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テイマー転生  作者: 結城凛
第1章 異世界転生
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報復の萌芽

冒険者ギルドと貴族に対しての嫌がらせの計画を練るヤマト。売られた喧嘩は買う主義であった。

ヤマトは、まず宿屋に戻り冒険者ギルドを立ち上げる計画を練る。



『まずは、資金を集めるためにマジックバッグを量産し考えていた金庫を作成しよう。商売始めるのに、商業ギルドに行ってみるか。』



『土地や建物も必要になってくるから、手持ちの金をまずは惜しまず使って手に入れることから始めるか。』



様々な考えがヤマトの中を駆け巡る。


しかし、その根底には『あのくそ貴族どもと冒険者ギルドーのマスターを叩き潰す!』って目標があった。




とりあえず、お腹も空いてきたので宿屋で食事をとろうとすると



「あんた、貴族さまとヨシュアに喧嘩売ったそうだね。早く出て行って欲しいんだが・・・ 料金は先払いの分もあるからそこまではいていいが食事は別のところでとってくれ。」



宿屋の主人がヤマトに伝える。



『あいつらぁ・・・ ここまでもう手をまわしやがってるのか。完全にぶっ潰す!』



クラッハを睨みつけ、ヤマトは宿の外へ出る。



しかし、何処へ行っても住民たちはヤマトを敬遠する。



「ここまでやってくれるのかよ。あの貴族たちとギルマスはこの世から消してやるか。」



このままじゃ、王都にいてもみ動きが取れない・・・


かと言って、今度王都を出れば中に入れる保証もない。



ヤマトは、懐の袋から非常食を取り出し口に入れた。



『これあまり美味しくないんだよな・・・』



宿は、あと数日は追い出されることはないみたいなので宿屋の部屋に戻ることにする。



そして、部屋に籠り新たな魔法を生み出そうと考えた。



『このままじゃ、王都で身動きが取れない。偽装の魔術を完成させて、情報収集しよう。』



魔法創造により、簡単に偽装の魔法を完成。


それに合わせて、貴族たちに喧嘩売るための戦力確保も考える。



『エアル、お前のほかにも上位精霊を統べる王がいるんだよな?』



『はい。私は風の精霊達を統べる王です。あとは、火・水・土・光・闇などの王がいます。』



『王たちを俺のとこに呼ぶことは可能だろうか?契約を結びたい(テイムしたい)と思うのだが?』



『では、私が精霊界に行き王たちに声かけてみますわ。我儘な精霊王ばかりなので、難癖つけられるかもしれませんけど・・・』



『すまんが、繋ぎをつけてくれ。頼んだぞエアル』



風の精霊女王に指示をだし、その日はそのまま眠ることにする。




翌朝、街が俄かに騒がしい。


耳を澄ませてみると、王女が凱旋したようだ。



「マリア王女様万歳!」


「綺麗!」


「まさに英雄のよう!」



観衆のいろいろな歓声があがっている。



『ほう、王女様が王都に戻ってきたんだな。』



宿屋の部屋から、外を眺める。



そうすると見覚えのある男が



「さすが王女様ですな。ワイバーンを討ち取ってくるなど、しかもこの数は素晴らしい。ぜひ、私の息子を婿に・・・」



ゴーイン侯爵が姫に大きな声をかける。


姫は若干引き攣った笑顔を見せながらも手を振り続ている。


王城をへ向かう道が姫様を一目みようと住民たちでごった返している。



『父に話して、すぐにヤマトを呼んで貰いましょう。』



王女は凱旋の最中、そんな事を思いながら王城へと帰還するのだった。



街の外を眺めながら、ゆっくりと過ごすヤマト。



『さて、偽装魔法を使って新しい身分と名前で商人ギルドに登録をするかな。ステータスはこんな感じにしておくか。』



名前:ミカワ


Lv:Lv34(上限82)


STR 48 

HP  218

MP  142

INT 98

WIS 98

LUK 121

AGI 71

SPD 50


スキル:交渉術、話術、鑑定


年齢 27

性別 男性



外にでて、路地裏に入り偽装魔法を使用。


さて、準備も整ったし商人ギルドへと向かう。



「すいませんが、商業登録をしたいのですが?」


「では、こちらで手続きをお願いしたします。まずは、犯罪者等でない証明のために鑑定板に手を置いてください。」



商人ギルドの受付のエストが対応する。



「犯罪歴などはないようですね。どんなものをお売りになる予定ですか?」


「マジックバッグと金庫みたいのをメインにしようと思っています。」


「マジッグバッグはわかりますが、金庫とはどのようなものですか?」


「見本作っておくんだったか・・・。」



金庫について、ヤマト改めミカワは説明する。


材質は金属で登録した人間にしか開けられない仕様の貴金属を収納する箱という説明をした。



「それは、新しいモノですね。他の商人の方とも競合しない商品みたいですので問題は少ないですね。」


「ありがとうございます。あと、商売を始めるにあたって何処かいい物件はありませんか?」



受付嬢は、貴族街に近い場所で物件を紹介してくれた。


金額は、プラチナ貨3枚。


下見をしてみると、結構立派な店構えである。



「こんな立地のよさそうな物件なのに、何故空いてたのでしょうか?」


「ここだけの話ですが・・・」



小声で例の貴族のちょっかいによって、店が潰れたという話を聞くことが出来た。



『ふむ。おもしろいな。もうこっちは、やる気になってるんだ。どんなにいやがらせしようとも大丈夫さ。』



「ここに決めますね。」



支払いを済ませ、店を手に入れるヤマトであった。


店を手に入れちゃいました。オープンまでは、まだ少し時間がかかりそうです。誤字脱字等私のミスがあればドシドシ報告してください。

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