第二百話 責任
切江がその姿を消して俺は周囲を見渡した。崩れたビルと苦しそうに呻く人々。周囲1キロぐらいはかなり破壊されたものが多く、死傷者も1万人ぐらいいるのではと思えた。遠くからサイレンの音が響く。
この四層は未来的な日本という特色が強く、そして現場に青い服を着た警官らしき者たちが現れる。
「君変わった服を着ているね。少し事情を聞いてもいいかな」
倒壊した瓦礫が“浮かび上がっていた”。苦しそうに呻く人たちを助けてあげようかと思ったら、その必要もないほど、次々と瓦礫が当たり前のように撤去されていく。それがまるでここでの日常のように、システム化されて見えた。
「六条、放っておきましょう。面倒なだけですわ」
この惨事を引き起こした側のシャルティーは平気な顔でそんなことを言ってきた。
「でも、ちょっとぐらいは何か話しておいた方が」
「無駄ですって。この警察っぽい人、私たちに声をかけてきたってことは新人ですわ。何を答えたところで全く無意味ですわよ」
シャルティーはその辺の事情を熟知しているようだ。警察は探索者の取締組織ではない。日本でもそうだがここでもそうなのか。だから探索者に対して事情説明など普通は求めないのかもしれない。それでも惨事への責任から口を開いた。
「……すみません。クエストを任されていて詳しいことは話せませんが、助けるのに人手が必要ならばいくらでも貸しますけど」
俺がそう答えると、後ろから中年の同じく警官っぽい人が、若い警官の肩を掴んで、後ろに引き倒した。そして前に出てくる。
「いえいえ、探索者の方にそんなことをしてもらうわけにはいきません。こちらの方で救助の方は十分なので。——おい、バカ。探索者様に声をかけるんじゃない。俺たちとは別次元の人たちなんだよ。三層人だぞ。考えろ」
「え? あれが探索者ってやつですか?」
「お前見るのは初めてか?」
「いやあ、超金持ち連中がクエストを出したってだけで大威張りしてるあの人たちでしょ」
「おい、これを見ろよ。腕を振っただけでビルが壊れてるぞ」
「ひょえー。歩く災害って本当なんですね」
最初に声をかけてきたのは若い警官らしき人だった。それが中年の男に引っ張られて連れて行かれる。後半は小さい声で話していたが、全部聞こえた。さらに瓦礫は撤去され、紫乃が壊した残骸が、気づけば半分ぐらいの量になっていた。
死んでる人や怪我人も次々と霞のように消えていく。どう見ても五郎左衆が急に消えた現象と同じだ。これだけの被害が出たのに瞬く間に全てが、何もなかったように元通りの姿へと復元させていく。
「ね。私たちの存在はあっちも居ないみたいに扱うし、私達も同じでいいのですわ」
「どういうこと?」
「ここの人たちにとっては私たちがすることは自然災害ですの。同じ人間同士なら腹も立てるでしょうが、ここの人たちは探索者に殺されても恨みすらしませんわ。ニュースを見てみたら面白いですわ。本当に探索者のやったことが自然災害みたいに流れますのよ」
シャルティーは賛同しかねるようなことを言ってくる。それでも確かにそんな感じだった。経済活動のほとんどを担っているのはこの四層だという話だが、いろいろ溝が深いらしい。少なくとも友好的に話し合う関係ではないようだ。
まあそりゃそうである。指先ひとつで自分たちを殺せる相手と、話し合いをする余地はない。こちらが言えば向こうは絶対に『はい』と返事をするしかないのだから。ただ正直俺はその技術力には驚いていた。
「祐太様」
俺は考え込んでしまうと一時停止してしまう癖がある。今もそうだった。そんな俺にクミカが駆け寄ってきた。その後ろにジャックの姿も見えた。俺の頭の中を常に見ているクミカは俺以上に俺のことをよく理解している。
