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【台本形式】【完結】仲間の美女3人と万能で最強のちからを手に入れました。神様にボクの「異世界アイデア」を採用された対価です。《書籍化》  作者: サアロフィア
第8章 正義の瓦版は真実なのか?

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074 黒い神器の正統使用者

ワイダー公爵の城


ヒーロービクトリー

「ワイダー公爵様、お呼びにより、ただいま参上いたしました。」


ワイダー公爵

「うむ、ご苦労。 これより、目障(めざ)りなルナとその仲間たちを、滅ぼすことにする。」


ヒーロービクトリー

「おお、それでは、正統使用者3名による聖なる裁きを下すときですな。」


フレグランス

「ええ、待ちくたびれたわ。 では、ノワール世界に、ルナを叩き落しましょう。」





モンテマニー公爵の城の中庭


ルナ

「だからね。 みんなが強すぎることは分かるんだけれど、あまりにも簡単に敵を倒しすぎだと思うんだ。」


紅丸

「ですが、依頼者が見ているわけでもないですから、油断せずに一気に倒すべきです。」


黄庵

「紅丸の言う通りです。 早期発見と早期治療です。 血が流れているのに、ゆっくりしている訳には参りません。」


ルナ

「だけどね、アニメ化するにしても、時代劇にするにしても、最後の見せ場を見るひとたちは楽しみにしているんだからさ。」


紅丸、黄庵

「おっしゃっていることが分かりません。」x2


青兵衛

「演劇の題材になるように、手加減して戦って長引かせろということですか? お金になるなら、やっても構いませんが。」


ルナ

「そう、そうなんだよ。 じゃあ、3分くらいかけて戦ってよ。 そして、苦戦しているところを見せてから、しばらくして、

 「無駄だ。 お前の技は見切った!」


とかカッコいいセリフを言って、一気に逆転するとか最高だよね。」


紅丸

「まあ、手加減できるくらい格下の相手だったら、出来ないことも無いですが。」


黄庵

「かすり傷の患者くらいの弱い敵でしたら、なんとかしますね。」


青兵衛

「演劇の台本として売れば、お金を稼げます。」


ルナ

「分かってくれてうれしいよ。 じゃあ、トイレに行ってくるよ。 みんなも今のうちに飲んだり食べたりしておいてね。」


ルナは、トイレに向かった。


紅丸

「公爵様は大丈夫でしょうか?」


黄庵

「あの程度なら、油断しないかぎり勝てるわ。」


青兵衛

「本来なら逆上して冷静さを無くすところですが、良太郎さんの言葉が助けになりましたね。」


紅丸

「【この大地に平和を】か? わたしの妖刀を砕く旅が終わるころには、きっと叶うだろう。」


黄庵

「わたしの医術が広まるころには、きっと叶うでしょう。」


青兵衛

「わたしのお店が全国展開するころには、叶いますね。」


そうこうしているうちに、ルナがトイレから出てきた。 トイレから10歩ほど、離れたところで・・・


ルナ

「うわあ、ノワール世界に落とされる~。」


ルナはジャンプして、魔法陣から逃れようとしたが、3連続で放たれた魔法陣からは逃げきれなかった。


紅丸

「ルナ様。」


黄庵

「ルナさん。」


青兵衛

「ルナ。」


3人は、トイレまでついて行けばよかったと後悔した。





ノワール世界に落とされているルナ


ルナ

「未来絵星号」


時空を超えて、未来絵星号が現れた。


未来絵星号

「ルナを確認しました。 搭乗を許可します。」


ルナは未来絵星号の中に吸い込まれた。


運転席に座って、シートベルトを締めるルナ。


ルナ

「確か、地上に着くまで30分くらいだよね。」


未来絵星号

「その通りです。 自動運転しますか?」


ルナ

「お願いします。 着くまで寝ててもいいですか?」


未来絵星号

「もちろんです。 まるで止まっているかのような素晴らしい運転技術を披露します。」


ルナ

「おやすみなさい。」


未来絵星号

「良い夢を!」





ノワール世界の地上に着いた。


金色の法衣をまとった年配の男性が言葉を発した。


ヒーロービクトリー

「よく来たな、ルナ。 わたしは、ヒーロービクトリー。 英雄であるワイダー公爵様を勝利に導くものだ。 そして、【聖職者(せいしょくしゃ)帽子(ぼうし)】の正統使用者だ。」


