オアシスの夜 2
引き続きの百合えっち回。
リネアちゃんはフィルのことが好きすぎて、ちょっと暴走気味?!
「フィル様…こちらも…」
リネアが囁きながら下腹部を撫でると、大切なところを隠すように閉じていたフィルの足から力が抜け、リネアの手がするりと足の間に入り込む。
そして、太腿の内側に沿って指を滑らせ、しっとりと湿り気を帯びた秘部を探り当てた。
「…あっ…そこ…は…あぁっ!」
じわりと湧き出した蜜が指先を濡らしていくのを感じつつ、リネアはフィルの入り口に沿って優しく指を往復させた。
ほころび始めた敏感なところを刺激され、フィルの背筋をぞくりと寒気にも似た快感が這いのぼる。
「…あぁ…んっ…」
「…フィル様のここ…熱くなっています…」
リネアは、ゆっくりと、しかし絶え間なく指を動かし続ける。
だが、リネアの指が与える刺激は、高まりつつあるフィルにとって少しだけ物足りなかった。
フィルの感じ方を知り尽くしているリネアが、あえて焦らしているのだ。
「フィル様…どうして欲しいですか?」
リネアはフィルの耳元で囁くと、秘部に触れていた指をフィルに見えるようにかざした。その指先には、少し粘り気のある蜜が、細い糸を引いてたっぷりと絡みついている。
「うぅっ…」
止めないでほしい、もっとしてほしい…けれど恥ずかしくて、それを口にできないフィルは、リネアを見つめつつ、もじもじと切なそうに太腿を擦り合わせる。
初めて喧嘩したあの夜から、数えきれないほど肌を重ねてきたのに、未だに初々しく恥ずかしがるフィルの姿が、リネアには愛おしくて堪らない。
フィルの瞳は熱っぽく潤み、半開きになった唇からは、はぁはぁと荒い息が漏れている。
その羞恥と快感に揺れ惑う表情に、リネアはうっとりと微笑んだ。
「…もっとして、…なかに…入れて…お願い……」
自ら求める恥ずかしさに葛藤しつつも、狂おしい秘部のうずきに我慢できなくなったフィルは、とうとう半泣きになってリネアに行為の続きをねだった。
「フィル様…可愛いです…」
再び秘部に触れたリネアの指が、うっすら開いた入り口を割ってつぷりとフィルの中に沈む。その瞬間、フィルの身体がびくんと跳ねた。
「あうっ…!」
リネアは、指を前後に動かしつつ時々向きを変えて、フィルの内側をほぐしていく。フィルもまた無意識のうちに、リネアの指をさらに奥へと導くように腰を動かしていた。
リネアの指が奥深くに侵入し、押し出された蜜がとろりと溢れてフィルの脚を伝い落ちる。
「あっ、あっ、…んっ…いいっ…もっとぉ…!」
蜜でぬかるんだ秘部を激しくかき回され、くちゅくちゅという湿った音が大きくなっていくにつれて、フィルの意識は白く霞んでいく。
「…んんっ…!」
ほどなくしてフィルは、声を詰まらせて大きく身体を痙攣させ、きゅっとリネアの指を締め付けた。
「…は…ぁ、きもち…よかっ…た…」
とろんと恍惚の表情を浮べ、くたりと力の抜けたフィルの身体を、リネアはそっと仰向けに横たえる。
リネアはフィルの上に四つん這いで跨がり、貪るように唇を重ねた。流し込まれたほのかに甘い唾液を飲み干し、フィルの喉がこくりと鳴る。
「…リネア。…もっと、しよ。…リネアにも…気持ちよくなってほしい…」
「…フィル様っ…!」
リネアはフィルに覆い被さるように身体を密着させ、汗と唾液にまみれた胸を、蜜を滴らせる秘部を、優しく…そして徐々に激しく擦り合わせていく。
立ち上る甘い匂い、舐め合う蜜の味、熱い肌の感触、切なく漏れる声、蕩けた表情、感じ合う全てが媚薬のように意識を溶かし、もうお互い以外何も見えず、何も考えられない。
月の光の下、ふたつの裸身が夢中で絡み合い、より激しく互いを求め、上り詰めていく。
「あっ…あぁ……リネア、わたし、また……今度は…リネアも一緒に!」
「は、はいっ…私も、…もう……あぁっ、フィル様…フィルさまぁっ!」
静寂の中に響き続ける甘く艶やかな声は、月が中天にかかっても、なお止まなかった…。
……そして、翌朝。
顔を照らした朝日の眩しさでフィルは目を覚ます。隣にはリネアが寄り添って眠っていた。ふたりとも裸のままだ。朝の冷気が、熱を残した素肌に心地良い。
押し付けられたリネアの胸の柔らかな感触に、昨夜のことを思い出したフィルは頬を赤らめる。
控えめな普段に比べて、ふたりきりの寝室では積極的なリネアだが、昨夜はこれまでで一番激しくフィルを求めてきた。
口づけは何度したかわからないし、フィルの身体にリネアが触れていないところは無いのではと思うくらい、身体の隅々までリネアの指と舌で弄ばれ、重ねた肌の温もりと敏感な部分を擦り合う快楽に酔いしれた。
とろっとろに蕩かされたフィルは、何度も身体を震わせて声を上げ、いつしか失神するように眠りについた……のだと思うが、最後のあたりは、頭の中が真っ白になるほど気持ちよかったこと以外、よく覚えていない。
「ん…おはようございます」
小さく身じろぎして目を開けたリネアが、フィルを見つめてふわりと微笑む。
…ドキリと心臓が跳ね、思わず見惚れてしまった。
「フィル様、夕べはとても素敵でした」
「うん…リネアも、その…すごかったよ…」
幸せそうに頬を染めるリネアに顔を寄せ、フィルは軽く触れるだけの口づけをする。
クスッと笑い合ったふたりは、ゆっくり起き上がると、手を繋いで泉の中へと入っていった。
次回予定「魔女と女神 1」