俺は久兵衛が死んだ時点で正直かなり焦っていた。そのせいで余計に安全性を究極に重視した人権無視の作戦にしたが、クミカはこうなると分かっていたようでシャルティーに目を向けた。
《守備よく行かれたようですね》
《ああ、こうなると予想がついたか?》
《はい。祐太様ならこうされると思いました。祐太様を慕う女性が増えてクミカはとても嬉しく思います》
《クミカ……》
何か言おうかと思ったが、今はどれも虚しく聞こえてしまう気がして黙っておいた。
「初めましてシャルティー。祐太様のお仲間になりましたのね。歓迎いたします」
にっこり微笑んでクミカは完璧な礼をした。
「言っておきますが私はあなたたちの仲間になったわけではないのですよ」
シャルティーは自分が攻撃されるのではと警戒心をむき出しにしていた。しかしクミカはそのことにはそれ以上興味がなかった。ただ表の世界にずっと居続けるのが嫌なのだ。何も言わずに俺の影の中へとさっさと入ってしまった。
《祐太様。私の目の前にいた二人は殺しました。ですが申し訳ありません。“彼女”なら遠くの弓兵も全滅できたと思うのですが、私はまだ力の使い方が下手なようです。力及ばずでした》
《十分だ》
《しばらく眠っていいでしょうか?》
《いいよ。ご苦労様》
《心を再びお繋ぎしても?》
《構わない》
クミカは表に出るのがかなりのストレスだったのか、俺と【意思疎通】で繋がったまま、眠りにつく。クミカの心が伝わってくる。それを元に状況を確認する。クミカを攻撃していた全員が、俺を手に入れるまでの時間稼ぎだったようだ。
まともに戦おうとしなかったが、それでもクミカに二人は殺された。ただクミカは向かってくる敵に対しては強いのだが、そうでない相手に対してはスピードがないために弱い。そこを突かれて最後まで弓兵は殺せなかった。
ともかくクミカは敵に疲れたというより、外の環境にさらされたことに疲れたようで、しばらく起こしてほしくないようだ。
「今のはなんですの?」
シャルティーは気になったようだ。だが俺はそれには答えず、ジャックがそばに来るのを見た。額に大きな傷跡がある。ちょっとやられたのが面白くなさそうだ。自前のポーションを飲んでさっさと治していた。
「ちょろちょろ逃げ回って面倒臭いやつらだったぜ。あれはどうもお前が目標みたいだな」
《六条。【媚薬】か?》
ジャックも傍に来てそんなこと言ってきた。【意思疎通】に切り替えたのは、シャルティーに聞かれると面倒だと思ったのだろう。
《ああ、知ってるのか?》
気まずさを持って答えた。シャルティーは我慢できなかったのか俺を後ろから抱きしめてきた。そして耳を甘く噛まれた。我慢できないというような吐息をかけられる。一般的な道徳観念から言うとかなりアレな状況である。
《知ってるも何も、さっきまで敵だったやつがこんな状態になるのは、他にねえだろう。どうするんだ? 殺しにくいなら殺してやろうか?》
《いや、それはしない。こちら側に引っ張り込んだのは俺だ。彼女の一生の責任を取るつもりだ》
《いいのかよ。他の女と揉めるぞ》
《それでも俺は自分を殺しにきたやつは殺す。でもそれ以外は殺さない。それぐらいは守りたい。というかこの状態の女を殺すのは俺には無理だ。それを見過ごすこともできない》
《死んで当然のやつだ》
《それは知ってる。でも他にも理由はある。今戦ってみて思ったが、戦力が足りてない》
《お前が主力級を1人殺せて1人は無力化できたみたいじゃねえか》
《俺の戦闘スタイルは今回の戦いでかなり向こうに漏れる。向こうはバカみたいに人数が多い。俺たちは五郎左衆と戦うほど戦いにくくなる。こちらの有利を自分から減らす余裕はない。ジャック1人も残さず殺せたか?》
