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【台本形式】【完結】仲間の美女3人と万能で最強のちからを手に入れました。神様にボクの「異世界アイデア」を採用された対価です。《書籍化》  作者: サアロフィア
第7章 熱血教師は正しいか?

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055 床にこぼれた水を拭く前に

ルナたちは、晩ごはんの後で、モンテマニー公爵と話をしている。


モンテマニー公爵

「世の中で大事なものは、なにで決まるのか?


 どこまで行こうが、ひと、人、ヒト それが全てだ。」


黄庵

「公爵様のおっしゃる通りです。

 医者でも、ひとの考え方や人柄は治せません。


 本人が考え方を改めるような大事件でも起これば違うかもしれませんが。」


メクバール執事

「おっしゃる通りです。」


モンテマニー公爵

「良太郎をいじめた者のひとりは、教師の称号を得ている。

 だから、自分は人格的に正しく、良太郎が間違っていると声を大にして言った。


 このような勘違いした者に育て上げた【2位興国大学】を調査してもらいたい。


 本当は今すぐ、廃止したいが、一応は調査をしておかないとな。

 わたしが感情のまま、権力を振るったという噂を流す者が現れるからな。」


紅丸 こころの声

『なかなかの気迫だな。【怒気当て】レベルだな。』


ルナ

「それでしたら、まず、その熱血教師を捕えてはいかがですか?」


モンテマニー公爵

「床にこぼれた水を拭く前に、水道の蛇口を閉めるべきだ。

 そうしないと、拭いても拭いても無駄だからな。」


ルナ

「火事を消すよりも、火元を特定しなければダメということですね。」


モンテマニー公爵

「その通りだ。

 そして、教育内容に問題があれば、丸ごと廃棄処分とする。

 反省の弁を聞いても、時間の無駄だからな。」


黄庵

「世の中には、良心が無いひとが存在しますからね。

 正しい判断でしょう。」


青兵衛

「それで、お給金は、どれくらいですか?」


モンテマニー公爵

「メクバール、計算結果を持ってきてくれ。」


メクバール執事

「どうぞ、公爵様。」


モンテマニー公爵は、青兵衛に計算書を見せた。


青兵衛

「試験前確認研修を1日受けて、筆記試験と実技試験で合計1日。

 合わせて2日間で、1か月間の給料の相場ですね。

 早く終えた場合は、どうなりますか?」


モンテマニー公爵

「早く終わらせても金額は減らない。

 予定期間より長くかかっても金額を増やすつもりもない。


 ただし、4人とも教員資格は取得してもらう。


 その後で、わたしに報告してもらう。

 場合によっては、問題人物を連れてきてもらう。


 ストレートで済んだとして、7日間は拘束されると思ってくれ。」


黄庵

「それでも、相場の4倍の給金ですね。」


青兵衛

「成功条件は?」


モンテマニー公爵

「ひとつ、4人全員が、いや、せめて、一人だけでも合格すること。

 ふたつ、400文字詰め原稿用紙で、教育内容を、概要1枚、全体で10枚程度にまとめてくれ。

 みっつ、責任を取らせるべき人物を見極めて、ここまで連れてきて、ワシに引き渡すこと。


 ただし、1段階進むごとに報告して欲しい。

 途中経過も知りたいのだ。」


メクバール執事

「当然、戦闘も必要です。

 油断しないでください。」


モンテマニー公爵

「ワシが任命した監察官の証明となる【モンテマニーの紋章】と、ワシとの連絡用の【盾の紋章バッジ】は、かならず活用してくれ。」


メクバール執事

「念のため、【盾の紋章バッジ】を使用する練習をして頂けますか?

 親機の大きい盾は、わたしが操作します。」


前回、モンテマニー公爵がボクたちに連絡したとき、ボクたちからの返事がなかったので、モンテマニー公爵が落ち込んだことを、メクバール執事から聞かされた。



ボクたち4人は、教師の称号を得るために、【2位興国大学】に行くことになった。


つづく


【読者様へ】


 あなたの30秒で、この作品にパワーをください。

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