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第二百二十四話 首輪

 探索局の中に入るといつもよりも騒々しく、誰もが落ち着かないようだった。俺たちも気にはなるが所詮はレベル200である。12英傑の衝突に巻き込まれたら、塵も残らない。それは迦具夜と対峙してみて嫌というほどわからされた。


 だから無駄なことを話して時間を費やすより、自分が強くなるために精一杯頑張った方がいい。


「局長が直接対応される。ついてきてくれ」


 摩莉佳さんの方に局長から【意思疎通】が届いたようである。冒険者ギルドの受付みたいなものは結局ほとんど使わないまま終わりそうだった。摩莉佳さんに連れられて、探索局の中央部にある最上階までの吹き抜けを見上げる。


 浅葱色の袴を着た熊のように大きな男の足元が目に入る。瞬間、その大きな男が目の前にいた。


「来たか六条」


 熊と人間が融合したような見た目。身長は高く、その筋肉量は実際の熊を超えているように見えた。普段はプロレスラーのようなタンクトップとパンツを履いているが、今日は服を着ていた。多分、専用装備だ。


 局長は転生した熊人であり、今となっては貴族としてもかなりのレベルの人なのだと知っている。


「ついてこい」


 その貴族でもある局長が床に着地するとそのまま外へと歩き出した。摩莉佳さんも聞いていなかったようで慌てる。局長が説明もなく先々歩いて行くので、俺たちも急いでついていった。


 そして探索局の中で、局長がいる存在感から、初めて視線が集まってきた。



「あれ、ひょっとして六条か?」

「うげ。マジでエヴィー・ノヴァ・ティンバーレイクが居るぞ」

「というか美人と美少女がいっぱい……1人俺にも分けてくれよ」

「バッカ。殺されるぞ。五郎左衆が今どんどん皆殺しにされてるらしいぞ」

「凄えよな。もうここを終わるって話だ」

「マジかよ。この間来たとこじゃん」

「ジャックがなんで仲良さそうにしてるんだ?」

「なんか、五郎左衆関連で仲間になったらしい」

「モテまくるんだろうな。いいなー」

「そりゃほぼ間違いなく未来の支配者層だもんな」

「六条様。格好いい!」

「ねえ、今ちょっと私と視線があった!」

「いいな。六条様! こっち見て!」

「なあ噂のパーティーメンバー勢揃いしてないか?」

「あれって切江じゃ」

「誰?」

「俺は古参だから知ってるんだよ。何年か前に五郎左衆に闇堕ちした女だ。ハーレムパーティーで男が死んじゃったんだよ」

「ここにいるってことはついにクエスト終わったのかよ」

「さしずめ女は戦利品か?」

「あんなむちゃくちゃなクエストクリアできるものなんだ」



 何気にこちらへの視線が多かった。エヴィーももう姿を変えていないこともあり注目を集める。ただ局長がいるので、話しかけてくるものはいなかった。俺たちはそのまま局長に連れられて、外に出る。


「六条。横に来い」


 少し後ろを歩いていたら言われたので真横に行く。


「お前は見所がある。まさか本当に五郎左衆を根切りにしてしまうとは思わなかったぞ」

「あ、えっと。はい。なんとかできました」


 まだなぜ外に出たのか聞けていないが、ともかく局長の話に合わせた。周囲に歩いている人たちも局長の姿を見ると両端によけて頭を下げている。局長はたまに手を上げてそれに応えていた。


「視線の半分以上はお前に注がれてる。まだ五郎左衆が壊滅したことを知らなくとも、皆お前に感心している。いろいろ口にできないことも多かった事件だ。正直俺は、お前が9割死ぬものと思った。だが、生きてここにいる。パーティー仲間も誰も死なせていない。どうやってそんなことができたのか俺にもわからん」


 ポンポンと大きな手で頭を撫でられた。


「これで隠神刑部様も安心して姿を隠すことができるであろう。よくやった」


 局長は幾分穏やかに俺を見た。


「あんまり自覚ないんですけどね。必死に頑張っただけです。俺だけじゃ無理だったでしょうし」

「中心はお前だ。若すぎるお前では、生きているだけでも大したもの。成功したとあれば誇って良い」


 局長は最初に言葉にした通り、このクエストが本当に難しいと思っていたようだ。実際、今回本当にひどい状況になりかけた。【明日の手紙】と迦具夜の気まぐれがなければ、俺は今晴れやかな気分でいることすらできなかった。


 そうなのだ。


 皮肉なことに迦具夜がいなければ、五郎左衆とまともなぶつかり合いをしなければいけなかった。そうなれば被害は洒落にならなかった。ありえないことが本来の未来で起きて、今ここにいる。


