俺と二人で動きたいだけでは? いや、そんな疑念よりも、太陽よりも広い面積を2人で探す? おまけに俺はレベル250だからそこまで役に立たない。それなのにそんなことを言ってきてる。
迦具夜があと半年で死ぬと分かれば、下にいる家は次々と逃げ出す。直下の部下だってどこまで従ってくれるかわからない。それに寿命が半年ということが外に漏れれば、それこそ良くない。それを隠し通して動くなら2人が一番いい。
こいつ無茶苦茶言ってきてる。
「本気か?」
「本気よ。米崎はできるだけあなたの考えを採用するようにしてるんでしょ。私も残りの半年、こんな期間じゃどの道、ほぼ100%無理なことよ。たとえ全部の力を動員できたとしても、そんなに急激に動いたら他家に怪しまれて必ず妨害される。そしてなぜそんなに急ぐのかと調べられたら隠すのは難しい。死霊系の探索者は魂を見るのが得意だしね」
「……はは、いろいろ詰んでる」
「それでもあなたと二人なら隠れて動ける。もしこの状況がそれでも好転するなら、それはあなたの特殊性にかかっているのだと思うわ」
「俺の……」
そんなものが本当にあるのかは分からなかった。少なくともこれまで全力で生きていただけだった。ダンジョンに好かれていることを頼りに探索をしてきたつもりはない。だが迦具夜はほとんど諦めてる。
500年以上生きてきたこともあり、別にここで死んでもいいと思っているのだろう。でも俺はそうはいかなかった。まだまだ生きたいのだ。
「それが一番可能性はあるんだな?」
「というよりそれ以外可能性はなさそうね」
魂のつながりで感じる。迦具夜は嘘をついていないと……。
「そうか……」
俺と迦具夜の二人で探す……。直感的にわかる。多分その方法では三種の神器は見つけられない。今までダンジョンは全力で頼りにして、それでも助けてくれたかといえば違う。その方法だけはとってはいけない。
可能性がゼロのことはやはりゼロなのだ。それをダンジョン頼みになどしたら、俺は確実に死ぬ。何とか可能性を示さなきゃいけない。しかもそれは0.1%とかもう無理だろとかいうふざけた可能性ではだめだ。
そんなのは可能性とは言わない。それはただのギャンブルだ。せめてギャンブルではなく、確率的に成功をする望みがあること。俺が成功を描けること。その答えを見つけなきゃいけない。
俺はしばらく考え込んだ。
高速に回転する頭の中で3人の人格を作り、議論を開始する。
その中で100以上の提案が出た。
しかしどれもこれも可能性は少ないように思えた。
1%にも満たない可能性しかないような、危険なものばかりで、3人で議論してみても誰もそれでやろうとは言わなかった。迦具夜はただずっと待っていた。現実時間では3時間ほど。頭の中では10日ほど。話すこと自体に疲れてくる。
どれほど考えても良い案は浮かばなかった。
それでも、一番の可能性を示すものは見つかった。
「なあ迦具夜」
ただ俺はそれを口にすることに気が重かった。
どうしてもそれは良いこととは思えなかったからだ。
「何?」
迦具夜は期待するように俺を見てきた。3時間も暇じゃなかったのか。ただ静かに俺を見たまま待っていた。
俺は重い口を開いた。
「日本に手伝ってもらうってのはどうだ?」
そしてかなり禁じ手としか思えないようなことを口にしていた。





