ヤマト失踪
宿屋でやりとりです。精霊女王のヨミと動くことを決めたヤマトです。
ヤマトは精霊王と契約後、精霊王たちを連れ店に転移する。
「みんなは、今後どうしたらいいんだろうか。エアルは俺の屋敷に住んでもらっているが・・・みんなの住居も用意したほうがいんだろうか?」
「妾たちは、基本精霊界に住んで居る。ヤマトの呼び出しがあれば、はせ参じるという形でも構わないのだが。」
「あたしは、ヤマトと一緒にいたいな。いいでしょ?」
フレイヤとヨミが意見をだす。
結局、エアルはそのまま屋敷に住みヨミはヤマトと一緒に行動することになり
残る精霊王は、精霊界に戻り必要に応じ呼び出されることとなった。
まだ、詳しく店の間取りを確認してない事を思い出しヤマトは店を確認した。
店の間取りは、入口から入ると販売スペースが6m×20mくらい入口の正面にカウンターがありその横に奥に続く扉がある。
扉を開けると右側に2階に上がる階段があり、通路に沿って3部屋部屋があった。
扉を開けてすぐにあるのが応接室その左側が倉庫になっており、右側の部屋が執務室のようだ。
応接室と執務室は部屋同士が扉でつながっている。
部屋の広さは、応接室と執務室が6㎡くらいで倉庫は6m×10mになっている。
2階に上がると中央に通路があり、通路の向かって右側に3部屋、左側に1部屋あった。
左側の部屋は倉庫として使用できるようだ。
右側の一番奥の部屋が寝室で一番手前がキッチン、中央がリビングスペースになっていた。
店の確認も終わり、ヤマトとヨミは宿に戻ることにしエアルはヨミがついていると言う事でアイキナイトの屋敷に戻っていった。
夕方近くに宿へ戻ると主人が
「あんたに王城から呼び出しがかかってる。とっと行ってくれないかね?行ってくれないとうちまで処分されちまうよ。」
「ふーん。今日は疲れたから明日にします。あと、もう一部屋用意して貰えないですかね?」
「あんたにこれ以上貸す部屋はないよ。王城に無理しても今から連れていくよ。処分はごめんだからね。」
「それなら、部屋を引き払いますので今までありがとうございました。」
ヤマトは、主人に伝え出ていこうとうする。
「待ちなよ。何処に行くつもりだい?無理やりにでも王城へ連れていくよ。あんたら、手を貸してくれ。」
宿の主人は、宿に泊まっている冒険者たちに声をかけておりヤマトを捕まえようとした。
「あんたもその貴族さまやギルマスと一緒かい。覚えておくよ。ヨミ、行くよ。」
「うん。」
ヤマトは、全く気にした様子もなく出ていこうとする。
「あんたがどうなろうと知ったことじゃない。俺は、しばらく王都を離れるよ。邪魔するなら、実力行使もするよ。」
うんざりした表情でヤマトは言う。
「俺たちを前にして、テイマーごときが大きな口を叩くもんだな。」
宿に泊まっている冒険者が威圧してくる。
「もう面倒だな。ヨミ、ちょっとこいつらの動きを止めてくれるかい?」
「うん。ヤマトの邪魔する奴は許さない。精神魔法 大恐慌!」
ヨミが魔法を発動した瞬間、宿屋全体に恐ろしい恐怖が襲う。
失禁している冒険者や頭を抱えうずくまる者、精神錯乱をするものまでいた。
宿屋の主人は気絶していた。
「それじゃ、行こうか。ヨミ」
涼しい顔でヨミに声をかけ、ヤマトたちは宿屋を後にした。
「さて、王都を離れるとは言ったもののまだ目的を果たしてないな。とりあえず、買った店に行こう。」
店に戻り、ヤマトは偽装を魔法使いミカワとなる。
「明日からは、しばらくこの姿でいることにするよ。ヨミはそのまま付いて来てくれていいよ。」
「うん。何かあれば、ヤマトを守るからね。」
「ん。ありがとうね。ちなみにこの姿の時は、ミカワって名乗ってるから頼むよ。」
ヤマトとヨミは2階に上がり、寝室で寝ることするが・・・
『困ったぞ・・・ベッドが一つしかない・・・どうしようか・・・』
「あのぉ。ヨミさんベッドが一つしかないんですが・・・いかがいたしましょう?」
「ん?一緒に寝ればいいよ。ヤマトは、私に何かするつもりなの?」
「そんなつもりはありませんが、間違いがあると困るというか・・・」
妙なところで丁寧になるヤマトだっただが、睡魔には勝てず同衾する事となった。
冒険者の宿の主人の対応に腹を立てるヤマト。この決断がどういう事を招いていくんだろうか。誤字脱字等いろいろな意見をお待ちしております。