「やはり、ダンジョンに好かれたものは予想しにくい」

「それって俺の力じゃないですし」

「そういう意味ではない。ダンジョンに好かれたものでも潰れていくものなど五万といる。ルルティエラ様は好きな相手の命の保証などせぬ。不幸になることも厭わぬ。お前もルルティエラ様に好かれているなどと奢らず頑張れ。でなければあの方の愛情は時に残酷に自分の身に降りかかることになる」

「……そうなんだ」


 逆にその言葉にホッとする。正直ダンジョンに好かれているのは、自分だけがズルをしている気分になる。だが贔屓されているから幸せになれるわけではないようだ。幸せはやはり自分で掴み取らなければいけないのだ。


「六条」


 局長はゆっくりと歩いていた。事情を聞こうかと思ったが、局長がしゃべり終わってからと思った。それが目上のものが喋っている時の礼儀なのだとどこかの本で読んだのだ。局長がみたらし団子を売っている店で、人数分頼んでくれた。


 恐縮した店のおっちゃんが出てきて、俺たちに1本ずつ手渡ししてくれた。


「えっと、はい」


 しゃべりながら食べていいのかと考える。局長の方は一口で食べてしまう。それを俺も真似ようとして喉が詰まった。


「ゆっくり食え」

「は、はい」


 何とか全て飲み込む。恥ずかしいところを見せてしまった。


「それでな、六条。"そこの二人"は五郎座の生き残りのようだが、なんだ?」


 局長の視線がすっと切江とシャルティーに向く。2人が緊張した。何気なく口にしただけなのかもしれないが、俺の言葉次第では、今すぐにでも切江とシャルティーの首を刎ね飛ばすのではないかと思えるような鋭い殺気があった。


「えっと……討伐の過程でシャルティーが五郎左衆を裏切りました。そのおかげで俺は——」

「それはいい。お前のお気に入りかどうかと聞いているだけだ」

「え?」

「違うのか?」

「っと、はい。そうです」


 事情をちゃんと話そうかと思ったが局長に止められた。シャルティーが裏切った過程などどうでもいいようだった。


「ふむ、ならばよし。念のためだ。そこの二人にこれをつけておけ」


 局長の手に2つの首輪があった。首輪と言っても囚人がつける首輪とかのようにごついものではない。日本でならファッションでも通りそうなシンプルなものだ。俺はこれと似たものをからくり族が首につけていることを知っていた。


「つけなきゃダメですか?」


 犬猫でもあるまいし、人間の首に首輪をつけるのは抵抗があった。ただ、摩莉佳さんや土岐に事前に聞いてはいた。犯罪者にはこうしなければいけないのだと。


「ダメだな。つけてなければほぼ間違いなく殺される。五郎左衆を恨んでいるものから5体を切り刻まれ河原に吊るされてもおかしくはない。だが、お前の所有物なら誰も手は出さない。この国はそういうものなのだ」

「……」


 一瞬悩んだし、仲間以外の道行く人たちまで皆気づけばこちらを見ていた。局長はこの場でやれと言っているようだった。ここで悩んだところで意味がない。2人は本来凶悪犯で、この国の常識では即刻死刑で、それを逃れる術は本来ない。


 俺だってシャルティーに【媚薬】を使ってなければ、2人とも容赦なく殺してたと思う。


 俺は局長から首輪を受け取った。


「2人とも膝をつけ」


 公衆の面前で局長が命令する。2人は頷きあって膝をついた。そして俺に首を差し出した。立ち止まって見ている人が多かった。この国でもこういうことは珍しいのだろう。


《すまない》

《覚悟はできていました。遠慮せずにつけてくださいまし》

《そうだよ。俺も生きることが甘いことではないと分かって受け入れたことだ》


 2人に【意思疎通】を送るともう覚悟していたようだ。俺よりも大八洲での経験が長い2人は、この国の常識を理解しているようだ。俺が首輪のボタンを押すとパカッと開いた。最初にシャルティーの首につけた。そして切江の首にもつける。


《六条。二人に主人として最初の命令を出すんだ。内容は【六条祐太に従い、利益となり、逆らうことを禁ずる】だ。それでその二人の命は保証される》


 それは摩莉佳さんからのアドバイスだった。


《……分かりました》


 罪人の2人が、罪人でなくなる方法。それが俺の所有物になること。改めてそういうことなのだと分かった。


「シャルティー、切江。お前たち2人に最初の命令だ。【六条祐太に従い、利益となり、逆らうことを禁ずる】。いいな?」

「「かしこまりましたご主人様」」


 2人が膝をついたままさらに頭を下げた。周りから拍手喝采が起きる。五郎左衆が完全にいなくなり、その幹部ともう一人の女が俺に服従を誓った。日本の常識がある俺から見ればそれはかなり顔をしかめることだ。


