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【台本形式】【完結】仲間の美女3人と万能で最強のちからを手に入れました。神様にボクの「異世界アイデア」を採用された対価です。《書籍化》  作者: サアロフィア
第7章 熱血教師は正しいか?

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063 未来知見の女神ミサキと未来絵星号

 愛と美の女神 イウラ ノータは、あせっていた。


イウラ

「となりあう世界のどこにもいない。 もっと捜索範囲を広げても、ダメ、いない。

 自力で探しだせたとしても、そのころには手遅れになってしまう。


 仕方ないわね。


 背に腹は代えられない。


 わたしのプライドよりも、ルウナの方が大事よ。」




 イウラは、ある神の部屋に来ていた。


イウラ

「ミサキ、いるんでしょ! わたしが来ることは分かっているんでしょ!」


未来知見の女神 ミサキ

「イウラ、あなたが来ることは分かっていたのですが、わたしが見た未来よりも早かったですね。」


イウラ

「あなたが見た未来では、どうだったの?」


ミサキ

「完全に手遅れになってから来る未来と、間に合うように来たけれどプライドが邪魔して失敗した未来の2つよ。」


イウラ

「知っているなら、話が早いわ。 ルウナを助けるためにチカラを貸してください。 お願いします。」


 イウラは両手を合掌して、ミサキに頼み込んだ。


ミサキ

「これも、わたしが見た未来とは違うわね。 これは興味深い。 あの画面をご覧ください。」


 画面には、ルナが落ちた直後の映像が映し出されていた。 時間的には、10分ほど前だった。 つまり、過去につながっている。


イウラ

「ルウナが自由落下している。 意識が無いの? ミサキ、この画面を通して神力を送れるのよね。

 神力発動。 ルナを守って。」


 イウラの神力が、落ちてゆくルウナを包み込んだ。


 10分後


イウラ

「変ね。 まだ、地上に着かないの?」


ミサキ

「無理ね。 1時間は落ち続けるわ。 摩擦熱で焼き尽くす目的のようだからね。」


イウラ

「ミサキ、なにを落ち着いているの? 助ける手段があるなら、ちからを貸してよ。」


ミサキ

「対価は?」


イウラ

「なにが欲しいの?」


ミサキ

「さあ? なにを差し出すの?」


 ミサキは、無表情でイウラを見つめていた。


イウラ

「な、なんでもするからあ。」


ミサキ

「まさか、そんなことを言うなんてね。 そこまで大事なのね。 ルウナという娘がねえ。」


 ミサキは、部屋の端に飾っていた小さなミニカーを手に取って、左手の手のひらに乗せて、息を吹きかけた。 すると、画面の中に吸い込まれた。


 落下するルウナのとなりに、並走する軽自動車が現れた。


ミサキ

「あれは、未来絵星号。 ルウナが前の世界で乗っていた車をもとに作っておいたわ。」


 未来絵星号から出た黄色い光がルウナを包み込んで、未来絵星号の中に入った。 光が消えると、ルウナが未来絵星号の運転席に座らされていた。


イウラ

「ルウナを助けてくれてありがとう。」


ミサキ

「これで、ルウナの安全は確保できました。 地上に着くまでには目が覚めるでしょう。」


イウラ

「ありがとう。 ミサキ。」


ミサキ

「じゃあ、御礼をしてもらいましょうか? なんでもすると言ったわね。


 二度とシクペリア様の前に出れないような傷をつけようかしら?

 それとも、シクペリア様の前で恥ずかしい格好をさせて、シクペリア様に嫌われますか?

 ああ、それよりも、ペットとして飼ってあげようかしら?


 どれがいいかしら?


 いずれにせよ、女神としても、女性としても終わったわね。」


イウラ

「くっ? それは、いくらなんでも・・・」


ミサキ

「なんでもすると言ったのは、あなたよ。 それとも、あなたの言葉はウソなのですか?」


イウラ

「いいえ、ルウナを助けたいと気持ちにウソは無いわ。 わたしをどうすれば気が済むの。」


 イウラは涙を流しながら、ミサキを睨みつけた。


ミサキ

「では、3つだけ言うことを聞いてもらいますわ。」


イウラ

「3つね。 ひとつ目は?」


ミサキ

「1つ目、二度と言わないで欲しい言葉があるわ。


 「なんでもする。」


なんて、絶対に二度と言わないこと。

 どんな要求をされるか分からないのだからね。」


イウラ

「分かった。 二度と言わない。」


ナレーション

「この約束は、守られました。」


☆ 理想の美女7人に愛される生活。ベーシックインカムで儲けた「カセイダード王国」に移住して正解でした。

☆ 064 13日目 アリムの脳にダメージ 参照



ミサキ

「2つ目、遠い未来、あなたの天祥が冷静さを無くすときが来ます。 そのとき、わたしの天祥が仲裁に入ったら、それを受け入れて、冷静にさせてください。」


イウラ

「遠い未来って、いつごろの話なの?」


ミサキ

「300年後ね。」


イウラ

「分かったわ。 あなたの天祥については、特別扱いにします。」


ナレーション

「この約束も、守られました。」


☆ 理想の美女7人に愛される生活。ベーシックインカムで儲けた「カセイダード王国」に移住して正解でした。

☆ 025 【挿絵】 6日目 AM10時 面接担当たちの反応 参照



ミサキ

「3つ目、これはわたしの願望であって、そんな未来が来る可能性が低いけれど・・・

 あなたがシクペリア様の寝所に招かれた後は、わたしにも同じ機会が来るように協力してください。」


イウラ

「そんな未来が来ればいいけれど・・・ いいわ、そのときが来たら、協力するわ。 そして、それは、あなたの天祥にも適用するわ。 それで良いわね。」


ミサキ

「ええ、ありがとう。 イウラ。 あなたは、シクペリア様をめぐってライバル関係だけれど、もしも誰かにシクペリア様を取られるとしたら、イウラがいいわ。」


イウラ

「それは、わたしもそう思うわ。」


ミサキ

「では、イウラ、よろしくね。」


ナレーション

「この約束も、守られました。」


☆ 理想の美女7人に愛される生活。ベーシックインカムで儲けた「カセイダード王国」に移住して正解でした。

☆ 114 【挿絵】 初日の組み合わせ発表 参照



イウラ

「ええ、ありがとう。 ルウナが無事に帰るところまで、この画面で見せてくれますか?」


ミサキ

「ええ、もちろん。 でも、わたしたちの力だけでは、ルウナを助けられないわ。」


イウラ

「それは、どういう意味?」


ミサキ

「まって、ルウナさんが目覚めたわ。」




 未来絵星号の運転席に座っているルウナ


ルウナ

「ここは、見覚えがあるぞ。 ボクの車の中だ。 ということは、神様に【異世界アイデア】を買われた話は夢だったのかな? でも、ここは、どこだろう。」


 ルウナが外を見ると、見たことがある3人の姿が見えた。


 よろいの騎士、美しいドレスと聖職者の帽子が待ち構えていた。


よろいの騎士

「そこから出てこい、ルナ。 ここを、お前の墓場にしてやる。」


ルウナ

「夢ではなかったことが分かった。 でも、一難去ってまた一難だな。」


つづく


【読者様へ】


 あなたの30秒で、この作品にパワーをください。

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