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テイマー転生  作者: 結城凛
闇を司るもの
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邂逅 -アイシャ編-

アイシャ編です。

私は、元々冒険者として暮らしていました。


ある切っ掛けが原因で奴隷の身分に落とされる事になったのですが、そこから助けてくれたのがヤマト様でした。


戦闘奴隷として買われた私でしたが、そんな期間も置かないでその身分を解放される事なったのです。


奴隷を買った主人が奴隷を解放するなんて、めったにある事ではないはずなのですが一緒に買われた二人も一緒に解放されたのです。



彼は私たちを奴隷として扱った事は一度もありませんでした。


表向きの理由は自分がテイマーで戦う手段を持たないからとの事だったのですが、彼は私たちよりも強かったのです。



そして、彼はふらりといなくなっては私たちには自由にしていいと言って毎月の給金まで出す始末。


彼の考えてることが理解できないのですが、彼には不思議な魅力がありました。


確かに見た目もそこら辺の男どもよりいいし、私たちに優しくもしてくれます。


でも彼には危機感というものが欠如していて、この世界の常識という物も理解していないようです。



私たちは彼を支えて行く事で意見が一致し、彼の元を去ろうという考えは出てこなかったのでした。


たまに私たちを連れて行く事もありますが、基本彼は単独で行動してることが多いのが不満です。



王都へ一人で向かった時はとても心配でしたが、彼の言いつけを守り私たちはクエストをこなしながら待ちました。



王都へ行き戻って来た時、彼は一人の女性を連れて戻って来たのです。


彼女の名前は、ノエルさんで王都のギルドの受付嬢との事でした。



そして彼は、もうすぐ王城から彼を招待する客が来ると思うけど、もしかすると不敬罪とかで連れて行かれるかもしれないから守ってくれと笑いながら言うのです。


彼は、王都で一体何をしたのでしょうか・・・


私は不安に思い、王都から来るという客を警戒します。



そこにやって来たのは、ローゼライト国の王女であるマリアさまでした。


王女さまと王都へ戻る前に私たちを先に王都まで連れて行って、宿で待っているように指示され万が一の時は助けてくれと伝言を残し、戻っていかれました。


結局不敬罪等の罪に問われたわけではなく、彼は叙爵し公爵にまでなって帰って来た上にマリア姫とも婚約したとの報告がありました。



私はショックを受けたのですが、マリア様は私たちと話し合う機会を持ち私の気持ちを確認してくれたのです。


私も彼と結婚したいという希望を伝えました。


元奴隷が身の程知らずめと言われてもおかしくなかったのですが、マリアさまは私たちを受け入れてくれて一緒に彼を支えていきましょうと声をかけてくださった上、彼の妻になるのだから対等の関係になりましょうとまで仰っていただけました。



彼の妻になれると聞いて私は喜びました。


対外的にはマリア様が本妻という事にしたのですが、彼の妻としては差をつけることもなかったのです。



叙爵し領地を得た彼に様々な困難が降りかかる事となりますが、彼はそれを跳ね除け王国の王にまでなっていったのです。


彼との間には、男の子が産まれ名前をギュスターブと名付けました。


息子は二人の血をひき、剣技の才能に光るものを持っていました。


息子は成長しメガライト王国の第1師団の師団長にまで昇りつめる事になり、国の防衛に目を光らせ魔物討伐など功績をあげていく事になります。



息子が成人し、彼がこの地上を去る時に私は着いて行く事を決心しました。


そして、彼は私に人の勇気を司る神の役目を与え天界へと連れていくのでした。



これからも彼の傍にいられる幸せを噛みしめ、暮らしていこうと思っています。

日にちが空くと思いますが、少しづつ書いていきます。ここまで読んでいただきありがとうございます。誤字脱字等があれば、報告お願いします。

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