プロローグ後編
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一瞬で海に到着。
「嘘!さっきまで山の中だったのに」
「うみだー!」
「ほらね?言ったでしょ?」
目の前に広がるのは青々と広がる海。
テレポートしたここは日本の南に位置する小さな無人島で、長年の間人が住んでいないから生き物達の楽園と化した島。昔は人が住んでいた痕跡の古びた家屋がある。
無人島ということで僕は色々な物をコンテナに入れて島の中心に隠している。その中には外国のお金や銃とかの兵器、危険な物も入っている。
二人は海に夢中だから草木が生い茂る島の奥へ行かないだろう。
「お兄さん?ここどこよ?回りに建物がないわ」
「そりゃそうだ。この島は無人島だからな。一応は日本だよ」
「えっ?ここ無人島なの?」
お姉さんの方に無人島と伝えたらすごく驚ろかれた。
それもそうか。見知らぬ男の子にいきなり無人島に連れてこられたのだから。
「あ、そういえば。海に入らない方がいいよ。って」
「おにいちゃん?なんでー?」
妹の方が服を着たまま海に入ろうとしていたのでテレポートで僕の前に戻した。不服そうな声で妹が訴えるから海に入っちゃダメな理由を説明する。
腰まで海に入ったからズボンが濡れちゃったよ。どうやって乾かそう。
「ニュースで見た話しだけどね。ここの海で毒を持つ生き物が出るみたいなんだ。それと服を着たまま海に入ると溺れ安くなって危ないから入っちゃダメなんだ」
「はいちゃダメなの?」
「うん、ダメ。それに水着じゃないでしょ?」
「そっかー。わかった」
ニュースで東京湾に毒針を持つ貝が出て死人が出たってやっていたからここら辺の海域にもその貝がいるはずだ。東京よりも南に位置する島だし、他に危険な生き物もいると思う。
僕がいる限りは毒で倒れようが、治療することができるけど僕が知らない間に刺されて毒が回って倒れる可能性もあるからね。
危ない可能性は回避しないと。
海に入らなくても海辺で十分遊べる。貝殻を集めたり、砂のお城を作ったりと様々な遊びをして時間が経過した。
熱中症対策で本土に戻って自販機で飲み物買って飲ませたりした。
「おなかすいたー」
妹の方が声をあげる。
現時刻は丁度お昼の時間帯である。だが、ここは無人島である人がいないと言うことは店がないどころかまともな食べ物がない。
この島に食べられる物がないわけではない。島の中央に向かえば木の実があったり、釣りをすれば魚が釣れる。
小さな小学生にサバイバルじみたことをさせるわけにはいかない。ので、二人と出会った場所に戻ることにした。
「森?」
「あれ?ここはおじいちゃんのやまだよ。うみは?」
「お昼になったからご飯にしようよ。その前に二人とも着替えてご飯食べてきなよ。僕もお昼食べに行ってくるから。また一時過ぎにここに集合だよ」
「約束、絶対来るのよ」
海で遊んでいる間に大きな波を被ったりして二人はびしょびしょに濡れていたり、服に砂がついていたりと、この状態で食べに行けないほどに汚れている。
二人には着替えてお昼を食べてくるように言った。
最初に僕を警戒していたお姉さんの方は遊んでいるうちに打ち解けていった。
僕は無人島に戻り、着ていた衣服を脱ぎ棄ててコンテナから新しい服を取り出して着替えていく。
