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テイマー転生  作者: 結城凛
第3章 転生者たち
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公国暗殺部隊襲撃!

ヴァイス暗殺計画がコジロウにより命じられる。ヴァイスはどのようにして、これを切り抜けるのか?

コジロウは子飼いの暗殺部隊にヴァイス及びサマルフィの暗殺の指示をだす。


二人は一緒に動いている事が多いため、暗殺の機会がなかなか掴めないようだ。



ヴァイスは、その動向を掴みサマルフィの影武者を用意しサマルフィを城塞都市に転移させておく。


襲撃のタイミングをコントロールするため、ヴァイスは夜目立つように単独行動を始める。



数刻の間酒場で過ごし、それから宿舎へ戻るといった生活を数日続ける。



監視任務についてたものが、コジロウに状況を説明し数日中に計画を実行しようという事になったようだ。


サマルフィについては、寝込みを襲い一気にカタを付けるみたいなのでほっといてもいいが・・・


俺の方は、飲んでほろ酔いの所を襲撃する算段のようだ。


暗殺者のレベルは・・・推して知るべく俺を倒すには役不足であろう・・・


酔ってるからと言って、後れを取るものではなさそうであった。



そして、2日後に俺たちの暗殺計画が実行された。



影武者のサマルフィは、なす術なく殺害された。


その情報は、精霊により俺に連絡が来ている。



俺は、酔ったふりをしながら酒場を出る。


尾行している者の気配は感じるし、逐一精霊からの報告が来ているのでまともにじゃ暗殺が成功する可能性など全くないだろう。



わざと暗がりの道に入り、誘いをかける事にした。


暗殺者は、軽くその誘いに乗ってしまった。



素早く返り討ちにし、偽装魔法で暗殺者に変装。


暗殺者にも偽装魔法をかけ、死体をでっち上げる。


暗殺部隊の中の工作部隊にその死体の処理を任せる。



俺は、その足でコジロウに報告。



「コジロウさま。うまく、暗殺は成功いたしました。死体の処理はいつも通り任せております。」


「よくやった。これからの働きも期待している。」



コジロウはそう答える。


俺は退出し、次はロトに偽装しコジロウの元へ。



「コジロウ、僕の師団の副師団長ヴァイスに暗殺命令を出したようだね。説明をして貰えるかい?」


「なんのことだ?俺は、そんな指示を出したつもりはないぞ?」



コジロウは、恍ける。



「そうか、あくまで恍けるんだね。勇者魔法サンダーボルト!」



俺は、コジロウに目掛け魔法を放つ。


コジロウは直撃こそ受けなかったが、いくらかのダメージを受ける。



「ほう、俺とやり合うつもりなのか?ロト。火遁の術!」



俺はやすやすとその攻撃を躱し、会心の一撃を繰り出す。


ダメージを受けているコジロウは、まともにその攻撃を食らい激しく飛ばされ大ダメージを受けたようだった。


さすがに大きな物音がした為、駐屯地から人が向かってきているようだ。



「コジロウ、次はないよ。今回は、これで済ませるけどね。」



俺は、転移を使用し公国を後にするのだった。



騒ぎを聞きつけ、コジロウの元へ他の師団長たちがやって来た。



「何があったんだい?コジロウ 君がここまで傷を受けるなんて、珍しいじゃないか。」



ロトが、心配そうに言う。



「ふん。お前が俺を攻撃しておいて。恍けるつもりか?」


「僕は、君に攻撃なんかかけてないよ?」


「他の師団長と何食わぬ顔をしてやってくるとは、貴様は卑怯者だな。」


「僕に君を攻撃する理由なんかないだろう?」


「ははは。ヴァイスとサマルフィに暗殺指示を出したからと言って、僕を攻撃した奴が何を言ってるんだ。」


「ヴァイスとサマルフィを暗殺?」



ロトは状況が掴めず、会話が成り立たないのを感じる。



「ぬ。儂の副師団長も暗殺だと?」



デスバーンが問う。



「俺は、暗殺の指示なんか出してない。これがすべてだ。」



コジロウは、それだけ伝え治療のため退出していった。



ヤマトは、師団長同士に不和の種を植え付けるためにこのような回りくどい策を取った。


その様子は、精霊たちによりヤマトへと報告が上がる。



『ふむ。俺の策がうまくいった感じだな。コジロウも大人しくしていれば、不和を引き起こすことはなかっただろうに。』



一定の効果があがりそうな事にヤマトは満足するのだった。


ただで公国を去らないで、師団長同士の不和の種を植え付ける事に成功した模様。足並みが若干揃わなくなって、王国侵攻が遅れる可能性も出てくるかも?さらなる一手をヤマトが用意しようと考える。誤字脱字等があれば、報告お願いします。

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