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【台本形式】【完結】仲間の美女3人と万能で最強のちからを手に入れました。神様にボクの「異世界アイデア」を採用された対価です。《書籍化》  作者: サアロフィア
第7章 熱血教師は正しいか?

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065 シクペリア様の謝罪

未来知見の女神 ミサキの部屋


イウラがシクペリア様を連れてきた。


シクペリア

「イウラがミサキの部屋に入るなんて、めずらしいこともあるものだな。」


イウラは、シクペリア様の言葉を気にする余裕がなかった。


イウラ

「ミサキ、ルウナは無事よね。」


ミサキ

「ええ、大丈夫よ。 あと数日は食べ物と飲み物ももつでしょう。」


イウラは、シクペリア様の方を向いて、言い放った。


イウラ

「シクペリア様、ルウナに元の世界に戻れるようにお力添えをお願いします。」


シクペリア

「改まって言われても、ルウナにはすでに、そのちからを与えているぞ。

 【友情確認(ゆうじょうかくにん)訪問呪文(ほうもんじゅもん) レバーラ】を使えば、世界のどこからでも、友情で結ばれた相手のもとに飛べるはずだ。 それとも、ルナは、あの3人の美女たちに嫌われてしまったのか? それなら、身から出たサビ、自業自得だろう?」


イウラ

「シクペリア様、ルウナは今、ノワール世界という異次元に閉じ込められたのです。 ルウナと3人の美女たちの関係は極めて良好です。 それでも、グレーアウトして、移動できない状態です。」


シクペリア

「わたしが組んだシステムに、そのような不具合は無いはずだぞ。 まあいい、確認はしよう。

 ルウナの【レバーラ】の動作状態は・・・」


シクペリアは、冷や汗を流していた。


シクペリア

「うわあー、なんということだ。完璧なプログラムなのに、想定範囲外のエラーが発生している。ノワール世界とは、いったい。調べなくては、わたしに恥をかかせたことを後悔させてやる。」


シクペリアは、ミサキの部屋を出ていこうとした。


ミサキ

「シクペリア様。」


シクペリア

「は、はい。」


シクぺリアは、緊張してきょうつけの姿勢になった。


ミサキ

「回れ右して、わたしの方を向いてください。」


シクペリア

「は、はい。」


ミサキ

「順番を間違えています。

 まず、未来絵星号ごとルウナさんを、この部屋に呼び戻してください。」


シクペリア

「分かった。 それでは、【レバーラ】の跳躍可能範囲を異次元と過去未来にまで広げることにしよう。すぐに、プログラムを修正して、権限を拡大することにする。 よし、できた。」


ミサキ

「それでは、そのことを、ルウナさんに知らせてあげてください。」


シクペリア

「ああ、そうしよう。」



ノワール世界


ルナの頭の中に、声が響いた。


シクペリア

「ルナ? 聞こえるか? シクペリアだ。」


ルナ

「シクペリア様? イウラが呼んでくれたんだね。 お助けください。 ボクは、シクペリア様に【レバーラ】の効力を説明するときに、異次元でも移動できることという条件を付けませんでした。 だから、ボクは、このノワール世界から脱出できなくて、困っているのです。」


シクペリア

「ルナ、謝らなくていい。 謝るべきは私の方だ。 たった今、ルナの【レバーラ】を強化した。 まずは、神界にいるイウラのところに、【レバーラ】で移動してきてくれ。 ルナが乗っている未来絵星号ごと移動できるはずだ。」


ルナ

「はい、やってみます。」


ボクは、【友情確認(ゆうじょうかくにん)訪問呪文(ほうもんじゅもん) レバーラ】をとなえた。


イウラの名前が選択できるようになっていた。


ルナ

「レバーラ、イウラのもとに連れて行って!」


次の瞬間、ボクは、未来絵星号ごと、イウラの前に移動した。



未来絵星号の窓からは、イウラとシクペリア様の姿が見えた。そして、見知らぬ長い黒髪をした無表情な美しい女性がふたりのすぐ後ろに立っていた。黒髪の女性は、ほんの少しだけ笑顔を見せてくれた気がした。