《いや、2人殺したが1人逃げた》
《クミカも2人逃してる。俺も1人は逃げられた。逃がしてしまうほどに、どんどん向こうにこちらの情報が漏れていく。戦う難しさは増していく。それに久兵衛のこともある。ひょっとすると猫寝様の協力がなくなるかもしれない》
ジャックもその問題は頭が痛いようだった。猫寝様の落ち込む姿が目に見える。【蘇生薬】を持ってくれていればいいのだが、持ってない場合どうなることか。だからと言って言わないわけにもいかない。
ともかくジャックは俺が面倒を見るというのなら、意地でもシャルティーを殺したいとは言い出さなかった。
《すまない》
《何は謝ってるんだよ。別に俺が迷惑を被ったわけじゃねえ。まあ俺もそういう経験がある。面倒だが頑張れよ》
《ああ、ありがとう》
俺は玲香に【意思疎通】を入れた。
《無事か?》
《ええ、もう見えてきてるわ……》
言葉通り玲香と土岐の姿が見えた。
「ごめん。様子を見ている間に終わってしまった。本来なら僕が殺すべき弓兵だった。でも1人は仕留めたんだよ。まあ2人逃げちゃったけど」
玲香の教育を頼んだのに土岐は1人の戦果はあげてくれたようだ。土岐はかなり搦め手の多いスキル構成をしている。向こうもそれに翻弄されたのだろう。ここに久兵衛がいてくれたら、1人も逃さずに全滅できたかもしれないのに。
「それについては私が足を引っ張ったわ。いろいろ戦いの基礎を教えてもらってる間に終わってしまったの。1人殺したのも土岐だったし。はあ、また何もできなかった」
「いや玲香が勉強できたのならそれでいいんだ。慌てないでくれ。こいつら相手に変な行動をとれば、簡単に殺されてしまう。俺は玲香に生きててほしい」
「そ……そう。それは気をつけるわ」
戦果はクミカが11人。俺が1人殺して1人無力化。ジャックが2人。土岐が1人。敵が19人いたことを考えると大戦果ではある。しかし、3人が逃げてしまった。これで向こうに情報が渡る。そして摩莉佳さんたちのことも気になった。
「ところでその後ろの女は?」
玲香が聞いてきた。俺は【意思疎通】に切り替えた。美鈴達ならまず隠そうかと思うが、玲香にはそうする必要がない。心を読んだのでこれぐらいで怒らないことを知っていた。
《【媚薬】で仲間にした。ダメかな……》
ダメに決まっている。でも、
《ダメ? よく分からないけどいいわよ。でも今日は私と無理?》
玲香はその辺が淡々としている。自分の男に女がいたらそれで嫌がるとかいう感覚を持っていない。つまり俺との関係は恋愛ではないのだ。そこからはまだ出てないのだ。そして彼女がそういう性格だということは俺も分かっていた。
その境界を超えてみたい気はする。でも間違いなく美鈴との関係がこじれる。今のままでいいのだと思った。
《できるだけ今日はシャルティーの相手をした方がいいと思うんだ。でも玲香が我慢できないなら時間は作る》
だから俺も普通に話した。
《じゃあ私も君が欲しい》
《分かった。玲香のところにも必ず行く》
《君が来るまでちゃんと寝ずに待ってるから》
《うん? いや、眠って待っててくれたらいいぞ》
「俺が好きだと告白して、それに応えてくれたんだ。おかげで紫乃を殺すことができた」
「六条、そんなこといいから早く。ね?」
シャルティーが体を押し付けてくる。とにもかくにも今は高まって自分を抑えられないようだ。人前にも関わらず脱ぎだしそうな雰囲気だった。
「ふふ、落ち着かないわね。とりあえず博士のところに帰りましょう」
玲香が言う。
「賛成。やっぱ女を殺すのは色々疲れるぜ」
ジャックが肩を回した。
