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【台本形式】【完結】仲間の美女3人と万能で最強のちからを手に入れました。神様にボクの「異世界アイデア」を採用された対価です。《書籍化》  作者: サアロフィア
第12章 ひとの暮らしを卒業する日

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095 001年後 モンテマニー公爵夫人

理香が、モンテマニー公爵の押しかけ主治医になってから、1年が経とうとしていた。


元からいた主治医は、モンテマニー公爵のことが嫌いではなかったので、幸せそうな公爵様の様子を見て、あっさりと身を引いたのだった。

メクバール執事は、そんな主治医のために推薦状を書いて、モンテマニー公爵のサインを添えさせた。

そのおかげで、彼は新しい主人のもとで主治医をしているが、主人の健康についてどこまで口を出すべきか悩みながら手探りで信頼関係を築いた後にしようと決めたと聞かされた。


理香

「公爵様と出会ってから1年が過ぎようとしていますね。

 社交パーティーに出席するときには、奥方様がいた方が良さそうですね。」


モンテマニー公爵

「ふん、いた方が良いことは分かっておるわ。

 だが、この年では無理だな。

 若いころは太っていたから、女性からは豚を見るような目で見られていたわ。」


理香

「あら、おかわいそうに。

 じゃあ、わたしを妻にしますか?」


モンテマニー公爵

「そんなことが出来るなら、わしは神に毎日感謝の祈りをささげても良いわ。

 独り身の寂しい男性にそんなことを言ったら、真に受けて、つきまとわれるから2度と言わぬことだな。」


理香

「あら、そんなことありませんわ。

 ただし、ひとつだけ条件がありますわ。」


モンテマニー公爵

「わしの財産をすべて寄越せとか。

 若い愛人をつくることを認めろとかか。」


理香

「いいえ、違いますわ。

 たとえ、わたしが15の小娘で、公爵様が50の大人だとしても、愛情交換する以上は対等ですからね。」


モンテマニー公爵

「わしのようなモテない婚期を逃した男性を相手にしてくれるのか?」


理香

「もちろんですわ。 わたしは、あなたの【最初で最後の女性】になりますわ。


 でも、本当に良いのですか?

 あなたの50年間の経験と、わたしの15年間の経験が同じ価値だということに耐えられますか?」


モンテマニー公爵

「そうだな。

 わしのことを同じ目の高さで見てくれるのであれば、問題ない。」


理香

「では、黄庵様たちを呼んで、ささやかな結婚式をしましょう。」


モンテマニー公爵

「ああ、その通りにしよう。」


理香

「公爵様、あなたの【最初で最後の女性】になるという意味を正しく理解してくださいね。

 これからは、他の女性を一切、近づけませんからね。


 ルナ様だけは例外としてあげますから、ご安心くださいね。」


モンテマニー公爵

「ああ、その通りにしよう。

 ルナ殿は、【監察官】だから話す必要があるからな。」


理香 こころの声

『ルナ様は本当は男性だから、問題無し。

 紅姫様、黄花様、青紫様は、家の外では男性だから問題無し。

 武家の娘として、旦那が愛人を作ることは絶対に許せません。』


☆ 理想の美女7人に愛される生活。ベーシックインカムで儲けた「カセイダード王国」に移住して正解でした。

☆ 164 300年前のモンテマニー公爵との思い出 を読むと、より楽しめます。





ささやかな結婚式に招待されたボクたちは、ふたりを祝福した。


メクバール執事は、特殊任務費とくしゅにんむひという勘定科目かんじょうかもくが設定されて、喜んでいた。


☆ 043 監察官(11)女に貢ぐ好色家とマインルーン



もちろん、理香に過去の【愛人関係費】という勘定科目かんじょうかもくが見つかったときは、モンテマニー公爵は長い説教を理香にされていたが、自業自得として誰も止めようとはしなかった。


もちろん、誤解は解いてあげたが、「まぎらわしいわ!」と理香に怒られていた。


後日、若い嫁をもらって幸せだが、体力的に厳しいという声をモンテマニー公爵から聞いたが、「ぜいたくな悩みですね。」と返しておいた。


全体的に見て、モンテマニー公爵と理香は幸せそうだった。





モンテマニー公爵の妻が旧カニング公爵領の【大将軍 千の理岩】の娘であると知った国王は、モンテマニー公爵を【大公爵】の地位に引き上げた。


モンテマニー公爵

「【大公爵】ではなく、理香と出会ったときの呼び名である【公爵】のまま呼んで欲しい。」


理香

「分かりましたわ。 でも、外というか(おおやけ)の場では、【大公爵】とお呼びしますからね。」


モンテマニー公爵

「ああ、それは構わない。

 理香との関係が変わって欲しくないからだ。

 【大公爵】になりたくて、理香と結婚したのではないと分かって欲しいだけなのだ。」


理香

「わたしのことよりも、ルナ様たちが【監察官 ルナ】として、領内を回られたこと、青兵衛様が経済を回すための支援を公爵様がされたことの方が大きく貢献寄与したと思っていますわ。」


モンテマニー公爵

「わしは、良太郎、メクバールを初めとして、多くの優秀な者たちとの【(えにし)】を得て非常に幸運だな。」


理香

「ええ、おっしゃる通りですね。

 さいごの運を使い切って、ワタシを伴侶に得たことを覚えておいてくださいね。」


モンテマニー公爵

「ああ、わすれはしない。 理香がみじんも私を疑う余地が無いように、女性は近づけないようにする。

 ただし、【監察官 ルナ】だけ大目に見てくれればよい。」


理香

「ええ、問題有りませんわ。」


モンテマニー公爵領は、この二人が仲良くしたおかげで、非常に発展した。


つづく


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