続けて、美しいドレスの女性が続けた。


フレグランス

「わたしは、【黒色円盤(ブラックディスク)光装飾(イルミネーション)】の正統使用者よ。」


最期に、よろいの騎士が威厳に満ちた様子で、ボクを見据えてきた。


ワイダー公爵様

「ワシが、ワイダー公爵だ。 【黒色(ぶらっく)円月刀(さーべる)】の正統使用者でもある。」


フレグランス

「わたしはねえ、あなたのような小娘が大嫌いなのよ。」


ヒーロービクトリー

「わたしが聖職者として、公正公平に審判をしてやろう。 ルナ、お前の負けだ。」


ルナ

「どこが、公正公平なものか? えこひいきとか偏見とか八百長試合だという言葉を知らないのか?」


ワイダー公爵様

「どこまで、そんなくちを利けるかな? このノワール世界では、我々の強さは3倍になるのだぞ。」


ルナ

「そうだったね。 じゃあ、こっちも遠慮はしないよ。

 【能力向上呪文 トゥート】


 これで、こっちも3倍になったから、互角だよ。」


ヒーロービクトリー

「あまいわ。 聖なるいかづちよ。」


ルナ

「うわあ。」


ボクは逃げ回った。


ルナ

「公正公平に審判をするんじゃなかったのか?」


ヒーロービクトリー

「審判として、ワイダー公爵様に味方しているだけだ。」


ルナ

「ダメだ。 人の言葉を話しているけれど、意味が通じていない。」


フレグランス

「【黒色円盤(ブラックディスク)光装飾(イルミネーション)】」


美しいドレス姿のフレグランスから、怪しい光が放たれた。


ルナ

「【能力抑制呪文 ベルマイラ】


 だめだ、間に合わない。」


ボクは、逃げ回るしかなかった。


ワイダー公爵様

「【黒色(ぶらっく)円月刀(さーべる)】」


よろいの騎士から斬撃が放たれた。


ルナ

「【反射呪文 ラミルタ】


 だめだ、間に合わない。」


ボクは、逃げ回るしかなかった。


ワイダー公爵様

「ククク、無様だな。 いも虫のように転がる姿がお前にはお似合いだ。」


敵の3人は高笑いしている。 勝ち誇って、余裕が出てきたようだ。


ルナ こころの声

『いい感じに盛り上ってきたな。 紅丸たちに注意したような苦戦しているシーンを作って、見せ場までのタメは十分だな。』


ルナ

「それでも、ボクは負けない。 良太郎さんの願い


 【この大地に平和を】 


を叶えなくちゃいけないんだ。」


ボクは、苦しそうに立ち上がって見せた。


ワイダー公爵様

「笑わせる。 おまえのような小娘に、いや、弱い奴になにができようか?」


フレグランス

「その可愛い顔がふた目と見れなくなるように切り刻んであげるわ。」


ヒーロービクトリー

「その前に、わたしに味見させてください。」


フレグランス

「まあ、聖職者ではなくて、性食者ね。」


ヒーロービクトリー

「本当なら、フレグランス様が欲しいのですが、小娘で我慢しようとする健気な私の気高い精神を讃えて欲しいものですな。」


フレグランス

「顔を傷つけるのは私だからね。 傷つけたくても、首から下だけになさいな。」


ヒーロービクトリー

「かしこまりました。」


ルナ

「紅丸ーーー、黄庵ーーー、青兵衛ーーー、助けてーーー。」


ワイダー公爵様

「笑わせる。 元の世界まで聞こえるわけが無いだろう。 神器を持つ我らは別だがな。」


ルナ

「その神器が有れば、元の世界に帰れるのですか?」


ワイダー公爵様

「ああ、そうだ。 だが、指1本触らせるつもりはない。 お前は、イジメていたぶったあとで、この世界に置き去りにしてやる。」


つづく


【読者様へ】


 あなたの30秒で、この作品にパワーをください。

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