宿に帰って考えなければいけないことが多い。摩莉佳さんに久兵衛のこと。立てた作戦を見事に崩されたこと。やはり人間相手は難しい。こちらはなんとか相手の裏をかきたい。相手もなんとかこちらの裏をかきたい。
そうなれば、当然、思惑のすべてがうまくいくわけがなかった。それでも戦果はあった。シャルティーを手に入れることができた。情報は向こうにだけ漏れたわけではなかった。
ともかくシャルティーの問題だ。宿に帰ってきてから米崎に一言言うと、
『——なるほど実に理想的だ。相手は殺人犯だ。これから先もきっと人を殺し続けるだろう。それを全滅させるために我々は頑張ってるわけだ。武官は気に入らないようだが、彼らは成し遂げることができなかったんだ。いわば警察が匙を投げた殺人集団を僕たちが殲滅してあげてるんだ。
シャルティー君だっけ? 彼女だって【極楽粉】の接種で一時的に頭がおかしくなってたのさ。君の女になればまともな思考に戻るだろう。【媚薬】? いいじゃないか。どんどんやりたまえ。【媚薬】がまだあるなら残りの切江も仲間にしてあげなさい。それが彼女への救いになるだろう』
とのことだった。俺の気が咎めていることをあらかじめ予想したのだろう。その気持ちを楽にしてあげようとして、口にした言葉だと分かる。俺の部屋にはシャルティーがいた。ジャックにも言われたことだ。
こうなった以上は、きちんと仲間にしておかなければいけない。今後の作戦活動にも支障が出るから、割り切る。自分の欲望ではなく作戦の一環……。
「ずるいな」
「何がですの?」
シャルティーは水着のような装備を着たままだった。
「その装備って?」
「言っておきますが私の趣味じゃありませんからね。なぜか専用装備でこんなのばっかり出てくるのですわ。全く困りものです。ダンジョンは私を痴女か何かとでも勘違いしてるのではないでしょうか」
「どうだろうね」
「その……六条。私はもう行くところがないのです。『好きだ』と言ってくれたのはあなたなのですよ。私の心と体の全ての責任とってもらえますのよね?」
「そのつもりだ」
犬や猫じゃあるまいし懐かせておいて返すということはできない。そして仲間になってくれればこの上なく心強い。おそらく彼女はレベル200でもかなり上位の強さがある。それに能力特性も強力だ。五郎左衆の事情にも精通している。
そしてあの3人の中で一番好みの女性ではあった。紫乃が乱暴で嫌だったのも本当である。切江はどうも自分のストライクゾーンから外れていた。そしてシャルティーはそんな中でも、いい女だとは思っていた。
だから好きだというのも全くの嘘ではなかった。シャルティーが装備を外さないまま俺のそばににじり寄ってくる。たわわに実った巨乳が確かに存在を主張していた。俺はこの金髪美女の大きな胸を触ってみたいと思ったのだ。
「シャルティー。気持ちよくなろう」
「え、ええ」
これから先、シャルティーは薬の効果が切れても、俺の声を聞くだけで幸せになる。【極楽粉】でどこまで心が狂っていたのかは知らない。もしかすると全く関係がなかったのかもしれない。俺はシャルティーの心は読んでなかった。
シャルティーは協力的で心を読む必要がなかった。何よりも、急激に心を読みすぎるとクミカがかなり辛そうなのだ。悪人とはいえ、悪に染まる前はある。そういうのを見てしまうとかなり辛くなるらしい。
だから今回は心を読まなくていいと言っていた。ちゃんと全ては自分の口で喋らせる。そのつもりだった。そしてシャルティーの一生の面倒を見る。人殺しのまま人生を終えるよりもその方が幸せだろうと信じることにした。
装備が1つ1つ外れていく。伊万里よりも大きな胸で柔らかかった。そしてゆっくりと体が重なり合う。
