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【台本形式】【完結】仲間の美女3人と万能で最強のちからを手に入れました。神様にボクの「異世界アイデア」を採用された対価です。《書籍化》  作者: サアロフィア
第5章 監察官

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036 監察官(4)どこが平等だ?

 ボクたちは、北の方にあるキータムアンという町が見える距離に着いた。


ルナ

「じゃあ、設定を確認するよ。

 ボクはみんなの妹で、みんなはボクのお兄ちゃんということにするよ。」


紅丸べにまる

「はい、ルナ様。

 その方がそばにいても自然でしょう。」


黄庵おうあん

「はい、ルナさん。

 余計な嫉妬しっとを買わずに済むでしょう。」


青兵衛あおべえ

「はい、ルナ。

 周囲の男性たちも打算ださんはたらかせて、私たちとも仲良くして点数稼ぎをするでしょう。」


 ボクたちは最後の打ち合わせをしてから、町に入った。

 最初に町長のところに表敬訪問ひょうけいほうもんという名のあいさつをしに行った。


錦野にしきの町長

「ようこそ、キータムアンの町へ。」


 ボクは、錦野町長の”顔の筋肉で作ったような笑顔”が好きになれなかったが、愛想笑あいそわらいすることにした。


ルナ

はじめまして、錦野町長。

 歓迎の御言葉、ありがとうございます。

 後ろの3人は、わたしのお兄ちゃんたちです。

 名前は、」


錦野町長

「ああ、いい、いい。

 転入書類てんにゅうしょるいを見ているからね。


 そんなことよりも、町を案内してあげようね。」


 錦野町長は、ボクの肩に手をまわしてきた。


 ボクは、うげっ気持ち悪いと思ったけれど、我慢がまんしてかどが立たないように断った。


ルナ

「町長様、たくましいのですね。

 そんなに近くだと胸がドキドキして、落ち着きません。」


 ボクは、やさしく押し戻した。


錦野町長

「おっと失礼。わたしは男性の友達が多いもので、ついその乗りで接してしまい失礼しました。」


ルナ

「おほほ。 それくらい離れてくだされば、町長のりりしいお顔を見ても普通に話せるかもですわ。」


錦野町長

「さあ、ルナさん。 お兄様方、町を案内いたしましょう。」



 町の中を歩いていると・・・


男A

「どあほう。 遅い、遅い、遅い。」


???

「ひぃ、すみません。すみません。すみません。」


男A

「それでも、賢者学校を卒業したのか?

 使えねえなあ!

 ああ?」


???

「ひぃ、すみません。すみません。すみません。」


ルナ

「町長?

 あの人たちはなにをしているのですか?」


錦野町長

「ああ、あの怒鳴られている奴は、良太郎りょうたろうですね。

 ひとづきあいがヘタで礼儀を守れないやつです。

 気にしないでください。」


ルナ

「あのような牛や馬に対してでもしない怒声をあびせることが礼儀ですか?」


錦野町長

「あれは、ひとではなくて、人の形をした生き物です。

 あなたのようなお美しいお嬢様が気にすることではありません。」


ルナ

「そんな?

 錦野町長さまのおくちから、そのような冷たい言葉がでるなんて信じられません。」


 ボクはなみだを流して見せた。


錦野町長

「わかりました。

 そこ、おやめなさい。」


男A

「はっ?

 錦野さん。

 町長さんに感謝するんだな。」


良太郎りょうたろう

「あ、ありがとうございます。ありがとうございます。ありがとうございます。」


錦野町長

「へっ!」


 錦野町長はきたないものを見るような目をしていた。


 紅丸は、あきらかに怒っていた。

 黄庵は、重病患者じゅうびょうかんじゃを見るような心配そうな顔をしていた。

 青兵衛は、不愉快ふゆかい様子ようすだった。


 ボクの顔も怒り狂っていたようだ。

 3人ともボクの顔を見るなり、冷静れいせいな顔に戻っていた。

 そして、さとしてきた。


紅丸

「ルナ様、そのようなお顔をされては、潜入捜査せんにゅうそうさになりません。」


ルナ

「そ、そう? 気を付けるね。」





 昼ごはんの時刻になった。


錦野町長

「昼ご飯は、町から全員に支給しきゅうしています。」


ルナ

「あの良太郎という人にもですか?」


錦野町長

「もちろんです。 この町は平等びょうどうですからね。」


 ボクはひとりさみしくご飯を食べている良太郎を見つけた。

 そして、女性たちの声が聞こえてきた。


女性A

「ひとりで、ごはんを食べててかわいそうだよね。」


女性B

「あんなん、自業自得じどうじとくや。」


錦野町長

「わたしたちが座っているエリアは、VIPビップエリアです。」


ルナ

「じゃあ、向こうは?」


錦野町長

「ああ、役立たずのお荷物にもつエリアですよ。」


 錦野町長は下卑げびた笑いを浮かべたのに気付いていないようだ。


 ボクは、「どこが平等だ?」 と腹が立った。

 が、黄庵に太ももをつねられた痛みでわれかえった。


ルナ

「ご慈悲じひにあふれた方なのですね。 町長様は。」


 ボクは満面の笑顔を向けたら、町長様は満足された様子ようすだった。



 夕方になった。


錦野町長

「ルナ様、お兄様方、お疲れさまでした。

 町に住まれたら、このような仕事をして頂きます。


 翌朝よくあさは9時からですので、10分間には来て朝礼ちょうれいならんでくださいね。

 そこで、あらためて町のみんなに紹介します。」


ルナ

「町長様。お疲れ様です。

 ありがとうございました。」


錦野町長

「いえいえ、では、また明日。」


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