暗躍する影 -決着-
一応の国内暗殺事件が終わります。ヤマトと精霊王たちが活躍です。
暗殺者は、答える。
「俺の名前か?死にゆくお前には、関係ないだろう?」
そこで、ヤマトは鑑定眼を使う。
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名前:ザーグライド(魔導暗殺者)
Lv:Lv77(上限85)
STR 168
HP 988
MP 869
INT 367
WIS 355
LUK 512
AGI 312
SPD 418
スキル 透明化、短剣術、闇魔術、暗殺、気配隠蔽
年齢 23
性別 男性
「そうか、ザーグライドさん。俺に見つかった時点で、お前は詰んでる事さえもわからないとはな。」
ヤマトは、挑発する。
「何故名前が・・・ そうか、鑑定スキルを持ってるのだな。しかし!」
闇魔法のダークファイアを唱え、黒い火球がヤマトを襲う。
しかし、ヤマトはそれに動じず鎧に魔力を通し絶対魔法防御を起動。
ダークファイアがヤマトに当たる前に消滅する。
「むう、魔法は効かないみたいだな。なら、これなら!」
気配遮断から暗殺スキルを行使し、ヤマトの背後に回り込み短剣を首筋目掛けて振り下ろす。
その攻撃は届いたかのように見えたが、風の防御幕により防がれてしまった。
「お前がどのような攻撃をしても無駄だ。そろそろ終わりにしようか?」
ヤマトは振り向き、暗殺者に言い放つ。
そこで、王の威圧スキルを解放。
暗殺者は、蹲り身動きを取る事が出来なくなった。
そこに衛兵を呼び、猿轡を噛ませ両手を後ろ手に縛り上げ拘束。
城塞都市に作った特別製の牢屋に放り込む。
『このままじゃ、暗殺者の尋問も出来ないだろうなぁ。たぶん、猿轡を外した瞬間に自害する可能性もあるだろう。』
ヤマトは、精神支配魔法を行使する。
ザーグライドは必死にその魔法に抵抗する。
さらに強く魔力を込めた所で精神支配が成功した。
尋問を開始する前に、王都へ姿なき暗殺者を捕えたという報を早馬で知らせる。
数日後、王都より宰相とその部下がやって来た。
「アマツ公爵よ、よくぞ事件を解決してくれた恩に着るぞ。」
宰相がヤマトに礼を述べる。
「いえ、俺の領地に入って来たのが運の尽きだったのでしょう。俺には、頼もしい味方がいますからね。で、尋問は俺の方で行ってよろしいですか?」
「うむ。儂らは、その立ち合いのために来たのじゃ。」
「ありがとうございます。自殺防止のために強く精神支配魔法をかけてありますが、問題ないと思われるので早速尋問を開始いたします。」
ヤマトたちは、牢屋へ行きザーグライドの尋問を開始する。
「お前の名前は?」
「ザーグライド」
「一連の事件は、お前の仕業で間違いないな?」
「そうだ、あるお方の命を受けてこの国を混乱に陥れるためにやった。」
「お前に命令を出したのが誰だ?」
「コジロウという者だ。」
「コジロウと言うのがお前の主か?」
「違う。我が主は・・・」
その返答をしようとした所で、禍々しき気配と共に声が響いてくる。
「妾の名前を言おうとしたな。死ぬがよい!」
その瞬間にザーグライドは、口から血を吹き命の灯を消す事になった。
さらに声が
「今回は、挨拶代わりじゃ。憎き神の使徒であろうお前を亡ぼすため、次なる手を考えるとしよう。」
それだけを言って、声の主の気配が消えた。
「黒幕はわからず仕舞いか・・・」
ヤマトは、残念そうにつぶやくのだった。
暗殺者ザーグライドを捕まえ、黒幕まであと一歩と言うところで・・・ お約束っぽい展開になってしまってますが、ご勘弁を。誤字脱字等があれば、報告お願いします。