「こうしてるだけで天国に昇るほど幸せですわ」
「これからはずっと毎日こうなる。後悔してないか?」
「してませんわ。こんなに幸福感に包まれることができるなら、私は永遠にあなたのものです。幸せにしてくださいまし」
「任せてくれ」
唇が合わさる。夜が更けていく。シャルティーの体が何度も何度も反り返る。何回気を失ったかわからない。それでも目を覚まさせて何度も教え込んだ。シャルティーが決して裏切ることがないように、何度も何度も誰が幸せを与えるのか叩き込んだ。
それは五郎左でもなく、【極楽粉】でもなく、人を殺すことで満たされるものでもなく、俺とのつながりでのみ幸福が得られるのだと教え込んだ。
「——六条。私もうあなたなしじゃ生きていけませんわ。そういう体にされてしまいました。責任とってくださいましね」
【媚薬】の効果時間である24時間はとうに過ぎていた。シェルティーはそれでも全く変わることなく、むしろ最初よりもはるかに俺に依存するように、べったりとくっついてくる。お風呂に入り、汚れは落とし、2人とも浴衣を着ていた。
それでも布団の中で密着していた。
「分かってる。シャルティー。今日は安心してもう寝るんだ。明日は切江達を殺しに行くぞ」
「はーい。わかりました。そうですわよね。人を殺して楽しむなんて、五郎左衆はなんて悪い子達かしら。私とあなたで正義の鉄槌を下してさしあげましょう」
俺の言うことならなんでも楽しく聞こえるらしい。俺が殺せと言えば親兄弟でも殺してしまいそうなぐらい、俺の言うことを盲目的に信じている。頭を撫でるとゆっくりとその目が閉じてくる。
シャルティーは今まで経験がないほど愛されて安心したように眠った。
《玲香。いるか?》
《ええ、終わったの?》
《ああ、多分もう大丈夫だ。シャルティーは俺が仲間だと言ったやつはどんな人間でも仲間だと思うし、俺が敵だと言えばどんな人間でも敵だと思う。そこまでした》
《怖い子ね》
《もう近づかないでおく?》
《いいえ、無理に悪ぶらなくていいのよ。素を出せる相手が欲しいのでしょう。私の前では本当のあなたでいてくれていい。君がどんな君でも受け入れてあげるわ》
俺を理解して玲香が口にした。五郎左衆……1日前には1万人近くが死んだ。発表を聞いて死者数9760人だったそうだ。逃げ惑う人たちの顔が思い浮かぶ。五郎左衆を全員一刻も早く殺してしまわないといけない。責任は自分に移った。
シャルティーの話では、最初シャルティーたちもそこまでの悪人ではなかったようだ。ただ行き過ぎる時はあった。そして興味本位で【極楽粉】に手を出した。その日から人を殺しても平気になったらしい。
主に四層で蠢き、三層で暴れる時は計画的ですぐにいなくなる。そして仲間を殺されてもすぐに補充する。それには【極楽粉】がかなり加担してるらしい。いくら殺しても気づけば250人に戻っている。その数がなかなか減らない。
ゴキブリみたいにしつこいやつらだ。
そして誰が裏切ったかについても分かった。
シャルティーが裏切り者を知っていたのだ。
「考え込んでるの?」
気づけば玲香が上から見下ろしていた。シャルティーに少しだけ目を向ける。玲香は俺を喜ばせようと思ってくれたのか、黒くてかなりきわどい下着姿だった。
「少し。時間はどれぐらい経ったんだ?」
「あれから30時間よ。よく頑張ったわね」
「こんなことで褒めてくれるのか?」
「もちろんよ。なんだって褒めてあげるわ」
玲香はシャルティーとは反対側の布団の中に入り込んできた。それから数時間して俺はようやくゆっくり眠ることができた。
指摘にあった第15話のガチャ運を修正しました。
現在地球の探索者中で最高ガチャ運は10とします。





