王都の冒険者ギルド
やっと王都に到着したヤマト。王都の冒険者ギルドへ行く。
「王都まであと2日くらいの距離まで来たな。もう魔物に遭う確率はだいぶ減ったといってもいい。」
フレイムホースを手に入れてから、魔物が近寄らなくなっていたようだ。
普段であれば、もう少し戦闘がある場合があるらしい。
「可能性があるとすれば、盗賊の襲撃だが商隊ではないしその可能性は限りなく低いはずだから安心してくれ。」
ルイスは、ヤマトにそう伝えた。
「はい、皆さんのおかげで快適に王都に辿り着けそうなので助かります。」
「護衛の対象が思ったより戦えて、俺たちも楽をさせて貰ってるさ。しかも、魔物を連れてるため弱い魔物が全然寄ってこなかったしな。」
「俺も移動手段を確保出来て、ラッキーでした。皆さんの奮闘のおかげです。」
残りの日程は、何事もなく王都の入口へと到着。
「護衛ありがとうございました。これが護衛の報酬です。」
王都の門番に
「テイムしたフレイムホースを街に入れたいのですが、大丈夫でしょうか?」
「本当にその魔物は安全なんだな?街中をあまりうろつかれると困るので冒険者ギルドに預けてくれ。」
「わかりました。ありがとうございます。これが俺のギルド登録証です。」
「うむ。通れ。」
まずは、言われたとおりに王都の冒険者ギルドに向かう。
ギルドの入口でカウンターに声をかける。
「すいませーん。受付の人、外に来てもらえませんか?」
一斉に周りの人間がヤマトに注目する。
受付嬢のノエルが入口に来て
「どうされました?ギルドの登録証はお持ちですか?」
「はい。こちらが俺の証明書です。王都に来る途中でフレイムホースを4頭テイムしたので、預かってほしいのです。」
「まぁ、テイマーさんなのですね。また、珍しいものをテイムしてきましたね。裏に回っていただけますか?そこでお預かりします。」
「ありがとうございます。では、裏に向かいますね。」
フレイムホースを連れ、裏手へ
「テイムしている証明として、こちらの首輪をつけていただけますか?つける際に自分の名前を登録してください。」
「わかりました。首輪も無事つけられたので、預かってください。」
出来るだけ丁寧な口調で話してるつもりでいるヤマト。
「預り料は、1匹に付き1日5シルバー貨になります。清算は、引き取り時にお願いしますね。」
「はい。しばらく王都で調べものをしたいので、場所とかを教えて貰えますか?」
ヤマトは、ノエルに王立図書館の聞きギルドの書庫の閲覧許可をもらった。
「あと、宿泊する場所も斡旋してください。ついでに、暇なときにクエストも受けさせてもらいます。」
ノエルは、お勧めの宿を教えてくれた。
『まずは、宿の確保。そして、ギルドの書庫の閲覧。それに合わせて、王立図書館の書庫の閲覧。あとは、バック用の皮素材集めだな。忘れちゃいけないのコーメが売ってる店があるかも調べないと。』
ノエルお勧めの宿に到着し、
「今日から2週間泊まりたいんだがじょうきょうによってはもう少し長くなるかもしれないが。」
「いらっしゃい。うちは1日シルバー貨1枚、食事はついてないよ。食事は、下の食堂で1食3ブロンズ貨で食べれるよ。料金は前払いで頼む。」
ヤマトは、シルバー貨を14枚渡す。
「部屋は、そこの階段を上がって右の2番目の部屋だ。」
部屋は確保できたので、冒険者ギルドへと赴き
受付嬢のノエルの所へ
「書庫の閲覧をお願いします。」
「いらっしゃい、ヤマトさん。さっそく、いらしたのですね。上がって右側の奥が書庫になります。閲覧禁止の本もありますので、担当職員にお聞きください。」
「ありがとうございます。では、いってきます。」
ヤマトは、ギルド書庫の担当に
「魔導書の閲覧をお願いしたい。出来るだけ多く。」
「それでしたら、入って右側3番目の棚においてあります。奥の鍵のかかった部屋は閲覧禁止の本がおいてありますので、無理に侵入しようとすれば罪になります。」
「わかったよ。ありがとう。さっそく、見せて貰う事にするよ。」
言われた棚を確認するとざっと100冊くらいの魔導書が置いてある。
『速読スキル使っても、数日はかかるなぁ。ちょっと予定短すぎたかもしれない・・・』
無為に考え事をしてても仕方ないので、手前から10冊ほど抜き去ると入口そばにある閲覧テーブルでさっさと読み始める。
『ふむふむ。こういう魔法が存在するんだな。禁書も見てみたいけど・・・今は無理っぽい。』
その日から、5日かけて書庫の魔導書をすべて読み切ることが出来た。
考えてた以上に王都での滞在は時間がかかりそうな予感・・・