 それでもこの国の常識ではこれでいいらしい。何より、五郎左衆に散々やられてきた大八洲の人間からしたら、胸のすく光景なのだ。


「もういい。立て」


 俺はあまり優しくしているようには見えないように口にした。


「「はい」」


 二人とも頭は悪くない。意図は分かっているようで素直に従った。


「それでいい。六条。からくり族の首輪をつける。ということは2人は完全にお前の所有物ということになる。からくり族は基本的な自由は許されるが、何があってもお前の言葉に逆らえなくなる」


 再び局長が話し出して、歩きながら教えてくれた。


「逆らった場合はどうなるんですか?」

「逆らった瞬間に体が動かなくなる。その状態のまま、お前が逆らった内容に対して許しを与えない限り、絶対に動けない。シンプルだが強力だ。だからあまり日常生活に支障が出るような命令を与えるな。束縛を強くしすぎると逆に不便になる」

「分かりました。一度した命令に対する解除も可能なんですか?」

「できるが、お前は甘そうだ。あくまでも犯罪者。付け上がった姿を見るだけでも腹の立つやつも多い。あくまでもお前に対して従順である。そう示すことを忘れるな。そうである限り、一人で街に出したところで襲われることはあるまい」

「気をつけます」


 この国はそういうことには厳しいのだろう。いや俺の国でもそうだ。社会でも有名になるほどの犯罪者が出世して会社で社長をしているなんてことは聞いたことがない。日本でもそれが許されないと雇用主はよく知っていて出世をさせない。


 この2人にとって生きていくことは罪に対する罰だと、周りに対して見える。その必要がある。ともかく他の女性陣と同じ扱いにはならない。そういうことになりそうだった。


「ところで、どこに向かってるんですか?」


 俺は思考を切り替えた。


「ああ、言ってなかったか。これから向かうのは第一層の【翠聖兎神様の屋敷】だ」


 その言葉に一瞬足が止まった。でも局長が足を止めないので慌てて追いついた。


「第一層ですか?」

「そうだ。お前にクエストを出したのは翠聖様だ。成功の知らせを聞いてすぐに、確認を取ったところ『直接屋敷に来い』とのお達しだ」

「あの、それって僕たちもついて行っていいんですか!?」


 俺が何か言う前に焦って土岐が口にした。比較的冷静なやつだと思っていたが、その瞳がキラキラ輝いている。何だか嬉しくて仕方がないようだ。


「全員に許可はおりている」

「お、おお! すごいよジャック!」

「お、おう」

「薄い! 反応が薄いよ! これってびっくりするぐらい名誉なことなんだよ! レベル200で翠聖兎神様に直接お会いできるなんて!」

「そうなんだな」


 土岐が喜び、ジャックが首をかしげた。


「そうだよ! そもそも一層に入るだけでもルビー級じゃないとダメとか言われるしね! 一層では警護からして全員貴族だよ! しかもよりすぐりの猛者揃いだ! まさに快挙! ああ、摩莉佳なら分かるよね!?」


 日本出身勢は全員反応が薄い。そもそも神様というもの自体に馴染みがない。日本では信仰心があるもの自体が珍しいし、実際に神様がいて目の前に現れるなどということ自体も日本どころか地球上でもなかった。


 まあこんな世の中だから、実際にはあったのかもしれないが、そんなものが確かなものとしてダンジョンが現れるこの日まで表に出てきたことはなかった。神のいない世界にいる俺たちにとって、神様の凄さというのは理解しにくい。


「ああ、確かにな。私もそんな名誉なことは一度もない。マークも嬉しいな?」

「え?」

「嬉しくないのか?」

「い、いや、嬉しいぞ。俺たちにとってのゴッドってことか。まあ確かに俺もそれはビビる」


 摩莉佳さんが言うから、マークさんも口を開いた。アメリカ人なら日本人よりは信仰心がある。今、世界では12英傑を神とする12神教が広がりを見せつつある。その信者ならきっと喜んだんだろうなと思った。いや、俺も正直嬉しい。


 ただ、翠聖様に最初話しかけられた時のイメージが強い。ああいう風に気軽に話しかける人ではなかったのか?


「とはいえ基本的には六条以外は喋らないようにな」

「もちろん分かっております。六条君。粗相のないようにするんだよ。この国で一番のご長寿だ。声を聞くだけで10年は寿命が伸びるって言うからね」

「へえ」


 寿命の決まっている探索者でもそんなことを言うのだな。


「まあ翠聖様の前で聞かれてもいないのにしゃべろうなどと思わんだろうが」


 局長がそう口にすると、元々それほど遠いわけではなかった。翠聖都の巨大門の前に来た。扉は事前に開いていた。横にいる門番がしっかりと頭を下げて、こちらを見ようとしていない。


