ヤマト屋敷へと戻る
ヤマトは店も開店したので一度アイキナイトの屋敷に戻る事にした。マリア姫も屋敷で待たないと行けないので急いで戻ることに。
ミカワは店の在庫を数日分用意し、数日屋敷に戻る事にする。
その話をミクハたちに連絡し、光の精霊王のシャインを呼び出し何かあった場合の対処をお願いする。
シャインは
「ああ、いいよ。どうせ僕も暇だしね。王都を散歩してみたいしね。任せておいて。」
「じゃ、これで好きな物でも買ったり食べてくれ。」
ミカワは、お金の入った袋を渡す。
「在庫のマジックバッグがなくなったら、しばらく閉店してても構わないからね。」
そう伝えると、ミカワはヨミを伴ってアイキナイトへ向かう事にする。
屋敷に帰る前に王都で少しだけ情報収集すると
宿屋の主人とギルドマスター地下牢に入れられ、宰相が3人の貴族を呼び説明を受けていることがわかった。
それに合わせ、昨日の昼過ぎにマリア姫が馬車に乗りアイキナイトに向かったという話も聞けた。
『普通に屋敷に戻ると、姫が先に屋敷に着いちゃうな。やっぱり、転移を使って帰るか。その前に冒険者ギルドに寄ってみよう。』
ミカワのまま、冒険者ギルドを訪れ受付のノエルに
「ヤマトさんって、冒険者ここにまだいるのかい?」
惚けて聞いてみる。
「ヤマトさんは、このギルドと縁を切られました。」
「そうですか。なんかここお通夜みたいに静かな感じですね。」
「ええ。ギルドマスターが現在捕まって、地下牢に入ったため業務が滞っておりますね。」
「その話を聞きつけ、冒険者たちも王都を離れようとしてるみたいですし・・・」
「それは、大変ですね。」
「ここだけの話ですが、ヤマトさんに会いたくありませんか?」
「え?会えるのですか?出来れば、前のお話も聞きたいのでお会いしたいです。」
話に食いついてくるノエル。
「ノエルさん、休暇は取れるでしょうか?」
「ん?どうしてですか?」
「ヤマトさんの屋敷に行ってみませんか?たぶん、そこに彼はいますよ。」
それを聞いたノエルは奥に行き、副マスターに強引に休暇を認めさせ
「今から10日休暇を頂きました。連れて行ってください。」
その勢いにミカワはびっくりしつつも
「では、1週間ほどで戻る予定でいますので準備してついて来てください。僕たちは、王都の外でお待ちしてます。」
「わかりました。すぐ、準備して向かいますね。」
ノエルは、ギルドを飛び出して行った。
『やれやれ…ノエルさん簡単に騙されちゃいそうで怖いな・・・』
ミカワならぬヤマトは、頭を抱えるのだった。
しばらく待っていると大荷物を抱えたノエルがやってきた。
「馬車はどこにあるのですか?」
そう尋ねた。
「馬車はありませんよ。とりあえず、荷物は預かりますね。」
ミカワは、自分のマジックバッグに収納してしまう。
「それじゃ、付いて来てください。」
ミカワは、ヨミとノエルを連れ王都からかなり離れたところまでやってきた所で
「僕が魔法を使いますので目を瞑っていて貰えますか?」
ノエルが目を瞑ったところでミカワは小声で「転移」と唱えた。
「もう目を開けていいよ。」
ノエルが目を開けると先ほどとは違う景色が広がっていた。
「それじゃ、アイキナイトの街に行くから付いて来てね。」
それだけ言うと、ミカワは街の入口に向かっていくのだった。
入口で衛兵が
「身分証を確認する。」
ミカワは商人としての登録証、ノエルはギルド職員の証明書見せた。
ヨミは、身分証を持っていなかった。
そこでミカワが
「この者は、僕の従者です。身分証の発行を忘れておりました。中で登録させますので、お願いいたします。責任は僕が取りますので。」
衛兵に入場料を払い通過。
そのまま、屋敷へと向かう。
門には、グランツとジーグが立っていた。
「ただいま。」
ミカワは二人に声をかける。
「何者だ?俺たちはお前を知らないぞ。」
「ああ、ごめんな。俺はヤマトだ。」
偽装魔法を解き、ヤマトに戻る。
それを見た門番の二人とノエルが驚いている。
「ノエルさん、とりあえず屋敷の中に入りましょう。」
ヤマトは、ヨミとノエルを連れ屋敷に戻る。
屋敷に入ると
「おかえりなさいませ。ご主人様」
「ただいま、セバス こちらは、俺の客でノエルさんだ。で、こっちがエアルの知り合いのヨミね。」
セバスに説明する。
ノエルの荷物を出して、セバスに
「2階に空いてる部屋があったよね。滞在中は、そこに泊まってもらうから、案内してあげて。」
「ノエルさんも一休みしてから、質問聞くので部屋でくつろいでいてください。」
混乱しているノエルを放置し、そう言ってヨミを連れて自室に入っていった。
ノエルのまでいろいろ魔法を使っちゃいました。説明しなきゃいけない流れだよね。テイマーと関係なスキルばかり使っているけど、そのうちテイマースキルを使ってあるものを作る予定でいます。




