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テイマー転生  作者: 結城凛
第1章 異世界転生
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ヤマト叙爵す 後編

前編に続く後半です。前編を読んでない方は、そちらを先にどうぞ。

ヤマトは来賓室に戻り、ヨミとエアルに相談し三馬鹿貴族をまず拘束する事にする。


凡その場所は、王より聞いたので索敵魔法を広範囲で展開。


三馬鹿貴族の居場所を特定。



MAP転移を使用し、ゴーイン侯爵、キットカス伯爵、マズクズ子爵を拘束する。


拘束方法は、ヨミの大恐慌を用い動けなくなったところで縛り上げ、猿轡を噛ませた。



転移魔法を用いた為に、公爵たちの護衛にも気づかれず秘密裏に行われた。



『こいつらは、もう表舞台から消えて貰っても構わないよな。いろいろな不正や犯罪行為もしてたみたいだし、簡単に殺すのはダメだよな~。』



で、思いついたのが鉱石ダンジョンの最下層での労役。



ゴーレムに採掘させていた鉱石を回収し、最下層に到着。



貴族たちの来ている服を脱がせ、囚人服ズボンはないと鶴嘴を近くに置く。


侯爵・伯爵・子爵の両足を鎖でつないだ上、三人の足を1mくらいの鎖でさらに拘束。



ヤマトは三馬鹿貴族を蹴飛ばし、声を掛ける。



「三馬鹿貴族の皆さんには、今日からずっと鉱石掘りをしてもらいます。逃げたいなら逃げても構いませんが外は強力なゴーレムがうろついています。」



「貴様!儂を誰だと思っておる?ゴーイン侯爵だぞ。このような事をして国が黙っている訳がなかろう。」



そうだそうだと伯爵と子爵が同調する。



「国王より、お前たちの処分は任されてるよ。どういう風にするかは教えてないけどね。」


「この袋には、ひと月分の食料が入れてある。今度、俺が顔出すのは食料がなくなるぐらいだよ。食べ過ぎて、来る前に食料がなくなっても俺は知らない。」



そう告げるとヤマトは、転移して来賓室に帰るのだった。



ヤマトが陰で活動を始めたとき、会議は再開された。



「皆の者もそろそろ頭が冷える頃であろうから、会議を再開するとしよう。」



王が宣言する。


それい続いて、王女が



「先ほど、ヤマトさまが伯爵のご子息様との模擬戦を了承なされました。ヤマトさまが実力をお示しになってくださるとの事です。」



王女が庶民であるヤマトに敬称を付け、敬った言い方をしている事にまた伯爵が



「庶民に対して、敬称なぞ不要ですぞ。しかも、ヤマトが自分より上のような物言い王女としてどうなのでしょうか。」



自分の息子を見下されているようで面白くないといった表情をしながら言い放つ。



「わたしは、ヤマトさまに命を救われております。あの方がいらっしゃなければ、この場にいてこのような議論に参加することはありませんでした。」



王女は言う。



「騎士団だけでなく、我が息子も連れて行けばワイバーンなぞ敵ではなかったのに・・・軽率な行動を取られたばかりに・・・」



なおも伯爵は食い下がってくる。



「もうよい。明日、叙勲式と歓迎の宴の前に模擬戦を行う。そして、ヤマトの実力を見極めよ。以上じゃ。」



王がそう宣言し、混迷していた会議は終了となった。




『明日の模擬戦に向けて、装備を用意しないとな・・・ 自分の装備なんか持ってなかったしな(笑)』



武器と防具作成のスキルは持っているが、作る場所を用意してない。


お決まりの創造魔法で武器作成と防具作成のスキルをイメージで作成できる魔法に変換する。



オリハルコン製とヒヒイロカネ製の刀をまず作成。


そして、ミスリル製で黒く光る鎧を作成。



オリハルコンの刀には魔力を通すと絶氷魔法の範囲凍結が発動するように魔法を付与し、ヒヒイロカネの刀には豪炎魔法のヴォルケーノ(超高温の火球が放たれる)を付与した。


ミスリルの鎧には創造魔法により絶対魔法防御魔法を付与した。(魔力を通している間、魔法が起動)