 貴族が門を通り抜ける時とそうでない時では、全く対応が変わるみたいだ。


「さて。ちょっと待て」


 翠聖都に入るための巨大門は5つ並んでおり、翠聖都はこの門からそれぞれの層へとつながっている。桃源郷だとこの繋がりは黒い輪であったり、それとは別のものである場合もある。各層への出入りの仕方は都市によって全く違うそうだ。


 そして5つ並んでいる中で一番巨大な門。それが一層への入り口だ。高さ50mほどあるまさに巨大門。パリにある凱旋門の門の部分ではなくて、その建物自体の高さと同じぐらいである。当然見上げなければ上が見えない。


「本来はもう少し違う出入りの仕方なのだがな。今回はこちらが開く」

「この大きさって何か意味はあるんですか?」


 純粋に疑問に思って尋ねた。


「さあ、腹の立つ時に壊してしまわないように頑丈に造ったのではないか?」


 局長が適当に答えているのがわかる。儀礼的なものに意味を求める。アホな質問をしてしまった。


「すみません」

「かまわん。実際、でかさの意味はすぐに分かる。儀礼的な意味ではないぞ。必要だからこの大きさなのだ」


 話していたら巨大門が開いていく。高さが50mもあるものが稼働する姿というのは、なかなかに見応えがある。重苦しい音が大森林に響く。徐々に中の光景が明らかになった。そうすると全て別に三層と違うようには見えなかった。


 ただそれは造りのことだけで、サイズが違った。全てがでかい。とにかくでかい。石畳の道。その敷石一つの大きさが5m以上ある。そして道幅は500mぐらいあるんじゃないかと思えた。道の端を見ようと思ったら霞んでる。


「でかっ」

「ほえー、これ何?」

「巨人でも住んでるの?」


 思わず口々に女性陣がしゃべっていた。


「まあそんなところだ。ゆっくり歩いていると日が暮れる。走るぞ」


 とんっと局長が軽く地面を蹴った。そして姿が見えなくなる。ただただまっすぐ100kmぐらいある石畳の道をもう半分ぐらい進んでいるのが、目を凝らすと分かった。俺たちも急ごうと頷き合う。全員で走り出した。


 エヴィーだけがかなり遅れている。召喚獣を出していいのかどうかわからず、自分で走ってるからだ。正直俺もラーイを出したら失礼になるのかどうかがよく分からなくて、ペースを落とした。


「召喚獣を出すぐらいいいんじゃないの?」


 美鈴も気づいてエヴィーのそばにかけよった。


「ダメよ。普通の敷地内では、馬に乗っていても降りるものよ。それなのにここで召喚獣に乗って移動するのが失礼なのかどうかわからない。私、白蓮様を見たとき、自分がちっぽけなただの人間だと思った。あの存在は完璧に上の存在よ。不快感を与えたくないの」

「土岐、いいのかどっちか分かるか?」


 俺が聞いた。雷神、千代女様、迦具夜を見た今その気持ちも理解できた。とにかくあのレベルの女は怖い。


「ごめん。翠聖様は気さくな方だし、多分いいと思うんだけど、確証はない。貴族によっては敷地内で召喚獣に乗って移動するだけで、バカにされてるって思う人もいるみたいだし」

「そうよね。だから、一応やめておくわ」


 だがエヴィーの体力のなさはかなりのもので、みんなと距離がどんどん離れてしまう。せめてリーンと合体すればいいのだが。


「遅い。エヴィー。ほら乗って。女同士なら問題ないでしょう」

「はは、サンキュー」


 結局伊万里がエヴィーを背負ってあげた。それで一行のスピードが落ち着く。局長から遅れて到着した場所。それはまだ城ではなかった。城へと向かうための長くて巨大な石畳の階段だった。とにかく全てがデカい。


 大八洲はあちこちでそういうことが多いが、ここはその集大成みたいだ。奥の方に富士山の如くでかい天守閣の城がある。そして階段が探索者でなければそもそも一段登ることもできないような段差で、5mぐらいある。


「翠聖様って巨人なの?」


 エヴィーが伊万里の小さな背中で不思議そうにしている。局長の姿はもうどこにもなくて、案内をしてくれそうな人もいない。居ても貴族では話しかけづらい。迷子にならないかと心配になった。俺たちは翠聖様を一度見たことがある。


 その時は確かに普通のサイズだった。そして兎の耳を持つとても妖艶な人だった。あれが50mぐらいの巨人だとしたらとてつもなく迫力がある。俺たちはまだ見ぬ翠聖様の巨大さに、ビビりながらも先を急いだ。

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― 新着の感想 ―
巨大な門の中を超えた後皆で走る描写ありますけど、一番遅れてるのはエヴィーじゃなくて榊では? L50しかないし。
おお、イマリんがエヴィーのことさん付け止めてる! いいじゃんいいじゃん
[良い点] 馬とか召喚獣とか駄目だけど全速力で走るのはOKなのはなんか面白い
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