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テイマー転生  作者: 結城凛
第2章 領地運営 そして・・・
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代官の仕事 -レーリウスの場合-

代官レーリウスの話です。これで、代官たちのお話はひとまずおしまいです。

私は、貧乏貴族の三男坊に生まれた。


今年で、22歳になり実家の貴族ではお荷物として扱われていた。


長男、次男は要領がよかったのもあり騎士団へと入隊していた。



そして、私はというと武の才がまったくなかった。


ずっと本を読みふける少年時代を過ごしていて、親からも呆れられていた。



今回、アマツ公爵領で広く人材を募集している事を小耳に挟み応募した。


親には、手切れ金といった意味合いもある旅費を工面してもらい城塞都市へと希望を持ちやって来た。



しかし、思ってた以上にライバルがいた人数は100人を超える・・・


私には、今まで培ってきた知識がある。それは、誰にも負けないはずだ。自分を奮い立たせる。



面接の結果は、思ってた以上の結果であった。



旧マズクズ領ヘマタイトの代官に抜擢され、爵位を叙爵しレーリウス・フォン・ヘマタイト子爵となった。


補佐官には、ベティという19歳の女性とリュートという36歳の男性がつけられた。



ヘマタイトの街に着任し、数日が過ぎた頃


私の代官就任を聞きつけた両親そして兄の二人と妹がやって来た。



両親は、父の爵位を超えた私に金の無心を兄二人は有能な俺たちを騎士団の団長と副団長にしろと言ってきた。


妹は必死にそれを止めていたらしいが、聞き入れてもらえずここまでやって来てしまったらしい。



その日は、家族に宿の手配をしてやり(もちろんお金は私持ち)その日は館を立ち去らせた。


そこで、補佐官の二人に相談。


私としては、家族とは言えど能力が低いものを雇うつもりはない。


ベティが兄二人の剣の実力を見るという。



翌日、家族全員を館に呼び面接を行う事にした。(お断りするため)


まずは、両親二人を部屋に呼び話を始める。



両親には城塞都市への路銀と育てて貰った恩があるので、私の懐より5ゴールド貨を渡す事にし、これ以上の援助はしないと約束させた。


補佐官の二人には甘いと言われたが・・・



次に妹を部屋に呼び、再会を喜んだ。


自分の仕事が落ち着いたら、ここに呼び働いてもらって婿を領主さまに紹介してもらおうと思っていた。


妹の名前はローラと言い、一緒に住んでいたころは教会設立の孤児院を手伝っていた。


この街でも孤児院を作り、軌道に乗せた所で妹を働かせようと思っていたのだった。


若干、公私混同がないとは言わないが妹は心根の綺麗な子で適任に思えた。


補佐官二人に妹に孤児院設立のための手伝いをさせるのに雇う事を伝え、補佐官二人も納得した。



最後は、兄二人である。


兄たちは、自分たちが弟の私より有能アピールがすごかった。


それを聞いていた補佐官はうんざりした表情をみせ、実力を見るという事になった。


相手は、ベティが担当する。


兄二人は女性が相手かと鼻で笑って、楽勝だなと言っていた。



結果は、惨敗。



私は、その結果を受け兄二人に不採用を伝える。


兄たちは、いい騎士団にスカウトされ騎士団長と副団長になれるからと元いた騎士団を辞めてきたという。


そんな事は知った事ではない。


実力が足りない者を騎士団に入れることは出来ない。


女相手だったので、手を抜いただの言い訳を並べる。


言い訳があまりにも見苦しいので退出を命じ、故郷へと帰っていただく旨を伝えた。


それでも、何やらいろいろ叫んでいたようであったが無視を決め込んだ。


宿の手配も昨日しかしてないので、今日以降は知りません。



両親に兄二人は連れられ、故郷へ帰っていった。



身内の恥を補佐官に晒してしまったが、私の裁定に対し納得をしているようだった。



まだまだ着任したばかり、やらなきゃいけない事が山積みである。


補佐官の力を借りて頑張っていこう。

レーリウスの家族が思ったより、無能だった。妹だけ残し、みんな故郷へ帰してしまいました。誤字脱字等があれば、報告お願いします。

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