「あー、着替えても髪の毛がシパシパするな。風呂に入りてぇ。一時までに時間があるし風呂に入ってくるか。飯はコンビニで弁当を買えばいい」
風呂に入ることにしたのはいいが、家に戻るも妹がうるさいし、なら銭湯に行くか。この時間帯なら空いていそうだし。腹は減っているが、それよりも暖かいお湯で頭を洗いたかった。
近場は同級生や知り合いが入っていいそうで僕が選んだ銭湯は家からかなり離れた銭湯にした。
「おじさん達が入っていくな。おじさんの裸は見たくないから銭湯に入るのはやめて、やっぱり家の風呂に入るか。女湯が開いてんじゃーん」
銭湯の入口で続々とむさ苦しいオジサンが次々と男湯へ入っていく光景を見て諦めかけた時、ふっと女湯が目に入った。誰も入っていないなら入れるのではないかと思った。
いやいや、僕は男だ。男の僕が入ったらきっと怒られるだけでは済まない。まてよ。
自分でも理解できない考えに首を振るが、女になれば問題ないなのではないかと考えにたどり着いた。
自販機の物陰に隠れて、自分の身体を男から女へと性転換した。
これで僕が女湯に入っていても問題なくなった。だって僕は女の子になったのだから。
僕は早速料金を支払い女湯に入った。
脱衣所に設置してあるロッカーに脱いだ服を入れて、裸になる。
銭湯によくある大きな鏡に自分の女になった体をまじまじ見る。
鏡に映るのは顔は自分であるものの首から下は中学生の女の子の身体。年相応の膨らみかけの胸に、チ〇ポが無い割れ目のある股。自分が女になった姿だ。
女の身体になったせいか。身体の肉質が柔らかくなった気がする。
自分の胸に手をのばそうとしたが、一時に約束したのを思い出し、脱衣所から湯船やシャワーがあるエリアへ向かった。
シャワーでガシガシと頭を洗い、潮気を落としていく。数分ぐらいお湯で洗って備えてあるシャンプー手に取ってさらに頭を洗う。
頭を洗っている間、入口の方から声が聞こえてくるようになった。僕が頭を洗っている間に僕以外の客が来たようだ。
頭の泡をシャワーで落としながら今のタイミングで出るか考えていると僕の隣に誰かが座った。女子高生くらいの人だった。
でかい。
身体をタオルで巻いているも大きい胸に目を奪われた。
「隣失礼するね」
とニッコリと笑顔を向けられて、その人のおっぱいをジッと見ていた僕は一瞬男だとバレたのかと思った。「どうも」と女子高生に返して入口に向かおうとしたが、続々と女子高生の集団が入り出るタイミングを逃した。
さらに若い女の子が入り込み合うようになってきた。
回れ右で戻り、湯船に入ってタイミングを窺うことにした。
女子高生達が話しているのを盗み聞きをしてみると近所の高校生や中学生の子が部活が終わり、汗を流す為に来たようだ。
だから僕よりも小さい子もいるんだなって関している場合じゃない。
湯船に入ってタイミングを窺ていると僕の隣に僕と同じ年くらいの大人しそうな子がちょこんと入ってきた。
その子は身体をタオルで隠しているが胸の真ん中に手術したような傷があった。それを頑張って隠そうとしていて可愛く思った。
その手術痕がコンプレックスになっているのかなかわいそうだなっと思って彼女の身体に触れてみた。
今は女の子同士だからセクハラにならないよね?
