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【台本形式】【完結】仲間の美女3人と万能で最強のちからを手に入れました。神様にボクの「異世界アイデア」を採用された対価です。《書籍化》  作者: サアロフィア
第11章 戦後処理と落ちぶれた武家の娘

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092 欲張るつもりは無かった

黄庵は大男と大将軍 千の理岩の娘である理香を身請けするための交渉を始めた。


大男

「さあ、いくら出してくれるんだ?」


黄庵

「ふう、状況が分かっていないようですね。

 紅丸さん、もうひと暴れ出来ますか?」


紅丸

「ここの護衛の相手をするという意味なら、あと3回は全滅できるぞ。」


大男

「ぐう、面倒なやつらだぜ。」


黄庵

「次に、財布をすろうとしたスリを無傷で返したら、あなたのメンツが立たないのでしょう。」


大男

「分かっているじゃないか。」


黄庵

「器用な手先をスリという財布泥棒ではなく、医術に活かさせますから、それで納得して頂けませんか?」


大男

「それが俺たちになんの得があるというんだ?

 ここに閉じ込めて、俺の子を産ませた方が得だということが分からねえのか?

 ここまで器量が良くて、賢そうで、気立てが良さそうな娘を代わりに連れてこれるのか?」


黄庵

「ぐっ。」


黄庵 こころの声

『痛いところを突かれた。 わたしにとって、この娘が唯一無二だと見透かされている。』


青兵衛

「黄庵、わたしと代わりましょう。」


黄庵

「で、でも・・・」


青兵衛

「蛇の道はへび。 地獄の沙汰も金次第。 おいらに任せてください。」


青兵衛は、大男と向き合った。


青兵衛

「おいらが、あんたの顔が立つようにしますよ。」


青兵衛は、大男の前に分厚い風呂敷を敷いた。

そして・・・


青兵衛は、大判小判を並べた。


青兵衛

「大判が10枚、小判が20枚。

 バーシルに換えたら、200万バーシルです。


 これだけあれば、あなたのメンツを売っても良いはずです。」


大男

「どうしようかなあ。

 ・・・

 あ、ああ、これで手を打ってやろう。」


なぜ、大男は急に素直になったのだろうと不思議に思っていたら、紅丸がにらみつけていたからだった。


☆ 理想の美女7人に愛される生活。ベーシックインカムで儲けた「カセイダード王国」に移住して正解でした。

☆ 086 万能で最強のルナです 参照


黄庵

「青兵衛、ありがとう。

 これは大きな借りね。

 わたしが生きている限り、あなたの健康は保証してあげるわ。」


青兵衛

「それは、うれしいですね。

 先生、よろしくお願いします。」


ルナ

「じゃあ、ここを去ることにしよう。

 黄庵、理香さんの手を握ってあげて欲しい。」


黄庵

「もう大丈夫だからね。」


理香

「あ、ありがとうございます。」


ボクたちが帰ろうとすると、ふたりの刃物を持った男が立ちふさがってきた。


ルナ

「帰ります。

 道を開けて通してください。」


刃物男A

「そうはいかないなあ。」


刃物男B

「まだ持っているんだろう。 置いて行ってもらおうか?」


紅丸

「俺を怒らせたいようだな。」


紅丸は、剣で斬らずに、峰打ちで二人をたたきつけた。


紅丸

「出てこい。 ばれているぞ。」


大男が影から出てきた。


大男

「へへっ。 欲張るつもりはなかったんだ。

 お詫びのしるしに、金は半分返すからよお。」


青兵衛

「ダメです。 先ほどの商談はご破算になりました。

 お金はすべて返してもらいます。

 もちろん、違約金として、3割を足してもらいます。」


紅丸

「どうする? 出すまで、痛めつければ良いのか?」


青兵衛

「無い物は出せませんか?

 じゃあ、3割分の働きをしてもらいましょうか?」


青兵衛は、大男に微笑んだ。


大男

「どうすればいいんだ?」


青兵衛

「この広場に、あなたたちの店を全部開いてください。」


大男

「ああ、そうしてやるが少しは買ってくれよ。」


1時間ほど経って、すべての出店がそろった。


青兵衛

「さあ買いますよ。 ルナと黄庵は、荷物持ちお願いします。

 紅丸は、念のため、周囲を警戒お願いします。」


青兵衛は、店の商品をひと通り買いあさった。


大男

「まさか、ほぼ全部買い取ってくれるとはな。 おどろいた。

 せっかく戻った金をこんなことに使って良かったのか?」


青兵衛

「こんなこと? そんな言い方無いでしょう。

 ここにある商品は、あなたたちが頑張った証でしょう。」


大男

「その通りだ。これでも、昔はよく売れたんだ。」


青兵衛

「今は、お金の流れが止まっていますからね。 仕方ないでしょう。」


大男

「御礼になにをすればいい?」


青兵衛

「その2の町で買い物をしてください。」


大男

「なるほどな。 その2の町の連中は、その3の町で買い物をすればいいんだな。」


青兵衛

「おっしゃるとおりです。」


大男

「ありがとうよ。 今回の売り上げで、旧カニング公爵領で金が回るようにしてやるぜ。」


青兵衛

「よろしくお願いします。」


ルナ

「じゃあ、ぼくたちの町に帰ろうか?」


黄庵

「その前に、理香さん、荷造りをしてください。」


理香

「えっ? どういうことですか?」


黄庵

「わたしに弟子入りしてもらうから引っ越してもらいます。」


理香

「えっ? えっ? その?」


黄庵

「わたしが大男の前で言った通りです。

 あなたには医術を学んでもらいます。」


理香

「タダより怖い物は無い。

 でも、求められることが分かって安心したわ。

 あなたが希望するような医者になれるとは思いませんけどね。」


黄庵

「武士道とは死ぬことと見つけたり。

 死ぬ気でやれば、たいていのことは出来ます。」


理香

「そうね、弱音を吐いて悪かったわ。」


ボクたちは、理香の荷造りを手伝って、モンテマニー公爵がくれた家に戻ったのだった。


つづく


【読者様へ】


 あなたの30秒で、この作品にパワーをください。

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