ボクが未来絵星号のドアを開けて降りると、イウラが涙を流しながら抱きついてきた。


イウラ

「ルウナ、お帰りなさい。もう会えないかと思ったわ。」


ルナ

「ボクもだよ。イウラに会えて嬉しい。ここは神様が住む世界だよね。」


イウラ

「そうよ。シクペリア様が助けてくださったのよ。」


ルナ

「シクペリア様、ありがとうございます。」


シクペリア

「いや、無事に帰れて良かった。そうだ、良い機会だから紹介しておこう。私たちの後ろにいるのは、【未来知見の女神 ミサキ】だ。 遠い未来でさえも見通すことが出来る女神様だ。」


ミサキ

「ルウナさん、ミサキと申します。 お見知りおきください。」


ルナ

「初めまして、ルナと申します。」


イウラ

「ルウナ? ミサキのおかげで、ルウナの居場所が分かったのよ。 ミサキ、ルナをルウナと呼んでいいのはワタシだけだけど、あなただけは特別に、ルウナと呼んでもいいわ。」


ミサキ

「それは、ありがとう。イウラ。

 ルウナさん、わたしの関係者があなたの関係者に出会ったときは、助けてあげてくださいね。」


ルナ

「ええ、もちろんです。 もしかして、それは未来の話ですか?」


ミサキ

「ええ、そうです。」


ルナ

「それは、いつの話ですか? 来年ぐらいですか?」


ミサキ

「およそ300年後ですね。」


ルナ

「悪いけれど、そのころはボクは生きていないよ。」


ミサキ

「うふふ、ご冗談を。

 では、またね、ルウナ。


 未来絵星号はあなたに差し上げます。 だから、わたしのことを忘れないでくださいね。」


ルナ

「ありがとうございます。 すばらしいプレゼントをありがとうございました。」


ミサキ

「シクペリア様、イウラ、ルウナさん。

 この後は、イウラの部屋で今後の相談をされた方が良いと思います。


 イウラ、30分あげますから、シクペリア様をご招待する準備をなさってください.


 その間、わたしたちはお茶会を楽しませてもらいます。 イウラの分のお茶菓子とお茶のティーパックは、持ち帰り用に包んでおくから、安心してね。」


イウラ

「えっ? それなら、わたしもここでお茶したいわ。」


ミサキがイウラに小声で耳打ちした。


ミサキ 小声

「洗濯物が散らばった御部屋に、シクペリア様を招いても平気なのですか?」


イウラ 小声

「なぜ、それを?」


ミサキ 小声

「未来知見の女神ですからね。 そして、これは、貸し1つです。」


イウラ 小声

「恩に着ます。」


イウラは、シクペリア様の方に向き直って、かるくお辞儀をした。


イウラ

「それでは、お迎えする準備をしてきますので、少々お待ちください。」


シクペリア

「いや、そんなに気を遣わなくても構わないぞ。」


イウラ

「では、”30分後に”お待ちしています。」


イウラは、イウラの部屋に帰って行った。


ミサキは、神々の創造者であるシクペリア様と同じように、ボクにも気を遣ってくれた。 だから、とても恐縮してしまった。


ミサキ

「ルウナさんが大事にする宝物を、ワタシの関係者と共有してくださるのですから、礼儀を尽くしますわ。」


シクペリア

「ミサキ、その関係者というのは、【天祥】のことだな。」


ミサキ

「おっしゃる通りです。シクペリア様。」


ルナ

「あの、てんしょうって、なにですか?」


シクペリア

「神々の分身というか、子供というか? 神が守護する対象のことだな。」


ルナ

「すると、ボクは、イウラの【天祥】ですか?」


シクペリア

「ルナはイウラの友人だから、【天祥】ではないな。」


ミサキ

「ルウナさん、そのうち、わかる日が来ますわ。

 ですから、今は、お茶会を楽しんでください。」


ルナ

「ありがとうございます。 あの、ボクの仲間の美女3人にも美味しいお菓子を食べさせてあげたいのですが、少し頂いて帰っても構いませんか?」


ミサキ

「もちろんですわ。あちらをご覧ください。4つの包みがあるでしょう。そのうち、1つがイウラの分。3つがルウナさんの仲間の分ですわ。」


ルナ

「すごい、未来を知ることが出来るなんて、うらやましいです。」


ミサキ

「良い面ばかりではありませんけどね。 それでは、お茶会を楽しみましょう。」



第7章 熱血教師は正しいか?

おわり


【読者様へ】


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