両手で刀を装備し、数度振り回していると二刀流のスキルまで獲得出来てしまった。



『そういえば、スキル大全に書いてあったな。記憶はしているが使用していなかったので取得出来てなかったのか。』



準備も出来たので、翌日の模擬戦に向けて休むことにする。




朝食を取り、模擬戦の時間までゆったりとした時間をヨミとエアルと過ごす。



模擬戦の時間がやってきて、城の衛兵がヤマトを呼びに来る。



「ヤマト様、お時間でございます。練習場までご案内いたします。」



衛兵に連れられ練習場へ



そこには、背の高い爽やかな青年といった風の男が待っていた。



「待ちくたびれたぞ、庶民よ。我こそマリア姫に相応しい男だ。いざ、尋常に勝負せよ。」



伯爵の息子がヤマトに声を掛けてきた。



「待たせてすみません。あまり早くついても、すぐ終わってしまうとつまらないでしょう?」



軽く、ヤマトは挑発する。



立会人の騎士団長が模擬戦の説明をする。



武器に関しては、真剣を使用する。ただし、寸止めする事。


魔法の使用も可。相手を殺傷するような魔法は禁止。


相手が降参するかもしくは審判である騎士団長が止めるまで模擬戦を継続。



大まかなとこは、こんなところだった。


騎士団長の開始の合図とともに模擬戦は始まった。



ヤマトは、両手に剣を装備し相手の攻撃を受け流す。


ただ、攻撃を回避し相手の疲労を誘う。



しびれを切らした相手が炎魔法を撃ってきた。


ヤマトは、鎧に魔力を通し絶対魔法防御を展開。


魔法は、ヤマトに当たる前に消滅。


相手は、土魔法も交えて連射してくる。


しかし、攻撃はすべて消滅。



「まだ続けます?」



ヤマトは、相手に言う。



「我に攻撃も当てる事もせずに勝ったつもりか?お前こそ早く降参したらどうだ?」



相手は言う。



『おいおい、ブーメラン発言だろう。』



ヤマトはそう思いつつ、



「仕方ないので、そろそろ勝負をつけましょうか・・・」



攻撃に転ずるヤマト。


相手は、そのスピードについてこれない。


武器を叩き落しけり倒し、相手の首元に刀を突き付ける。



「これで勝負ありですね。」


「ウググ…」



騎士団長がヤマトの勝利を告げた。


肩を落とし、伯爵の息子は立ち去って行った。



「では、叙勲を行うので謁見の間に移動を。」



宰相に促され、謁見の間で王のもとに膝まづく。



「ヤマトよ、その方を侯爵に叙爵する。また、王都の北の地域を領地として与える。」


「はい、ありがたく拝命いたします。」


「家名はなんと名乗る?」



『え・・・家名だって考えてないぞ。白峰じゃおかしいしなぁ。どうするか・・・』



「それでは、アマツと名乗らせていただきます。」



ヤマトは答えた。



「うむ。では、ヤマト・フォン・アマツ侯爵に命ずる。ゴーイン侯爵たちが不穏な動きを見せておる。それを平定してまいれ。」


「その件でしたら、侯爵たちは私が当主を捕まえ鉱石ダンジョンで採掘をさせております。」



シュタイム王も昨日話したばかりなのに、1日も立たずに処理してしまっていた事に苦笑いを浮かべる。



「そうであるか。大儀であった。その功績を評価し、公爵に陞爵する。褒章として侯爵たちが治めていた地域も領地とする。」


「ありがとうございます。一層の努力をさせていただきます。」



予定調和の会話を続けている。


「アマツ公爵よ。我が娘マリアを婚約者として認める。異論はないか?」


「ございません、有りがたき幸せです。必ずや、姫を幸せに致します。」


「うむ。では、ヤマトの歓迎の宴及び婚約発表の宴を開始する。」



ヤマトはマリア姫をエスコートし、宴の会場へと向かうのだった。


ヤマトが姫と婚約しちゃいましたね。彼を取り巻く女性たちは、どうするんでしょう。ハーレム路線がきっといいよね?誤字脱字等があれば、報告願います。

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