領地視察
爵位と領地を手に入れたヤマトは、領地運営のための準備を開始。
宴のあった翌日、王によりゴーイン侯爵家・キットカス伯爵家・マズクズ子爵家の爵位はく奪が通達され新しく公爵となったアマツ家がその領地を引き継ぐ事が通達された。
旧ゴーイン侯爵領の街ベリル、旧キットカス伯爵領の街ビスタス、旧マズクズ子爵領の街ヘマタイトには、早馬で知らせがいっており領主の館に住んでいた侯爵たちの家族は数日中に退去するよう命じられた。
爵位を手に入れ、領地を得る事になりヤマトは視察を考えた。
まずは、状況を確認する事にしよう。
王女から聞いた話によると手に入れた領地は、王都の北に広がるまだまだ未開の土地でクーク山と鉱石ダンジョンがあり宝石が取れるダンジョンもある。
それに合わせ、三馬鹿貴族の所領も領地として与えられヤマトは王国の一角としての地位を確立するのだった。
そして、やらなければならない事として
北の未開の領地に都市を作り、領民を集める。
三馬鹿貴族が治めていた街の運営を任せる人材の確保。
アイキナイトの屋敷に住んでいる人たちの生活の安定化。
自領としての名産品の開発及び観光資源の作成。
王都の屋敷の確保。
等々
問題が山積みである・・・
王都の屋敷について、マリアに相談をする。
「領地に自分の館以外に王都にも屋敷が必要だよな?」
「ええ。王の招集があった場合や王城のでの仕事をする場合、数日は王都へと留まらなければならないので必要になりますね。」
「そうか。どうやって王都の屋敷を手に入れるかなぁ・・・」
「それであれば、父に相談しましょう。」
マリアに連れられ、王の元へ行き相談していた事を話す。
「そうじゃな。貴族街にある屋敷の一つをヤマトにやろう。娘との結婚祝いじゃ。ありがたく受け取るがよい。」
なんて感じで、簡単に王都の屋敷を手に入れちゃいました。
あとで、その屋敷を確認してみると20LDKの滅茶苦茶広い屋敷であった。
冒険者ギルドにいるノエルの元へと向かい、アイシャたちの宿の確認をして今後の相談をする予定にした。
そして、集まる場所を王から下賜された屋敷とした。
ノエルの仕事が終わるのに合わせ、屋敷へ全員が集まる。
メンバーは、ヤマト、マリア、ノエル、アイシャ、レミーア、シュリの5人。
みんなが揃った事を確認しヤマトが
「みんな集まってくれてありがとう。マリア以外に伝えることがあって、みんなを呼んだ。この度、俺は爵位を貰い貴族となった。そして、隣にいるマリアと婚約した。」
用件を簡潔に伝える。
「え?ヤマトさんが貴族?結婚?」とノエル。
「ご主人様が貴族になったって?私たちは、どうなるの?」とアイシャたち。
アイシャたちは、不安そうにヤマトを見る。
「アイシャたちがよければ、これからも傍にいて欲しい。俺が貴族になったって中身はまったく変わってない。」
「マリア、ノエルにも俺にこれからもこの国(世界)の常識を教えて欲しい。」
ヤマトは、そうみんなに伝えた。
「明後日から、俺の領地の視察をしたいのでマリア、アイシャ、レミーア、シュリには付いて来て欲しい。ノエルとの約束がすぐには守れないが、もう少しだけ時間をくれ。」
ヤマトは、王都で冒険者ギルドを作るか乗っ取る予定をすぐには達成できない事をノエルに詫びた。
領地視察の予定は組むことが出来た。
そして、ヤマトは思いだす。
『商売の方の在庫も補充して、オーダーメイドされたものも明日中に届けないと・・・商人は、信用が大事だしな。」
翌日、ミカワに偽装しミカワ魔法の鞄商会を訪れ在庫を補充。
今回は、一月分くらいの在庫を用意した。
で、注文票を確認しオーダーメイド商品を作成し配送に回るのだった。
ヤマトが爵位を得たことで、不安になるアイシャたち。姫との婚約も聞き、少し落ち込んでしまいます。でも、まだ必要とされていることがわかり安心したようです。誤字脱字等があれば、報告願います。PV
2万超えました。ありがとうございます。




