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遠足16

 同級生が集める中心にテレポートをした。


「やあ!こんなところで何している?キャンプにしてはキャンプ道具はないようだけど?」


 パンと手を叩いて、みんなの注目を集める為に俺の頭の上に七色の光を出現させた。そして俺は喉を弄って機械音みたいな声で問いかけた。

 みんながこの場にいる理由は知っているが、ヘルメスさんとして来ているわけだから事情をしらないことにしている。

いや、マヒルから話を聞いてここに訪れているからいいのか?


「いつの間に現れた?さっきまでいなかったぞ!」

「急に出てきたぞ。なんの手品だ?」


 同級生達が戸惑う中で二人ほど動く影があった。


「あなたはヘルメスさんですね!会いたかった!」


 光の速さでタマコが抱き着く勢いで接近してきた。

 タマコはヘルメスさんに会いたがっていた。その理由は彼女から聞かされたが、忘れた。


「そう名乗ったことは一度もないけど、ネットだと俺をそう呼ぶけど?君がタマコって言う子?」

「そうです!私のことをご存じで?」


 口調がおかしくなるタマコは俺の手を握りしめている。俺が逃さないようにしているようだ。

 目をキラキラさせているタマコの相手するよりもみんなが俺に注目する中で森の中に入ろうとする子を止めなくては。


「そんなことよりも君はどこに行こうとしているんだい?」


 森の中に入ろうとしていたミキミを念力で浮かばせる。なお、男子がミキミのスカートの中を見ないようにスカート内に広がる絶対領域を闇で覆う。


「これはなんなの?体が浮かんでいる!?でも私はマヒルちゃんを探さなくちゃいけないの」

「まあまあ落ち着いて、いったん俺の話しを聞いて」

「すごい!これはどうやって浮かせているの!?ヘルメスさん今度は私を浮かせて見せてよ!」


 念力で浮かんでいるミキミは念力から抜け出そうと藻掻くまま引き寄せる。

 タマコが興奮気味に念力で浮かせてとしつこく懇願するので、サービスとして浮かせてやった。


「浮いてる!本物のヘルメスさんだ!」

「ちょっとタマコうるさいわよ。静かにしなさい」

「ルカ!本物だよ!これが静かにしていられな、うっが!」


 浮かせてやったのだが、さらにうるさくなった。うるさいからタマコだけ救助隊の前に置いてこようかなと思っていたが、ルカがタマコの口を物理的に塞いでくれたので改めてミキミと向き合う。


「マヒルから伝言を預かってきた」

「マヒルちゃんからの伝言!それよりもマヒルちゃんは無事なの!?」


 必死に藻掻いていたミキミは血相を変えて食いついてきた。あまりの食いつきにびっくりした。


「まあまあ、焦らないで。ちゃんと話を聞いてほしい」


 ミキミの安心させる為に機械的なボイスでマヒルの安否について話していく。


「そうなのね。マヒルちゃんは無事なのね」

「ああ、無事だとも。あの子は運がいいのか悪いのか五時間も森の彷徨い歩いて道路に辿り着いた。そこにバイクを走らせていた暴走族に保護されたそうだ。そのまま警察署に運ばれたそうだ」


 西野達を暴走族と言っていいかわからないが、俺にはそう見えた。


「あなたはなぜここに来たの?なぜマヒルちゃんが無事と伝えるだけに来たの?あなたは何者なの?」


 ミキミに俺が無事だと伝えて安心させたが、ルカがヘルメスさんに対してマシンガンのように疑問の声をぶつけていた。


「質問が多い。マヒルはお互いの秘密を共有する友達だ。ここに来たのもマヒルの頼みで来た。ミキミが僕を探し出さないようにととな」


 秘密の部分を強く強調して言いったらミキミは何かを察したような表情した。彼女の中ではヘルメスさんは俺の秘密、元々は男でたまに呪いで女になることを知っていると察しただろう。

 ルカの質問に答えている間に、救助隊の人が近づいているのが分かった。


「おっと救助隊が来たようだ。俺はこれで失礼するよ」

「待ってヘルメスさん!アナタに伝えたいことが!」


 タマコが何か言いかけていたが、相手はタマコなので気にせず無人島へテレポートをして、元の男子の制服に着替えて救助隊に保護されている同級生の中に混じって病院に搬送された。

 後日、俺がヘルメスさんの友達ってことを知ったタマコの質問攻めにあうはめになった。俺とヘルメスさんが友達だということを言わなければよかったと後悔した。


 ☆追記☆


「ミナ、見て見て。私の胸を」


 銭湯でマヒルという少女に長年のコンプレックスだった貧乳を解消してもらった。


「アイちゃん!?その胸どうしたの!?さっきまでぺちゃんこだったのに急に大きくなったの!?」

「ふふふ。ミナ、私のパーフェクトボディーを見て刮目なさい」


 先ほどまで小中学生のような体型だったアイちゃんの胸が急成長したのを見たミナは驚きのあまり開いた口がふさがらなくなった。

 胸以外は何も変わっていないからアイちゃんはマヒルによって子供体系の少女からただのロリ巨乳へと変貌さてもらった。彼女が知らない間に彼女の知り合い達の間の中ではアイちゃんは巨乳手術をしただの散々な噂が立った。

 彼女が噂を知った時は貧乳達の嫉妬と切り伏せて、噂する貧乳達に自身の谷間を見せつけて、友達を減らした。アイちゃんは巨乳になった嬉しさのあまり貧乳仲間達に見せて性格が少し悪くなった。


「もしかしてマヒルちゃんの能力で大きくしてもらったの?」

「そうマヒルに大きくしてもらったの」


 アイちゃんが巨乳になったタネがすぐにバレてしまったが、バレてもミナは悔しがる様子もない。彼女には十分な豊満な双山が胸についている。いつも恨めしく思っていた二つの肉の塊が可愛く見えるほど自分の胸が大きくなった。

 先ほどのマヒルから見せてもらった能力は自分以外に人の体系を変えることができる証明できた。

 身体の悩みを持つものにとって救済なれるだろう。彼女は。


「いいな。私もマヒルちゃんに頼んで太もも細くしてもらおうかな?ってところでマヒルちゃんはどこ?」

「さっきまでそこで着替えていたっていない!もしかして逃げられた!」


 気が付けば、マヒルの姿が消えていた。

 彼女は自分達がアイちゃんの胸に夢中なっている隙に銭湯から出て行ったようだ。

 逃げられたが、彼女の能力を知ることができた。SA団のみんなに彼女のことを知らせれば、お咎めはないだろう。自分以外に能力者がいることを知った彼女は遠からず自分達の仲間になるのだから。

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