「ちょっと失礼」
「あなた何するの!?」
驚きの声をあげて抵抗するが、力が弱いからタオルをはぎ取って手術跡を簡単に触れられることができた。手術痕をなぞるように触れて消していく。その間の彼女はみるみるしていく内に顔を真っ赤にさせていた。
「おっぱいが触りたいなら私のより大きい自分のがあるでしょ!」
って言って逃げて行った。
確かに僕の方がおっぱい大ききけど、そこの気にしていたのか。女の子って難しいな。
回りには中学生の女の子がじゃれ合って喧嘩しいるように見えているのだろう。特に周りから注意されることは無かった。
回りの女子高生達がチチクリあっていたりしたから僕があの子の胸を触っても目立つことは無った。
その後僕は隙を見て堂々と出て行った。タオルなんか最初から持っていなかったから能力で体についた水分を飛ばして着替えて出た。
普通に女子高生の裸を見れた。一部の女の人はタオルを体に撒いていたし、中学生の女の子がただそこにいるだけだから同性に見られてもそんなに気にしないか。
僕も女の子の身体になっていたから気にせず、出ればよかった。湯船に潜んでタイミングを窺っている行為も時間の無駄だった。
いい物は見れたけど。
コーヒー牛乳を買って銭湯を出た。
出るタイミングを窺っていたおかげで待ち合わせ五分遅刻してしまったが姉妹は来ていなかった。あの姉妹の祖父母の家に行ってみた。
姉妹は祖母と思われる老婆に怒られていた。
孫が遊びからかえってきたと思ったら服は濡れているし、砂が付いているわで保護者として見過ごせるわけにはいかないのだろう。
どこで遊んでいたのと祖母に問い詰めている。ここら辺には川に行くにも大人でも片道二時間ほどかかる。小学生の女の子はその倍はかかるだろう。
妹の方が海でおにいちゃんと遊んでいた。と答えてしまったから祖母の問い詰めがデッドヒートしてしまったから午後は遊べなくなってしまった。
次の日に姉妹が寝泊まりしている部屋にお詫びとして手紙と東京で買った高級お菓子を大量に置いて、手紙に「僕のせいで怒られてごめんね」と今年の夏はもう姉妹と会うことは無かった。次に会うのはやっぱり夏で僕が高校生に上がり、お姉さんの方が中学生になってから街でばったり会うことになるのは後の話だ。
そして姉妹の祖母は心神深いらしくその日の夜に払い屋を呼んで厄払いをしてもらっていた。
俺って妖怪かなんかと思われたらしい。
☆
「おねえちゃんおきて、おかしがあるよ」
「何よ?お菓子?そんなの後にしてよ。もう少し寝させて」
「おかしのうえにおにいちゃんからおてがみもあるの」
「あの人からてがみ!?」
勢いよく起きた私の目には高そうなお菓子が枕元にあった。
宙にひらひらとレシートが舞っていたのでそれをキャッチしてみると購入時刻が昨日の18:30で金額がなんと7万以上だった。
金額を見て固まっている間、お兄さんからの手紙を声を出して読む我が妹。
「ぼくのせいでおこられてごめんねだって」
私達が怒られたのはお兄さんのせいである。その後も祖母がいきなり私達が神様に気に入りられたって騒ぎ初めて大変だった。
それもお兄さんは見ていたのだろう。見ていたのなら出てきて祖母に説明してほしかった。
お兄さんが置いてったお菓子はものすごく美味しかった。
☆
「何なのあの子、人の胸を触って。しかも私よりおっぱい大きかった。なんで私銭湯に入ちゃったのよ」
午前中の部活が終わり、OBの先輩が遊びに来てくれて、その流れで部員全員で学校の近くの銭湯に行くことになった。行くのは反対しているわけではなかったが、自分には小さい頃に病気で受けた手術の痕が残っている。友達や他の部員は私に手術の痕があるのは知っっているが、それでも見られたくないのだ。
それなのに昼間のあの子はそんなことも知らないで私の胸を見たのだ。
「でも誰にも言わずに変えちゃったけどみんな怒ってないかな」
自分が急に帰ってしまったから先輩や他の部員のことを気にしてしまう。
「お風呂沸いたわよ。お父さんお仕事で遅くなりそうだから入りなさい」
自室でうじうじしていたら、お母さんが部屋に入ってきて風呂が沸いたから早く入りなさいという。
お母さんに言われて早速服を脱ぎ始める。
「嘘!胸の痕がなくなっている!なんで!お母さん!胸の痕がなくなっている!」
銭湯まで胸の手術の痕が奇麗さっぱり消えているのだ。
こんなことがあり得るのだろうか。今後の人生ずっと隠さなちゃいけないと思っておいた胸の傷が奇麗になくなっていた。
無くなった理由はわからないけど、痕を消してくれたのは銭湯で出会ったあの子だろう。あの子は何者なのと思い数日ぐらい気になって眠れなくなった。




