最高神レグランド
アヴルドゥムとの戦いが始まった所に救援に現れたのは最高神だった。
苦戦を強いられているヤマトの元に現れた援軍それは最高神レグランドであった。
彼は地上界に干渉する事を極力避けようと考えてたいた。
ヤマトとアヴルドゥムが共倒れになる状態であれば、地上に降臨するつもりはなかったのである。
だが、状況はアヴルドゥムが有利であった為介入する苦渋の決断をする事となる。
「懐かしいの、アヴルドゥムよ。数千年ぶりじゃなぁ。この後は、儂が相手をしてやるのじゃ。ヤマトは邪魔じゃ。」
レグランドはアヴルドゥムとの直接対決を決め、アヴルドゥムに先制の一撃を食らわせる。
ヤマトに当たらぬように放たれた一撃は見事にヒットし、アヴルドゥムは膝をつかされることになった。
ヤマトはその場を離れ、自分に回復術をかけ傷の回復に努めながら戦いの行く末を見守る事にする。
最高神VS破壊神の戦いの火ぶたが切って落とされる。
「レグランド、不意打ちとはやってくれるな。しかし、俺はこんなもんじゃやられんぞ。」
破壊神は全力の魔法をレグランドに向け放ち、それと同じくして最高神も全力で魔法を放つ事なる。
両者の中間で魔力の奔流がぶつかり合い、魔法は対消滅した。
「やはり、力は衰えておらぬのか。」
破壊神が格闘戦を挑み、お互いが攻撃を防ぎつつ攻撃が当たる事はなかった。
しばらくの間、接近戦と魔法戦を交互に繰り返しているがまったく互角のように見える。
固唾を飲みヤマトは戦闘を見続けている。
時間が経つにつれ、均衡が崩れ始めるのを感じることになる。
破壊神の攻撃が少しづつではあるが、的確に最高神を捕えそうになり始めているのだった。
「レグランドよ、老いたな。以前のお前であればまだまだ余力は残していたのだろうが、俺の方が今では完全に上になっているようだな。」
アヴルドゥムはそう言うと攻撃の手を強め、レグランドは回避できずに攻撃を食らいだしたのだった。
全力同士でぶつかり合ってた思っていたものが、破壊神はかなりの余力を残し相対していたのだ。
「ふむ。天と海の神を吸収し、儂を越えていたようじゃな。手加減されていたのも気づかなぬとは、儂も老いたな。」
レグランドは残る力を振り絞りアヴルドゥムへと攻撃を仕掛けるが、防がれてしまう。
このままでは、最高神がやられてしまうと感じたヤマトは命を懸けた最高の攻撃を仕掛けようと全力の力を凝縮しようとし始める。
それを見逃す破壊神ではなく、ヤマトに対し魔法を放つ。
最高神はヤマトをかばうために魔法の射線上に入り、まともに食らう結果となる。
「ヤマトよ、お前ではまだ暗黒神に勝つ事は出来ぬじゃろう。大人しく見ておられぬのか?」
「出来ません。このままでは、あんたがやられるの待つだけだろう。」
ヤマトは助けられた事を悔しく思いながらも、自分の実力がまだ足りていないことに対し歯噛みする。
「レグランドさま、俺に力を貸して貰えますか?これでダメなら何やっても無理だろうなんだけど。」
「うむ。お主の考えている事がわかったぞ。よかろう、儂の力を持っていくがよい。」
ヤマトはテイムのコピー能力を使用しレグランドの力を自分に加える。
その瞬間、ヤマトは身体に激しい激痛が走り余りにも大きな力の奔流に忍耐を仕入られる事になる。
「では、儂が後は儂が時間をどれだけ稼げるかわからぬが足止めくらいはしてやろうぞ。」
最高神は、破壊神に戦闘継続のために全力を力を越えた力を振り絞り無理やり均衡を取る状態に戻すことに成功するが長時間は無理であろう。
ヤマトは最高神の力を自分の身体にならすために必死に精神力で抑え込み自分のものとしようとするが、激しい痛みと精神的苦痛が苦しめる。
ヤマトに目がいかないように破壊神を釘付けにし、ヤマトの最終進化を待つレグランド。
徐々に力が抜けていくのを感じながらも精神力を持って押しとどめている。
破壊神は最高神の最後の悪あがきとも言える攻撃に手をこまねいているが、限界が近い事にも気づいている。
焦って隙を作ってダメージを食らう事を避け、時間をかけ力を奪っていく。
レグランドがアヴルドゥムからの攻撃をまともに食らい、片膝をつき力尽きようとしたその時。
「かみさん、待たせてすまん。あとは、俺が全部片づけるからゆっくり休んでくれ。」
ヤマトはレグランドに言い、アヴルドゥムとの第2幕を開始するのだった。
最高神さえ超えた力を持つ破壊神が優勢になった時、ヤマトは最高神の力さえもコピーしその力を行使する身体と精神を作るための時間を要す。レグランドが倒されそうになった時再びヤマトが破壊神の前に立ちはだかる。誤字脱字等があれば、報告お願いします。




