第14話 屋上
こんにちは!
修学旅行のせいで一週間更新出来ないので
とりあえずできてるぶんだけ載せることにしました!
そのせいでいつもより、少ないですが楽しんでいって読んで下さい!
ホームルームが終わり、教師が出て行くと、僕は教室を飛び出し、一階にある自動販売機向かった。
藤城高校には珍しいことに、飲み物の自動販売機の他にも、パンの自動販売機も存在する。
これは、昼にしか開いていない購買で買いそびれた人のための救済措置なんだろう。
しかし、実際にこの自動販売機を利用しているのは、朝練によって腹を空かした運動部連中か、現在の僕のような、朝食を食べそこねて、腹を空かしている人だ。
つまり、本来の用途では全くと言っていい程利用されていないわけだ。
まぁ、そのおかげで僕は飯にありつけるのだから、ありがたい話だ。
「折角、昼食で先輩の手作り弁当を食べられるなら、今、お腹一杯にするのは勿体無いかぁ」
昼食は先輩が朝練があるというにも関わらず、手作り弁当を作ってきてくれたのだ。
昼まで時間があるとはいえ、お腹一杯で食べ切れなっかたなどとなりたくないので、百二十円のメロンパン 百円のコッペパンだけ買って、僕は自動販売機を後にした。
教室に戻り、次の2限目まで少し時間があるので、コッペパンだけ食べることにした。
結局、昼休みになるまでの間は色々あったせいでメロンパンは食べる機会が無かった、カバンの中に入れた。
そして、教室を出ると、はや歩きで屋上に向かった。
三年の教室は二年の教室より上の階にあるので先輩の方は着いてるかもしれない。
僕は、先輩をあまり待たせたくないという気持ちと、早く先輩の手作り弁当を食べたいという想いが自然と僕の歩みを速めた。
屋上に着き、扉を開けると、
「…………あれ?」
そこにはいるはずの先輩の姿がなかった。
「先輩?どこですかぁ?」
辺りを探してみても先輩の姿は見当たらない。
「来るの速かったかなぁ?」
先輩の方が上の階にあるとはいえ、授業が終わってすぐに教室を出たうえ、自己新記録なのではないだろうかという速度のはや歩きで来たのだから、先輩より先に着いても仕方ないないことだろう。
そう思い、僕は座って待つことにした。
しかし、十分、十五分待てども先輩は来なかった。
このままでは昼休みが終わってしまう。
僕は校内に戻ると、先輩の教室に向かうことにした。
読んでくれてありがとうございます!
修学旅行のせいで一週間更新出来ませんが
修学旅行から帰ってきたら、
一気に更新するつもりなのでこれからもよろしくお願いします!
また、感想や指摘がありましたらどしどしお願いします!




